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政治とカネ

2308とはずがたり:2019/07/12(金) 20:01:13

埼玉)上尾市、元市長所有地に市費でブロック塀建設
三宅範和 2019年6月21日03時00分
https://www.asahi.com/articles/ASM6N6DRQM6NUTNB014.html

 埼玉県上尾市は20日、元市長の新井弘治氏が自ら負担して建てるべきブロック塀を、元市長と小林守利・市議会議長の求めに応じて、市の全額負担で建設したことを明らかにした。

 この日、市議会本会議の一般質問で、井上茂市議(上尾政策フォーラム)が不適切な工事だと指摘。畠山稔市長が事実関係を認め、陳謝した。

 市側の答弁と、その後市が開いた記者会見などによると、ブロック塀は、元市長が所有するグラウンドと市道の境界にある。延長約85メートルで、1977年ごろの市道拡幅に伴い、市が土留めのための付帯工事で建設した経緯がある。

 昨年9月、元市長と小林議長から「ブロック塀が傾いている。市の施工で直すべきだ」と要求があった。当初、担当の市道路課は「過去に市が施工したものでも、元市長の所有地にある。管理も元市長側に引き継がれており、市は施工できない」と断った。

 しかし、その後も「強い求め」があり、当時の都市整備部長や道路課長が元市長の自宅を訪問し、当初の対応を謝罪のうえで市の施工を受け入れた。

 また、古い塀の撤去と新しい塀の建設、金属製フェンスの設置など本来1件として実施すべき合計請負金額693万円余りの工事を、1件当たり100万円未満の7件の工事に分割。これにより指名競争入札や契約検査課による完了検査が回避され、小林議長の長男経営の建設会社に随意契約で発注したという。7件は2018年度中に発注、完成した。(三宅範和)

2309とはずがたり:2019/08/19(月) 09:47:33


れいわ重度障害議員を「特別扱い」「議員特権」と言ってしまう人たちは何がズレているのか?
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1390309210/820-822
8/11(日) 5:30配信 文春オンライン

 文通費の流用を“自白”している?
 自民党の小野田参院議員も参院の決定に疑念を示した。松井氏は舩後氏と木村氏について「特別扱い」「公的支援優遇」という言葉を使っていたが、小野田氏は「議員特権」という言葉を使っており、いかにもこの2人が「特別扱い」を求めていると印象づけている。

821 名前:チバQ[] 投稿日:2019/08/12(月) 13:37:42
小野田紀美 自民党・参院議員
「国会議員は文通費として歳費とは別に月額100万円が支給されます。みんなこのお金を使って、私設秘書さんとか、事務員さんとか、政策サポートとか、事務所開設の諸経費とか…要は自分が公務を行うサポートを揃えていると思っております」
ツイッター 7月31日

 
 続いて小野田氏は、国会議員には月額100万円の「文通費(文書通信交通滞在費)」が支払われていることを挙げ、文通費を人件費などに使用していることを明かした。舩後氏、木村氏にも文通費を使うよう求めていると考えられる。

 しかし、文通費については「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため、文書通信交通滞在費として、月額百万円を受ける」と国会法によって定められている。現状、報告や義務がないため、文通費を流用する議員がいることが問題視されているが、小野田氏は自ら流用を認め、他の議員にも奨励しているのだろうか?

維新の会は小野田議員を追及すべき
 その後、小野田氏は「『〜と思っております』と事実確認をせぬ一部表記により誤解を招きました事お詫びし訂正致します」と謝罪し、「弊事務所の文書通信交通滞在費も法令に従い適切に処理しております」と釈明したが、何について謝っているのかまったくわからないし、「法令に従い適切に処理しております」と言っても文通費を正しい目的で使っている証明にはならない。

 日本維新の会は「領収書のいらない第二の報酬と言われている国会議員一人あたり月額100万円の文書通信交通滞在費の使途を公開する」という公約を掲げているが、それなら真っ先に小野田氏に対して使途の公開を求めるべきだろう。

2310とはずがたり:2019/08/20(火) 14:55:07

参院選着ぐるみ運動員に報酬疑い にしゃんた氏側、書類送検
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190820-00000064-kyodonews-soci
8/20(火) 11:20配信 共同通信

