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民主党政権綜合スレ

587名無しさん:2009/09/30(水) 08:44:26
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090930ddm008020033000c.html

返済猶予制度:モラトリアム法制化で迷走 副金融相「義務化は困難」
 中小企業向け融資などの返済猶予(モラトリアム)を亀井静香金融・郵政担当相が提唱したことを受け、法制化の作業が29日、金融庁で始まった。貸し渋り・貸しはがし対策のワーキングチームが同日、初会合を開催。会合後会見した責任者の大塚耕平副金融相は「(返済猶予を金融機関に)義務づけるのは難しい」と努力目標にする方針を示したが、亀井金融相が早速「オレに報告がないのに(義務づけが困難などと)言うはずがない」と否定。作業は迷走しそうな気配だ。【井出晋平、清水憲司】

 大塚副金融相は同日、連立3党が昨年末に参院提出し廃案となった「貸し渋り・貸しはがし防止法(仮称)」をもとに法案を検討し、新法案の骨格を来月5日に、概要を9日にまとめる方針を示した。

 昨年の法案は、債務返済期限の延長や、貸し付け条件の変更を「申し出があれば金融機関はできる限り応じるものとする」と努力規定にとどめている。大塚副金融相は「より実効性のあるものにしたい」と踏み込みながらも「金融機関への義務づけは難しい」と現実路線を打ち出した。

 しかし、この点を記者に問われた亀井金融相は「聞いていない」と不満をあらわにした。

 亀井氏は大臣就任以来、支払い猶予制度の法案化に意欲を示している。慎重意見を表明した藤井裕久財務相に「自分の仕事をしていればいい」などとかみつき「私が担当大臣として法案を出す」と強調した。これに対し、鳩山由紀夫首相が28日「連立合意でモラトリアムまで合意したわけではない」と発言したが、亀井氏は29日午前の閣議後会見で「首相にすべて任せると言われた」と強気の姿勢を崩さなかった。

 支払い猶予制度を警戒する銀行業界は亀井金融相の動きに「まだ政府の議論がまとまっていないのだろう。当面は推移を見守るしかない」(大手行幹部)との構えだ。一方、鳩山首相は29日夕の会見で「あまりにもむちゃだぞ、みたいな話にはならないような仕組みを作り上げてほしい」と現実的な対応を求めた。

 亀井氏は10月にも召集される臨時国会に法案を提出する構え。大塚副金融相は亀井氏から具体化作業を任されているが、策定までには波乱も起きそうだ。

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 ■返済猶予制度を巡る亀井金融担当相と周囲の発言の動き

「個々の中小零細企業が銀行と交渉するには限度がある。政治がきっちりやっていかなければならない」(16日の大臣就任会見)

「昭和初期の金融恐慌で行われた例はあるが、(今は)そういう状況ではない」(藤井裕久財務相・18日の会見)

「恐慌になってからやればいいというものではない。財務相は自分の仕事をしていればいい」(18日の各社インタビュー)

「自由主義経済の主要国で一律に長期にわたってモラトリアムが発動された例はない」(全銀協の永易克典会長・24日の会見)

「3党で(法案の)協議についてはまだ入っておりません」(平野博文官房長官・24日の会見)

「官房長官が、コメントする立場にない。私が担当大臣として方針、法案を出す」(25日の会見)

「鳩山首相が私を更迭すればいい。できっこない」(27日のテレビ番組)

「モラトリアムまで3党合意したわけではない」(鳩山由紀夫首相・官邸内で28日)

「大臣、おまかせしますから、ちゃんとやってくださいと総理が言ってこられた」(29日の会見)


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