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民主党政権綜合スレ

3170チバQ:2010/06/13(日) 18:32:38
 ◇鳩山氏、脱小沢「ちょっと心配」
 小沢氏グループにはこれが「小沢切り」と映り、「候補者探し」の迷走が始まる。

 小沢氏が白羽の矢を立てたのは、国民的知名度が高い田中真紀子元外相だった。3日昼、側近の輿石東参院議員会長を伴って田中氏と会い、出馬を要請。しかし、田中氏は固辞し逆に小沢氏に立候補を促した。田中氏は同日午後、小沢氏に電話で「私が120票は固めたから、あなた出なさいよ」と再度要請。小沢氏は慎重な姿勢を崩さず、同夜、田中氏の留守番電話に「今回は難しい」とメッセージを残した。

 田中氏は、小沢氏を愛弟子とした田中角栄元首相の長女で親交が深いが、小泉政権の外相当時、外務官僚と対立して辞任に追い込まれ、秘書給与流用疑惑で議員辞職した経緯がある。「過去の人で、現実的ではない」と小沢氏の考えをいぶかる声も漏れた。

 小沢氏側近は田中氏以外に、鳩山氏に近い海江田万里衆院議員や原口一博総務相らにも打診したが、いずれも不発に終わった。独自候補擁立ができないまま、小沢氏を支持する一新会は3日夜の会合に突入、激論の最中に樋高剛衆院議員から鈴木克昌会長に電話が入った。小沢氏元秘書の樋高氏は現在も、小沢氏のメッセンジャー的な存在だ。鈴木氏が「樋高さんが、自主投票でと言っています」と告げ、議論は終わった。

 自ら設定した短期の代表選日程があだとなり、小沢氏は菅氏と正面衝突して勝つには時間が足りないと判断。敗北は受け入れたうえで、政局の本番を9月の党代表選に切り替えた瞬間だった。

 一方、菅氏も小沢氏との決定的な対立を望んでいるわけではない。菅氏は5日、荒井氏ら側近議員らと党本部で会った際「中曽根内閣のことを研究している」と明かしたという。中曽根内閣は82年の発足当時、「田中曽根内閣」と呼ばれたほど田中元首相の影響下にあったが、徐々に抜け出した。

 5日夜、仙谷氏と会談した小沢氏側近の高嶋良充参院幹事長は、事実上、小沢氏グループの支援を受けて党代表選に立候補した樽床伸二衆院環境委員長(当時)や細野豪志前副幹事長(同)の処遇を要請。仙谷氏も基本的に受け入れ、同日夜に菅氏は樽床氏の国対委員長起用を発表し、細野氏も幹事長代理として新執行部に残った。小沢氏への配慮だった。

 しかし、内閣支持率が「V字回復」したのは、政権が「脱小沢」に踏み切った姿勢が評価されたからだ。菅氏自身、その世論に縛られる形になりつつある。

 鳩山氏は11日、BSテレビ番組の収録で「小沢さんの力があったからこそ、ここまで民主党が大人になって、政権交代が実現できた。そのことは、菅内閣になっても評価されるべきだ」と指摘した。

 参院選後もにらんだ政権運営で、菅氏は「脱小沢」色をこれ以上鮮明にして対立を深めるのか。「ちょっと心配なところがある」。鳩山氏は懸念を漏らしている。


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