 7月の参院選大阪選挙区に国民民主党から立候補し落選したタレントのにしゃんた氏(50)の選挙応援を巡り、ネコ型の着ぐるみ「にゃん太」を着た運動員に報酬を支払ったなどとして、大阪府警捜査2課は20日、公選法違反(買収など)の疑いで、広告代理店の社員ら計8人を書類送検した。捜査関係者らへの取材で分かった。

 捜査2課によると、書類送検されたのは広告代理店の社員2人、人材派遣会社の代表取締役ら2人、アルバイト4人。

 代理店と派遣会社の計4人の書類送検容疑は、アルバイトが着ぐるみを着て選挙運動をする見返りに報酬を支払うなどした疑い。

2311とはずがたり:2019/08/21(水) 15:36:36
上野宏史厚労政務官の「口利き&金銭要求」音声
「週刊文春」編集部 23時間前
source : 週刊文春 2019年8月29日号
https://bunshun.jp/articles/-/13471?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink
genre : ニュース, 社会, 政治

2312とはずがたり:2019/09/05(木) 20:28:47
石井議員に利益提供=JPアセット証
2019年09月05日19時48分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019090501210&g=eco&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

 自民党の石井浩郎参院議員(55)が、金融派生商品(デリバティブ)取引をめぐり、担保として預ける証拠金が不足しているにもかかわらず、JPアセット証券(東京)から取引を継続可能にするなどの利益提供を受けていたことが5日、分かった。証券取引等監視委員会は、特定顧客に対する利益提供は金融商品取引法違反の疑いがあるとして、8月30日付でJPアセットを行政処分するよう金融庁に勧告していた。

2313とはずがたり:2019/09/12(木) 12:41:58

全裸ピンポンダッシュ 宮腰沖北相に“使途不明金3384万円”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240372
公開日:2018/10/27 06:00

 国会議員が全裸で“ピンポンダッシュ”なんて、前代未聞だ。今週発売の「週刊文春」が、宮腰光寛沖縄北方相の仰天奇行を報じている。それは第1次安倍政権の2007年の出来事。衆議院赤坂議員宿舎で深夜、A元議員の部屋のインターホンが鳴った。妻がのぞき穴から外を見ると、裸の男が立っており、妻の悲鳴を聞いた元議員が駆けつけてドアを開けると、すでに全裸男の姿はなかった。その後、宮腰大臣の娘が菓子折りを持って謝りに来たという。

 この話には前段があり、宮腰大臣は施錠していなかったB元議員の留守中の部屋に上がり込み、着ていた服を脱ぎ捨て勝手に風呂に入った後、部屋を出て、A元議員のインターホンを押したというのだ。だから、裸だった。

 文春の取材に対し、宮腰事務所は事実関係をすべて認め、「宮腰本人は酩酊のため謝罪にお伺いできなかったことから、当日中に、同人の娘がお詫びに伺い、後日、宮腰本人もお詫びにあがりました」と答えている。

 宮腰大臣の酒癖の悪さは有名で、酩酊状態で赤坂宿舎に帰ってくる姿がたびたび目撃されているという。毎日の晩酌は琉球泡盛というから、その縁で沖縄北方担当に起用されたのか。

「就任早々、談合で行政処分を受けた企業から計36万円の献金を受け取っていたことが報じられましたが、さらに3000万円以上の使途不明金まで発覚した。“裸ピンポン”より、こちらの方が大問題です。額が額だけに、宮腰大臣の『政治とカネ』問題が臨時国会で追及されるのは確実です」(自民党関係者)

■違法ではないが脱法的

 宮腰大臣が代表を務める自民党富山県第2選挙区支部など2団体から寄付を受けている政治団体「宮腰光寛後援会」の14〜16年の政治資金のうち、使途の明細が分からない支出が約3384万円もあると、24日に共同通信が報じた。

2314とはずがたり:2019/09/12(木) 18:37:09
前堺市長の自宅など捜索 政治資金規正法違反の疑いで大阪地検
2019/09/12 13:01毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20190912k0000m040106000c.html?from=popin

辞職願が堺市議会で同意され、その後の取材に応じる竹山修身市長(当時)=堺市堺区で2019年4月26日午後3時4分、猪飼健史撮影

(毎日新聞)

