したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

民主党政権綜合スレ

2123チバQ:2010/01/25(月) 21:30:07
 自民党にとって鳩山首相と小沢幹事長のスキャンダルは絶好の機会。自民党議員たちはさぞ気合が入っているだろうと思いきや、反対だった。

 平沢勝栄衆院議員は「民主党の支持率が下がっても自民党の支持率は上がらない。敵失じゃだめなんだ。ザ・自民党、つまり顔、考え方、自民党なるものすべてが変わっていかないと」とばっさり。

 河野太郎衆院議員も「自民党は(有権者から)まず家の中を大掃除してください、と言われてるわけですよ。一番重要なのは自民党が変わりましたというメッセージを出すこと。金権体質が象徴する古い自民党の中心にいた人物には引退してもらわないと」。

 自民党は存続の危機にあるといってもいい。河野氏は自分のウェブサイトで15日、「自民党はもう立て直せないから新党を考えよう」と先輩議員からいきなり電話で言われて驚いた、と暴露。

 谷垣禎一総裁や河野氏と総裁の椅子を争った西村康稔衆院議員も「状況は厳しい」と認める。「野党になって官僚がやってくれないから、自分の頭で考え、文献をあさり、文章を書かなくてはいけない。これができない議員は自民党を去るしかない。秘書も党職員も同じだ」

 西村氏も河野氏も目指すのは党改革。今の時点で新党結成は考えていないという。「新党作るより総裁になった方が早いじゃん。おれが総裁になったら悪いけど執行部はみんなクビにしちゃう」と河野氏。さらに父の河野洋平氏が新自由クラブを結成したことを引き合いに「うちの家訓は、新党を作るなら作った後で作ったと言え、です」。パフォーマンス重視の他の議員への皮肉か?

 史上最小の規模となった自民党。24日の党大会は結束を強調するイベントとなった。谷垣総裁は「一部の人間が利益を分配して内輪の権力闘争に明け暮れる。そんな自民党とはきっぱり決別いたします」と宣言。地方支部から「総裁は確固たる自信を持って号令を発していただきたい」との応援演説もあった。

 実はこの党大会で若手議員を中心に動議を出そうとする動きがあった。議員32人が署名した「自民党の改革を推進する決議案」。党改革を党の最優先課題とする▽若返りを進める▽中堅・若手を抜てきして影の内閣を設置する−−など当たり前の内容にもかかわらず、動議発動は流れた。

 「全員野球」を訴える谷垣執行部の求心力は地に落ち、若手は言いたい放題だ。鍋のふたに穴が開き、ピーと音が鳴って、勢いよく湯気が立ち上る様子が思い浮かんだ。だが、穴があまりたくさん開いているとガス抜きされ、ふたはふっ飛ばない。

 自民党の票田だった組織から出た議員は、どうしているのだろう。

 農協中央会(JA全中)元専務理事の山田俊男参院議員が3年前に自民党から出馬した理由はずばり「政権党だったから」。だが政権交代しても民主党に乗り換える気はない。

 「小沢氏のやり方、政策議論の進め方は納得できない」。政権交代から4カ月たっても、JAトップは農相と会えないという。一度会談をセットしたが、2時間前に大臣からキャンセルされた。理由は「今まで自民党候補を作ってきたじゃないか」。山田議員は「小選挙区制は(ぱたぱたと変わる)オセロゲームみたいなもの。再び何が起きるかわからない。作物や動物は日々継続して育つのに」。

 自民党本部に行く。背広をひるがえしてこちらを見る谷垣総裁のポスターがあちこちに張ってある。「谷垣で再起動」。え!? それじゃあ、フリーズしてたの?と突っ込みを入れたくなる。

 自民党は再生できるのだろうか?

 西村議員が真顔で答えた。「わずかなチャンスはある。参院選までにがらっと変えないとだめだ。夜明け前は一番暗いというでしょう? まあもう少し暗くなると思うけど……」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板