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民主党政権綜合スレ

4108チバQ:2010/10/21(木) 22:08:15
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010102002000041.html
<スコープ>官房長官と役割分担課題
2010年10月20日 紙面から

 玄葉光一郎国家戦略担当相は十九日の閣僚懇談会で、国家戦略室を重要政策の調整担当と、菅直人首相への政策提言担当の二チーム制で再始動させる方針を示した。存在感を欠く戦略室を政権の司令塔として機能させ、政治主導の実現を目指す。ただ、組織の法的な裏付けはないままで、政策決定の調整では仙谷由人官房長官との役割分担も課題だ。 (後藤孝好)

 玄葉氏は同日の記者会見で「国家的な戦略課題を担当する。極めて難しい判断も必要になるが、国益を実現する立場から泥をかぶる覚悟でやっていく」と決意を表明した。

 政策調整チームでは、省庁間の利害が対立する経済連携協定(EPA)や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の推進、予算の骨格づくり、地球温暖化対策を担当。平野達男内閣府副大臣が実務的な調整役を務める。

 政策提言チームは、首相が「官僚の話だけでは政治決断をしにくい」と設置を熱望。民間人を活用し、外交・安全保障の在り方や経済財政の見通しなどの情報を首相に直接伝えるシンクタンク機能を担う。首相側近の阿久津幸彦内閣府政務官と加藤公一首相補佐官がまとめ役だ。

 重要政策の取りまとめは、これまで仙谷由人官房長官が一手に担ってきたが、仕事が集中し、調整が滞る懸念が浮上。仙谷氏の仕事の一部を玄葉氏の戦略室に割り振ることで負担を軽減し、内閣全体の政策の遂行能力を高める狙いがある。

 玄葉氏は約三十人の戦略室スタッフを約五十人に増員する方針。財務、経済産業両省の審議官級の職員二人を調整チームに配置するなど陣容を整える。

 だが、戦略室を局に格上げする政治主導確立法案はいまだ成立していない。組織の法的な位置付けは曖昧(あいまい)な状態が続く。参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」では成立の見通しは立たない。

 また、法案では戦略局は仙谷氏の下部組織となっていて、玄葉氏が描いた現在の姿とは違う。しかも、仙谷氏には官房副長官と官房副長官補が仕え、百人以上の官僚からなる副長官補室が支える組織がある。

 税制など担当がはっきりしない分野では、二人の“船頭”がどう仕事をすみ分けるのか調整が混乱する可能性もある。玄葉氏は「私が行う調整も最終的には官房長官に判断いただく」と強調するが、試行錯誤を重ねながらの作業になりそうだ。


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