 堺市の竹山修身・前市長(69)の政治資金収支報告書に2億3000万円以上の収支が記載されていなかった問題で、大阪地検特捜部は12日、竹山氏の自宅などを政治資金規正法違反の疑いで家宅捜索した。竹山氏はこれまで記載ミスだと繰り返し釈明してきたが、特捜部は強制捜査の必要があると判断した。今後、押収した資料を分析し、多額の政治資金が不明朗に処理された実態解明を目指す。

 堺市内の男性が今年2月、竹山氏の他、後援会などの会計責任者だった妻(66)と、事務担当だった次女(39)の計3人について、同法違反の疑いで特捜部に告発していた。

 一連の問題は同月に発覚。当初は「竹山おさみ連合後援会」への寄付金などの不記載だったが、資金管理団体「21世紀フェニックス都市を創造する会」と選挙時の確認団体でも、不適切な会計処理が見つかった。

 医師らの政治団体から受け取った寄付が記載されていなかったり、政治資金パーティーの収入が4分の1程度しか載っていなかったりした問題が、報道などで次々に発覚。判明した不記載は2012?17年で、支出が1億1300万円、収入が1億2000万円に上った。同法で定められた会計帳簿が備えられていないケースもあった。

 竹山氏は問題発覚後の4月末に辞職。記載漏れは会計上のミスだとして「天地神明に誓って私的流用はない」と述べていた。竹山氏の代理人弁護士によると、3人とも既に特捜部の任意聴取に応じている。いずれも「会計処理はずさんだったが、私的流用はしていない」と話しているという。

 竹山氏は大阪府の政策企画部長などを経て09年の堺市長選に立候補し、橋下徹府知事(当時)の支援を受けて初当選。13、17年の市長選では、いずれも大阪維新の会の候補者を破って当選した。

 市議会は問題に関する調査特別委員会(百条委)を7月に設置し、竹山氏を証人尋問することを決めている。【松本紫帆、山本康介】

2315とはずがたり:2019/09/13(金) 22:39:20
武田国家公安委員長が元暴力団関係者から献金 竹本科学技術担当相が暴力団幹部と撮った記念写真 を入手〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190912-00000084-sasahi-pol
9/13(金) 7:30配信

 2010年11月に公表された、武田氏の政治資金管理団体「武田良太政経研究会」の収支報告書によると、09年4月に開かれた政治資金パーティー代として、東京都のA社が50万円を献金している。

 また、11年11月公表の収支報告書では、A社の実質的な代表であるI氏が10年4月の政治資金パーティー代として70万円を支払っている。

 実は、このI氏、警察当局が指定暴力団山口組系の組員ではないかと当局からマークされ、裁判で素性が明かされた人物だった。

「武田先生は、二階派の中でも抜群の人望がある。将来は二階幹事長に代わって、派閥を継承するのではと言われるほどです。武田先生はその政治力もですが、やはりカネ集めの手腕への評価も高い。裏では危ない橋を渡っているのかもしれません」(二階派の議員)

科学技術担当相に起用された衆院当選8回の竹本直一氏(78)。SNSに、18年8月、花火を見物している竹本氏と記念写真に一緒に写っている角刈りの男性の姿がある。指定暴力団山口組系組幹部だったX氏である。

 同年3月に、竹本氏の後援会が開催した新年賀詞交歓会のパーティーで、X氏と岸田氏が親しそうに写真に納まっている写真が、写真週刊誌「フライデー」にも掲載された。

「X氏は長く幹部である組の顧問を最近までやっていたようだ。昔から、資金力豊富だと有名だった。岸田氏や竹本氏との写真は、箔(はく)をつけるために撮ったのでしょうね」(捜査関係者)

2316とはずがたり:2019/09/19(木) 11:12:49

国契約業者が高市総務相に献金
https://this.kiji.is/547034308167304289?c=39550187727945729
前回衆院選中、公選法抵触の恐れ
2019/9/18 22:16 (JST)9/18 22:54 (JST)updated

c一般社団法人共同通信社
高市早苗総務相

 高市早苗総務相が代表を務める自民党奈良県第2選挙区支部が2017年の衆院選期間中、当時警察庁や防衛省と取引のあった奈良市の寝具リース会社から、30万円の献金を受けていたことが18日、分かった。公選法は国会議員に対し、国と契約を結ぶ当事者が国政選挙に関連して献金することを禁じており、同法に抵触する恐れがある。

