したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

民主党政権綜合スレ

7060チバQ:2012/11/23(金) 00:49:42
http://mainichi.jp/area/news/20121118ddp041010010000c.html
信じたものは:検証・民主党マニフェスト/1 「在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む」
毎日新聞 2012年11月18日 西部朝刊

 <暮らしのための政治を>。そんな民主党の09年マニフェスト(政権公約)に多くの人が期待し、票を投じてから3年余り。衆院選を1カ月後に控え、あの時「信じたもの」の行く末を、現場からたどった。

 ◇県外移設断念で幻滅 嘉手納爆音訴訟副団長「沖縄無視」に怒り
 米軍の戦闘機やヘリが離着陸する度に、ごう音が青空を切り裂く。「うるさいでしょ? 朝晩も平気で飛ぶからたまらない」。米空軍嘉手納基地のある沖縄県嘉手納町の行政書士、福地義広さん(51)は、基地が見渡せる知人宅の屋上でため息をついた。

 昨年4月、夜間から早朝までの米軍機飛行差し止めなどを求める嘉手納爆音訴訟団に加わり、副団長を務める。4年前までは那覇地裁の書記官だった。沖縄支部(沖縄市)にいた94年、同訴訟の1審判決があり、判決文を原告側の弁護士に手渡した。原告には父親も名を連ねていた。判決は米軍機の騒音による精神的被害を認定し、国に賠償金の支払いを命じたが、飛行差し止め請求は棄却だった。「被害を認めながら差し止めないのはおかしい」と疑問を抱いた。

 地裁の労組委員長を務め、95年の米兵による少女暴行事件に抗議する県民大会にも参加した。在日米軍基地の74%が集中する沖縄。この事件で県民の怒りはピークに達し、自民政権は「世界で最も危険な場所にある」と言われた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設・返還で米政府と合意した。ようやく政治が動いたかと思った。

 だが、その後決まった移設先は辺野古(同県名護市)沖だった。「結局、また県内に新たな基地が造られるのか」と憤った。米軍機による事故や騒音、米兵犯罪の苦しみを押し付けられるばかりで、「基地に囲まれた不条理を強く意識するようになった」。その移設さえ遅々として進まず、自民政権が続く限り状況は変わらないと希望を失った。

 「最低でも県外移設に向けて行動を起こす」。前回衆院選直前の09年7月、沖縄市での集会で、民主代表だった鳩山由紀夫元首相が普天間について「最低でも県外」と発言したことを今も鮮明に覚えている。「度肝を抜かれましたよ。半信半疑だったが、明言するからには戦略があるはずだと思った」。“基地の島”に期待が広がり、福地さんも民主に1票を託した。沖縄の4選挙区で民主は大勝し、自民は全滅した。

 しかし、政治はまたも福地さんを幻滅させた。鳩山氏は早々に県外移設を断念し、「ある」と言った腹案もなかった。福地さんは「謝ったって駄目だ。沖縄の県外移設への思いはもう止まらない」と語気を強め、「民主は全員落選してほしい」と言い切る。かといって、自民党は「県外」を打ち出すそぶりさえ見せない。

 永田町が迷走を繰り返す間、地元の反対を押し切って米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが強行配備され、凶悪な米兵事件もなくならない。「ウチナーンチュ(沖縄の人)の我慢はもう限界を超えていますよ」。それなのに、民主や自民は沖縄を無視し、米国ばかりに目を向けているように見える。

 「政治が動かない限り基地問題は進展しないが、政治への信頼は完全になくなった。何を信じて投票すればいいのか」。マニフェストはもう信用できない。候補者個人の訴えを見極めるしかないと思っている。=つづく


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板