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民主党政権綜合スレ

4162チバQ:2010/10/28(木) 23:12:51


 仙谷氏と同じ徳島県立城南高−東大出身の米本亮一・全国通運社長は、国政進出前の仙谷氏の言葉を覚えている。東京徳島県人会で顔を合わせ、選挙支援を頼まれた際に「なぜ与党から出ないのか」と尋ねた。当時の徳島は自民党の金城湯池。「社会党から出馬する」のは異端だった。

 「節操という問題がある。オレみたいなすっとんきょうな男が国会に一人くらいいてもいいんじゃないか」「それなら最後まですっとんきょうを通せ」

 米本氏は今つくづく思う。「元来、正義感が強くて要領も悪いけど憎めない男。徳島出身のうちの家内も『由人くん、袋だたきにあって大変』と心配しているけど、ここぞという時に堂々とかみつく闘争心は昔と変わらない。少しくらい毀誉褒貶(きよほうへん)があってもいい」

 なぜ集中砲火を浴びるのか。松本さんに問うと即座に「判断力とか彼が一番クリアだからでしょ。他の閣僚も変な答弁するくらいなら、代わりに答えてもらった方がいいと。仙谷が『みんな、オレのところに(課題を)持ってくるんだよな』と言うのは、困った気持ちもあるし、それだけの政治経験を積んだという自負もある」と解説した。

 菅直人首相については何か言っていませんか? 「『自分とはタイプが違う』とね。カイワレ大根を食べるパフォーマンスなんて照れ屋の仙谷はできない。それをやれるのが菅さん。『もう少し背が高ければ首相になれた』なんて冗談を言うからたたかれるんだけど、首相にはそうしたパフォーマンスも必要。かたや仙谷は確固たる政治思想と、そのためにはどんなシステムが必要かを考える。その意味で役割分担はできている」

 仙谷氏を中曽根内閣の「名官房長官」故後藤田正晴氏になぞらえる向きもある。

 折しも来月7日に後藤田氏をしのんで、出身地・徳島県吉野川市に「後藤田正晴の軌跡公園」が完成する。式典に参加する元秘書官、平沢勝栄衆院議員は「後藤田さんと仙谷氏じゃあ比較にならない。後藤田さんみたいに役人を使いこなして、危機管理能力がないといけない。官僚の話をじっくり聞く一方で、『この人にはかなわない』と思わせる力も必要。当時は他の閣僚もうまく答弁したので、後藤田さんが代わりに答えなくてもよかった。菅内閣は経験も浅く実績もないし、役人を遠ざけたので知恵もない。何でも答弁せざるを得ない仙谷氏も大変だけどね」と“同情”する。

 佐藤栄作内閣から小泉純一郎内閣まで39年4カ月にわたって首相官邸で歴代33人の官房長官に仕えた元官邸職員、石川明枝さんは「仙谷長官と後藤田長官はタイプが違うけど、『間違いは間違い』と言えそうな点が似ているように感じるわね。しっかり国民は見ていますよ」と語る。


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