 高市氏の事務所は共同通信の取材に「企業と国との契約の有無を知りうる方法はないが、指摘の通りなら結果的に公選法に抵触する恐れがある」と回答。事実が確認されれば「直ちに返金して本年度の収支報告書に計上する」とした。

2317とはずがたり:2019/09/19(木) 20:16:07
養育費不払い、賭け麻雀……元近鉄・石井浩郎氏のあきれた議員生活
「週刊文春」編集部2019/09/17
source : 週刊文春 2019年9月19日号
https://bunshun.jp/articles/-/14044
genre : ニュース, 政治

2318とはずがたり:2019/10/07(月) 16:47:25

稲田朋美の対応に疑問の声…元助役企業からの献金なぜ返す?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191004-00010012-jisin-pol
10/4(金) 20:05配信女性自身

関西電力の役員ら20人に3億2千万円もの金品を渡していたとされる、福井県高浜町の元助役・森山栄治氏。その森山氏の関連会社などから稲田朋美議員(60)が献金を受けていたと10月3日、AERA dot.が報じた。しかし、その後の稲田議員の対応を疑問視する声が上がっている。

記事によると森山氏が筆頭株主とされ取締役を務めていた警備会社「オーイング」と、その関連会社の「アイビックス」から稲田議員は献金を受けていたという。アイビックスは11年と12年にそれぞれ36万円、オーイングも同時期に12万円ずつ献金。さらに「アイビックス」の吉田敏貢会長は稲田氏の後援会長を務めていただけでなく、個人としても11年に50万円を献金していた。

4日、TBS NEWSによると稲田議員は「違法な献金ではなく、森山氏とも面識はなかった」とコメント。しかし「渦中の森山氏が筆頭株主の会社であることに鑑み、返金することも含め検討したい」と述べているという。

献金自体は違法ではない。そのため稲田議員の対応に「なぜ返金するのか?」と不満が広がっている。

《やましいことがなければ返金することはないのでは。何がまずいと思って返金するのか説明をすべきなのでは。この関電問題が無かったらそのまま献金はもらったままだったのでは》
《違法でないのなら「返金」する理由もあまりないのでは。どういう関係があったのか、あるいはなかったのか、それは詳細に説明する義務はあろうけど。「面識なかった」で済む話ではないから、もっと細かく説明しろよ》
《正当に献金として処理されてるものならそう言えばいいのに下手に返金するとか言うからやましい事があるんじゃないかとツッコまれて問題がややこしくなる》

17年3月、稲田議員はかつて森友学園が起こした民事訴訟に原告側代理人弁護士として出廷した記録があると報じられた際に「籠池氏の事件を受任したこともなければ、法律相談を行ったこともありません」「法律相談を受けたこともなければ裁判を行ったこともない」と答弁。しかし後日、「平成16年12月9日、夫の代わりに出廷した」と一転したために当時の民進党・舟山康江議員(53)から「法廷での弁護に記憶がない。それは、依頼人に対してはなはだ失礼だと思います」と切り返されていた。

2319とはずがたり:2019/11/14(木) 14:36:18
桜を見る会夕食会、最低1万円超=立憲「ホテルに確認」
時事通信社2019年11月14日 13:40
https://www.excite.co.jp/news/article/Jiji_20191114X348/

 立憲民主党の安住淳国対委員長は14日昼の野党共同会派会合で、安倍晋三首相の後援会が首相主催「桜を見る会」の夕食会の会費を5000円に設定したとされることに関し、立憲が会場となった東京都内のホテルに確認したところ「だいたい1万5000円から2万円。立食で150人の場合は1万1000円」と回答されたと明らかにした。

 安住氏は「5000円はあり得ない」と語った。首相側が不足分を負担していた場合、公職選挙法に抵触する可能性がある。

2320とはずがたり:2019/12/09(月) 15:55:12
萩生田光一文科相の政治資金規正法違反疑惑 献金業者が決定的証言
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191121-00593650-shincho-pol&p=2
11/21(木) 8:02配信デイリー新潮
「選挙の時は昔から…」

2321とはずがたり:2019/12/28(土) 11:59:07
結局は菅系の粛清としか見えないし,そもそも悪い事したと自覚あって雲隠れしてたとしか思えない河井夫婦であるが,ちゃんと本人迄行かなかったら証拠隠滅の時間的猶予与えてたとしか思えん。なんで今頃なんだ?

