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民主党政権綜合スレ

2786チバQ:2010/05/30(日) 18:09:20
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010052902000097.html
<スコープ>首相、見せかけの指導力 福島氏罷免
2010年5月29日 紙面から

 鳩山由紀夫首相は二十八日、社民党党首の福島瑞穂消費者担当相を罷免してまで米軍普天間飛行場移設の対処方針を決定した。首相はせめて最後は指導力を見せようと、やむなく「非情な決断」に踏み切った形を演出したが、政権運営に与えたマイナスは大きい。 (普天間問題取材班)

 最終局面で、首相はいつになく強くでた。

 二十八日朝、社民党側との合意にめどが立たないにもかかわらず、記者団に「今日中に結論を示す」と言い切った。予定よりは遅れたものの、日米共同声明を発表。オバマ米大統領と電話会談し、段取りを着々と進めた。

 政府は福島氏の署名がいらない「首相発言」での決着も検討したが首相は政府の意思を明確に示す閣議決定という形にこだわった。

 社民党との調整も、「最後まで努力はするが、それでもダメだったら仕方ない」(政府関係者)と、何が何でも決裂を回避しようという空気は薄かった。首相は二十八日夜、基本政策閣僚委員会の席上、「ぜひ理解を得たいので、福島氏と二人で話したい」とひざ詰めで説得した。これで礼を尽くした形を整えた。

 首相には、これ以上妥協を模索して「社民党に振り回される首相」という印象を与えるより、多少強引でも指導力を示した方がいいという計算が働いたのは確か。それに参院では社民党抜きでも民主党会派で過半数を確保しており、国会運営上も支障はない、という計算もあった。

 ただ首相の思惑とは裏腹に、政権運営上は痛い失点になりそう。

 夏の参院選で苦戦が伝えられる民主党には、改選を迎える参院議員を中心に、全国に組織を持つ社民党の連立政権離脱は絶対に避けるべきだとの空気が強い。党幹部は「社民党が連立から出て行くかもしれないのに、心配じゃない民主党議員がどこにいるのか」と不満を隠さなかった。

 連立を重視する小沢一郎幹事長も二十八日、腹心の輿石東参院議員会長と会談した。

 民主党には、首相が昨年の衆院選で訴えた「県外・国外移設」をほごにしたことへの世論の風当たりに懸念も強い。党内の有志議員が中心となり、二十七日に首相あてに提出した県外・国外移設を求める緊急声明には、超党派国会議員百八十人が名前を連ねた。

 別の民主党幹部は「首相にはあきれた。参院選前に『鳩山降ろし』が再燃し党代表選が行われるのではないか」とさえ予測する。「鳩山・小沢」体制で参院選に臨む流れが変わったわけではないが、首相の求心力が一層低下したのは間違いない。


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