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民主党政権綜合スレ

977チバQ:2009/10/18(日) 09:16:30
 ◇無駄排除では手腕発揮
 長妻氏が挽回(ばんかい)策として、年金問題のほかに力を入れるのは、無駄遣いの追及だろう−−。厚労省内ではそうささやかれる。事実、長妻氏は就任早々、経費節減目標を達成した職員を評価する制度の導入を表明するなど、そうした姿勢を鮮明にしている。

 「さらなるコスト意識を。優先順位が低い業務は徹底的に見直し、高い業務も工夫すればもっと安くなる」

 8日、省内であった全国労働局長会議。長妻氏は本来触れるべき雇用対策はそこそこに、コスト削減を強く呼びかけた。

 その2日前には、省内に大臣名の文書が行き渡った。10年度予算編成を巡り、天下り先の公益法人への補助金を2割削除することを求めたものだった。「法律で補助金支給を定めています」。厚労官僚は食い下がるが、長妻氏は条文が「補助金を受け取ることができる」となっている法人には容赦しない構えだ。

 従来厚労省は大臣が就任すると、各部局ごとに懸案を1週間近くかけて説明し、大臣を「洗脳」してきた。しかし長妻氏はこれを拒否し、個別に担当者を呼び出すスタイルをとる。過去数年分の予算書をめくりながら細かい費目を挙げ「これは不要」「この支出は疑問だ」と次々指摘するという。

 さらに長妻氏は、印刷は紙の裏表▽午後8時以降のエレベーターは制限▽昼休みの消灯−−と細かい指示も出し、結局、天下り法人への補助金1013億円を含め、8月の概算要求に比べて1868億円を減らした。

 ただ、したたかな官僚は転んでもただでは起きない。厚労省官房部局の幹部は「天下り先の整理は所管の局には酷で、難しかった。だが、予算を作る立場では切りたい補助金もある。大臣の威を借り、一気にやってもいい」とささやく。

 長妻氏は早々に、後期高齢者医療制度の廃止をぶちあげた。民主党は年金制度の抜本改革もうたう。だが、現行制度を根本から変えることに関しては厚労官僚は面従腹背だ。

 「医療や年金の制度改革は、与野党協議に持ち込むよう大臣を説得しろ」

 ある厚労省OBは、現役幹部との会合でそう忠告した。政権運営を知る自民党を交えた場なら、現実的な改革に落ち着くと踏んでのことだ。省内でも与野党協議案は有力視され、「本音では民主党も求めている」との見方が出ている。

      ◇

 佐藤丈一、塙和也が担当しました。


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