河井案氏陣営疑惑を捜査 広島地検着手 参院選の運動員報酬
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191228-00010000-chugoku-soci
12/28(土) 7:00配信中国新聞デジタル

 自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)の妻案里氏(参院広島)の陣営が7月の参院選広島選挙区で法定上限を上回る報酬を車上運動員に渡したと報じられた疑惑で、広島地検が捜査に着手したことが27日、関係者への取材で分かった。公選法に違反した疑いもあるとみて、当時の車上運動員らから任意で事情を聴いているもようだ。

 陣営の関係者が地検から任意の事情聴取を受けていると複数の関係者が明らかにした。車上運動員に一斉に聴取が始まったと明かす関係者もいる。疑惑が報じられて以降、地検は、広島県選管にいったん提出された選挙運動費用の収支報告書や領収書、全運動員の名前が分かる一覧など参院選関連の資料一式の提供を受けている。

 案里氏には、初当選した7月の参院選で事務所が車上運動員13人に1人当たりの日当として法定上限(1万5千円)を超す3万円を支払ったとする公選法違反(運動員買収)などの疑惑が浮上している。疑惑が週刊誌で報じられた10月31日に克行氏は法相を辞任。夫妻は「事実関係の把握に努め説明責任を果たしたい」とのコメントを出し、公の場から姿を消している。

 克行氏が、車を運転する秘書に速度違反を指示したとされる疑惑も報じられ、今春の県議選の期間中に案里氏が複数の自民党県議に現金を持参したとの証言も明らかになっている。

 県内の有権者や大学教授たちが相次いで河井夫妻たちに対する告発状を地検に提出している。地検の横井朗次席検事は、告発状を受理したかどうかも含め「ノーコメント」としている。

中国新聞社

2322とはずがたり:2020/01/19(日) 19:14:10
河井案里氏周辺 広く捜索 広島地検、8カ所以上 任意聴取も20人以上に
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200119-00010000-chugoku-soci
1/19(日) 7:00配信中国新聞デジタル
河井案里氏周辺 広く捜索 広島地検、8カ所以上 任意聴取も20人以上に
河井夫妻の自宅マンションの家宅捜索を終え、段ボールで押収物を運び出す捜査員たち(15日午後8時2分、広島市安佐南区)
 自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)の妻案里氏(参院広島)の陣営が昨年7月の参院選広島選挙区で、法定上限の2倍の報酬を車上運動員13人に渡したとされる事件で、広島地検が公選法違反(買収)容疑で捜索したのは少なくとも8カ所、任意で聴取した関係者は20人以上に上ることが18日、関係者への取材で分かった。陣営の関係者が多い上、複数の疑惑が持ち上がっており、地検は幅広く証言や資料を集めながら慎重に調べている。

 中国新聞が把握した捜索先は、いずれも広島市内にある案里氏と克行氏の各事務所▽河井夫妻の自宅マンション▽克行氏の実家▽案里氏の公設秘書の男性宅と公設秘書の女性宅▽克行氏の公設秘書の男性宅▽陣営スタッフの自宅―の計8カ所。15、16日に一斉捜索し、パソコンなどの資料を押収した。

 一方、他県の地検の応援も得ながら昨年末ごろから関係者の聴取も始めたとみられ、車上運動員や秘書、事務所のスタッフ、事務所に出入りがあった関係者たちを含めて20人以上から任意で事情を聴いた。関係者によると、スマートフォンやメモなどの任意提出も受けた。数日にわたって聴取したケースもある。

 17日には疑惑への関与が疑われている、案里氏の公設秘書の男性からも任意で事情を聴いた。地検はこれまでに提出を受けた関係者の携帯電話などの解析を進めるとともに、集まった証言などと突き合わせ、違法な報酬が支払われた詳しい経緯を調べるとみられる。

