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テレビ・ラジオの局と番組のスレッド
356
:
とはずがたり
:2015/01/07(水) 17:40:28
>>355-356
日本の発想がそのまま使えない理由
しかし、である。
NHKが提示してきた締め切りまであと1週間しかないのである。アンコールワットにプノンペンから行くと、車で7時間はかかるのだ。飛行機で行けばいいと思うだろうが、当然のことながらカンボジア国営テレビ局にそんな予算はない。
日帰りでは戻って来られないから、そのロケだけで2日もかかってしまう。アンコールワットの撮影許可だってこれから取るとなると数日かかる。時間と予算の関係で、アンコールワット案はお断りした。
1週間という時間の中で編集をするとなると、プノンペン市内で撮影する以外に手はない。交通機関も発達していて、道も良く、機材も豊富な日本でなら、1週間猶予があれば、どこにでも行って、何でも撮影し、編集までできるだろう。
しかし、ここはカンボジアなのだ。何をやるにも日本の5倍から10倍の時間と労力がかかるし、必ずしもうまくいくとは限らない。
それに、彼らの両親を、彼らに知られることなく連絡を取ってインタビューするなんて絶対に無理だ。カンボジアの家族の結びつきは日本人には想像がつかないほど深い。
さらに、日本と違ってカンボジアでは目上の人、両親は「絶対」の存在で、その関係を乗り越えて第三者であるテレビ局の人間、しかも外国人が直接、先生や両親などに交渉してうまくいくとは到底思えなかった。
つまり、日本では難なくやれてしまうこうした演出も、文化や伝統が違うこの国では非常に難しい。こうしたところにも「国際共同制作」の難しさが存在するのである。
生真面目なカンボジア学生の良さを出す演出
ということで、1週間の期限の中で確実にできて、しかもカンボジアらしさが出る演出はなんだろう、と私は考えた。
確実なのは、カンボジア・デジスタのワークショップにも参加した彼らの仲間に声をかけ、友達を集めてもらい、プノンペンのどこかで応援メッセージを撮影するという方法だ。
しかし、「カンボジアらしい」というのはどうやって出せばいいのだろう?(以下略)
※本連載の内容は筆者個人の見解に基づくもので、筆者が所属するJICAの見解ではありません。
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