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民主党政権綜合スレ

4667名無しさん:2010/12/05(日) 00:39:53

満身創痍の菅政権、危機打開の展望見えず
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101204-OYT1T00211.htm

 菅政権は約2か月間の臨時国会で、野党の激しい攻勢にさらされ、大きく傷つき、満身創痍(そうい)の状態に追い込まれた。


 今後、年末の2011年度予算編成や、来年の通常国会での与野党対決など、多くのハードルが待ちかまえている。政権の危機は現実味を帯びつつある。

 ◆法相補充

 菅政権に強い危機感を抱いているのは、ほかならぬ首相を支える立場の閣僚だ。

 玄葉国家戦略相(民主党政調会長)は3日、閣議後の記者会見で、「首相を中心に、どうやったらこの局面を打開することができるのか。国会が閉じたら、よくよく熟慮しなければならない」と述べた。前原外相も「通常国会にはしっかり戦略を持ってあたらないと厳しい」と語った。

 首相に近い閣僚は2日、首相周辺に「今、政局を動かすか、2、3か月後に『死に体』になって万歳(退陣)するか、どちらかだ。首相に言ってほしい」と進言し、局面の打開の必要性を訴えた。

 首相も、何の政権浮揚策もなく、このまま首相を続けるのは難しいと感じ始めているようだ。先月26日の2010年度補正予算成立後、首相は菅グループの中堅議員に電話し、「予算が成立して、初めて時間がとれるようになった。ようやく今後のことを考える時間ができたよ」と漏らした。

 ただ、首相は3日、当面の内閣改造をきっぱり否定した。「既に2011年度予算編成は始まっている。その途中で閣僚交代はできない」(政府筋)との判断だ。首相は2日、ある閣僚に「内閣改造はない。仙谷官房長官を切ることもない」とすでに明言していた。

 一方、民主党内からは「いつまでも仙谷氏に法相との兼務を任せるべきではない」(執行部)として、法相の早期補充を求める声が根強い。

 法務省は検察改革や死刑制度をどうするかなどの課題を抱えており、政権の切り盛りで多忙な仙谷氏に頼るべきではないとの考えからだ。

 仙谷氏は3日の記者会見で、官房長官と法相の兼務について「ずっとやるつもりだが、法相に専念せよ、となるかもしれない。人間の身体は一つしかない。これは明らかな事実だ」と述べた。この発言は「すわ官房長官辞任か」との臆測となって永田町を駆けめぐったが、仙谷氏周辺は「人事で記者団を煙に巻くのが狙い」と語る。

 首相も事情は把握している。6日に岡田幹事長、輿石東参院議員会長ら民主党幹部との会談をセットしたのも、「法相人事を相談するのが狙いだろう」(参院幹部)とされる。

 当面は法相補充にとどめ、年内に必ず予算編成を終わらせる――。首相周辺はそう解説する。

 ◆内閣改造 

 ただ、年明け以降の展望が開けているわけではない。

 野党は、参院が問責決議を可決した仙谷氏と馬淵国土交通相が閣僚にとどまった場合、1月の通常国会冒頭からの審議拒否も辞さない構えだ。冒頭から「与野党全面対決」となれば、11年度予算案や関連法案を衆院通過させることはできても、野党が多数の参院の審議は行き詰まる。

 民主党内には「年明けには、ある程度の規模で『リセットしました』という形を取らないと、とてもじゃないが通常国会に臨めない」と内閣改造の必要性を指摘する声も多い。

 ◆社民懐柔

 首相が当面の危機打開の一手と考えているのが、鳩山前政権時代に与党を離脱した社民党とよりを戻し、統一会派か連立を組むことだ。

 首相は6日、社民党の福島党首との会談で予算編成への協力を求める考えだ。憲法で参院送付から30日後の自然成立が規定されている予算案とは異なり、予算関連法案は参院で否決された場合、衆院の3分の2の多数で再可決しなければならない。そのためには社民党の協力が欠かせない。

 ただ、社民党は、政府が進める武器輸出3原則の見直しを批判している。連立離脱の要因となった沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題では、「県外移設」の旗を降ろしておらず、名護市辺野古への移設を目指す政権の方針とは相いれない。首相がどのように福島氏を説得するのか、注目される。(政治部 伊藤裕、足利浩一郎)

(2010年12月4日16時50分 読売新聞)


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