 河井夫妻を巡っては、車上運動員への違法報酬疑惑のほかにも、案里氏が支部長を務める自民党支部が昨年の参院選で企業回りなどの活動に当たっていた複数の陣営関係者に報酬を渡していたことが判明。昨年春の広島県議選の期間中に案里氏たちが金を持参したと、複数の自民党県議が証言した。地検は、幅広く捜査を進めた上で立件の対象を見極める方針とみられる。既に捜査に協力する意思を示している河井夫妻への聴取も視野に入れているもようだ。

中国新聞社

2323とはずがたり:2020/02/06(木) 17:45:31
安倍首相の「桜を見る会」に公選法違反の疑い!後援会幹部850人を招待、 和菓子、タケノコご飯で供応ってあり?
https://www.j-cast.com/tv/2019/11/12372377.html
2019/11/12 11:47

安倍晋三首相が毎年春に芸能人や著名人らを招待して開く「桜を見る会」について、「税金を使っての私物化ではないかと疑惑の目が向けられています」と司会の国山ハセンと若林有子アナウンサーが取り上げた。

首相自身や自民党議員の後援会関係者も多数招いている事実が、公選法や政治資金規正法違反の疑いを指摘されている。

「桜を見る会」は、1952年から各界功労者を広く招待するとして開かれている。2014年は1万3700人を3000万円の予算で招待したが、招待者は毎年増え、今年(2019年)は1万8000人を招いて5500万円かかった。

野党「税金で後援会活動」、自民議員も「気持ちの悪い話」
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今年は安部首相の地元、山口県から安倍後援会幹部ら850人も招待されたとして、野党から「税金で後援会活動」と批判の声が上がった。安倍後援会一行は前日にはホテルニューオータニで前夜祭まで開き、バス17台で会場の新宿御苑まで移動。後援会の会報には「バスの前には無料で持ち帰るお菓子、和菓子、タケノコご飯をもらう行列ができた」と明記されている。これが事実なら、たしかに公選法違反の供応にあたる。

また、桜を見る会の会場では「10メートル歩いたら山口県の人に出会うわねと自民党議員に声をかけられた」(山口県周南市長のSNS)というほど。自民党内で招待者枠が振り当てられていたとの疑惑もあがっており、「今年は枠が増えたので選挙カーのウグイス嬢を呼べた」とブログに書いた自民党議員もいたという。「気持ちの悪い話だ。私も5人の枠をもらったことがある」と語る閣僚経験者もいる。

政治アナリストの伊藤惇夫さんは「本来の趣旨とずれている。後援会の人が安倍首相に協力すれば芸能人と楽しい思い出ができると出かけていたのなら完全に問題だ。850人が本当に地元後援者なら大変なことになる」という。安倍首相は個人情報を理由に招待者名公開を拒否している。

西村博之(2ちゃんねる開設者)「招待者リストは公開するべきです。名前を出せない人を呼ぶのはおかしい」

玉置妙憂(僧侶)「呼ばれる人に平等性がない。江戸川区の人は呼ばないの?」

キャスターの立川志らく「そこです。なんで山口県だけなのか。私は呼ばれても行きません。5000万円もかけるなら被災地に使ったらいいじゃないか」

2324とはずがたり:2020/02/13(木) 23:02:17
これどうなった??w

2011.11.14 07:00  週刊ポスト
自民党が47年間未納の国有地駐車場賃料と延滞金36億円と試算
https://www.news-postseven.com/archives/20111114_70290.html?DETAIL&_gl=1*tmxpha*_ga*eDdpbVdzX3kwdk5CX2pWOG9fa0s0dXl2b1FOT0xyTjFOOWkzUVZNUkdtWWlWV1BqSHRrMEhsMkNZbENOZmVvVQ

自民党が政権の座にあった2年前なら命取りの大スキャンダルになっていたはずである。自民党に国有地の「不法占拠」が発覚した。

国会議事堂から徒歩3分の自民党本部(千代田区永田町1)は国有地(財務省所有)に建てられ、同党は年間約8970万円という格安の賃料を財務省に支払っている。だが、敷地のうち4分の1にあたる衆議院所有の駐車場部分(1320平方メートル)は47年間にわたってまったく賃料を支払っていない事実が発覚した。

