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民主党政権綜合スレ

664チバQ:2009/10/04(日) 11:17:06
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009100402000081.html
<スコープ>議員たった5人  『両輪』空回り
2009年10月4日 紙面から

 鳩山内閣が目指す政治主導の予算づくり。それを実現する「両輪」として期待されるのが国家戦略室と行政刷新会議だ。あの手この手と斬新なアイデアや人材登用を打ち出すが、組織の態勢はなかなか整わない。二〇一〇年度の予算編成を引っ張ることができるのか。 (古田哲也)

 菅直人国家戦略担当相は先月末、片山善博・前鳥取県知事ら有識者による検討会を戦略室に設置。検討会は一〇年度予算案の編成に導入すべき手法として(1)単年度での予算使い切り方式の見直し(2)編成過程の透明化(3)予算に見合う事業効果を事後検証する制度の創設−を菅氏に提唱した。

 予算の使い切りの見直しは、余った予算を翌年度に回し、年度末に不要な公共事業が増えることを防ぐ。予算編成過程の透明化は、インターネットなどを通じて一般公開すれば、膨大な量の事業を多数の第三者が監視できるというものだ。

 予算の事後検証制度は、各省の事業に数値目標を導入。二、三年後に達成度を公表し、効果の低い事業の立案者に対する責任も問う。いずれの提案も、予算の無駄遣いを徹底的に排除する工夫だ。菅氏は「来年度から適用できるものは、鳩山由紀夫首相の判断で各閣僚に指示を出してもらう」と意気込む。

 一方、仙谷由人行政刷新担当相は、民間シンクタンク「構想日本」の加藤秀樹代表を行政刷新会議の事務局長に抜てきした。加藤氏は税金の無駄遣い削減の第一人者で、自治体の事業を一つずつ精査する「事業仕分け」で成果を挙げてきた。仙谷氏は従来の国の事業の洗い直しに手腕を期待する。

 さらに、中央省庁が隠してきた不正行為や非公開書類に関し、官僚から告発を受け付ける「平成目安箱」も設置する方針だ。

 ただ、目玉組織の戦略室と刷新会議に、政治主導の主役となる国会議員が十分に配置されているかといえば、必ずしもそうではない。菅、仙谷両氏に、双方の副大臣を兼任する古川元久衆院議員、政務官各一人の計五人しかいないのが現実だ。

 しかも、両組織を法律に位置付け、人員を拡充する法案の提出は来年の通常国会に先送りされる見通しだ。このままでは「両輪」が期待通りの役割を果たすのは難しいとの見方が出ている。


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