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民主党政権綜合スレ

1271チバQ:2009/11/01(日) 13:59:56
3k目線記事
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091101/plc0911011300008-n1.htm
【外交ウオッチ】鳩山外交への疑心暗鬼に揺れるアジアの視線 (1/3ページ)
2009.11.1 13:00

首相公邸を出て官邸に向かう鳩山首相=29日午前7時32分(代表撮影) 鳩山外交の「東アジア共同体構想」に肝心の東南アジア諸国連合(ASEAN)が疑心暗鬼の目を向けている。首相は東アジアデビューとなったASEAN首脳会合で、構想の具体像やプロセス、対象国など、各国の関心には全く答えなかった。「米国の関与」と述べたその意味は? 日中はどう主導権を持つ? 東アジア共同体の実像を解くカギとなりそうな「日米関係」さえも普天間問題などで大きく揺れる現在、アジアの視線ははやくも冷ややかだ。(久保田るり子)

■ASEANの内心

 鳩山首相の発言はアジア各国に格別に刺激的だった。

 「日本はややもすると米国に依存しすぎた」と日米関係に大胆な言い回しで切り込む一方で、「東アジア共同体の核は、日中韓の3カ国」(いずれも10月10日の日中韓首脳会談)と言い切った。東アジア首脳会議(同25日)を前にASEAN首脳は鳩山外交に真剣なまなざしを向けていた。

 9月の国連総会以来、東アジア共同体構想にASEAN各国からは賛同の声が相次いでいた。表向き反対する理由は何もない。ASEAN側の期待は、政府開発援助(ODA)や民間投資の拡大などに加え、影響力を増大する中国への牽制(けんせい)としての日本の存在感に向けられた。

 「ASEAN側の最大の関心は、米国と中国が構想にどうかかわるのか、日中はどう提携するのかということだ。内心は日本に対し不安感が強まっている」と話すのはASEAN情勢に詳しい独協大の竹田いさみ教授(国際政治学)だ。

 ASEANが懸念するのは鳩山政権の中国融和姿勢だ。首相が明言したように構想を日中(韓)が主導するならASEANは埋没する恐れもある。「ASEANは希薄化し、いままでの歴史、ASEANプラス3やARFなどのASEAN中心の枠組みの軸が、北東アジアに移ってしまうことになる」(竹田教授)。

 とくに警戒感の強いのは中国圏(カンボジア、ラオス、タイ、ミャンマー)をのぞくベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシアだ。10月初旬来日したシンガポールのリー・シェンロン首相は東アジア共同体構想について「地域のバランスの観点から米国の関与が重要」とはやばやと鳩山首相にクギを刺した。

 「ASEANにとって日本は古女房、中国は新しい恋人だ。中国は魅力的だがのみ込まれるかもしれないという不安もある。ASEAN側からみると、日中は緊張していたほうがいい」(竹田教授)。

 鳩山首相の発言は、貿易や金融、教育や環境などで「役割を果たす」といった抽象論で終わり、「中身のない構想なら必要ないという空気」(ASEAN関係筋)さえ流れた。ASEAN側には、紆余(うよ)曲折を経たASEAN共同体の2015年実現という目前の目標の方が重要だ。


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