この土地は衆議院所管の「行政財産」に分類され、国有財産法で売却や貸与はできないと定められている。それを自民党は党本部の塀の中に囲い込んで私物化しているのだから、まさに不法占拠そのものだ。

本来、借りられるはずのない土地ではあるが、財務省の賃貸契約基準をもとに換算すれば、賃料は年間約3500万円になる。自民党が踏み倒してきた使用料は、47年分でざっと16億円になる計算だ。

さる11月1日、「自民 国有地を無償使用」(読売)など新聞・テレビは一斉にこの事実を報じた。

政治資金オンブズマン共同代表の上脇博之・神戸学院大学法科大学院教授(憲法学)が指摘する。

「国が特定の政党に根拠もなく特権を与えてきたわけで、官僚も知っていながらずっと隠してきた。これはかつての政権党による権力の乱用です。納税者への背信行為だ。自民党は過去にさかのぼって賃料を支払うのが当然です。加えて私は、今後は使い続けることを許すべきではないと考えます」

国有財産を管理する財務省理財局の通達である『不法占拠財産取扱要領』によると、不法占拠者には「国有財産の返還」と「損害金の支払い」を請求し、督促に応じない場合は、「速やかに訴訟に移行すること」とされている。

損害金には占拠期間の賃料相当額だけでなく、年5%の延滞金が加算される。本誌試算では延滞金は47年分で約20億円に上る。賃料を合計して約36億円を自民党は支払わなければならない計算だ。

請求期間は、民法(724条)の規定で「20年間」とされている。しかし道義的に考えれば「時効分は払わない」との主張は許されないだろう。

本誌は今年9月30日号で、自民党の財務資料をもとに、前回総選挙時の借入金100億円を抱えているのに、昨年末の時点で繰越金は7億円しかなく、債務超過状態にあることを報じた。そこに36億円の請求書を突きつけられたら、いよいよ破産である。

※週刊ポスト2011年11月25日号

2325とはずがたり:2020/02/21(金) 22:20:16
https://twitter.com/shirassh/status/1230835747495661569
shira
@shirassh
ここまでのまとめ
・この画像は原本 顧客がもらうのはカーボン複写版
・パノラマホテルズワンは東京のホテルではない
・日付が不明瞭
・ANAのインターコンチはコメントを控えているので裏が取れていない

どーすんの産経クン。
吉田証言どころのレベルじゃないぜ。

ANAホテル領収書 桜夕食会の宛名は「上様」 首相答弁と一致
https://www.sankei.com/politics/news/200221/plt2002210031-n1.html
2020.2.21 17:55政治政策

 「桜を見る会」前日に安倍晋三首相の後援会が主催した夕食会に関し、会場となったANAインターコンチネンタルホテル東京(旧全日空ホテル)が発行したとする領収書を参加者が実際に受け取っていたことが21日、分かった。宛名は「上様」と記され、首相の国会答弁と一致している。

 産経新聞は、参加者が保管していた領収書を確認した。ANAホテルが会場となったのは平成25、26、28年の夕食会。確認したのは26(2014)年の領収書で、桜を見る会前日の「’14・4・11」との日付が記されている。宛名欄には「上様」、金額は「5000円」で、「夕食懇談会として」となっている。

 係名や「通し番号」が書かれ、支払い済みを示す赤色のスタンプも押されている。参加者は取材に「会場で会費を支払い、首相の事務所職員からホテルの領収書として渡された」と話している。

 野党議員は17日の衆院予算委員会で「宛名が空欄のまま発行することはない」などとするホテルの見解を示し、首相の答弁と矛盾すると追及。首相は「宛名は空欄」と説明してきたが、17日は「上様」の可能性に言及した。ホテル側も取材に「上様で発行することはあった」と回答した。

 今回確認した領収書について、ANAホテル広報担当者は「お客さまのプライバシーを尊重し、また日本の法律に従い、守秘義務を順守いたしております。つきましては、ホテルのプライバシーポリシーに準じ、お問い合わせをいただいた内容につきましては一切、情報開示することはできかねます」と回答した。

2326とはずがたり:2020/03/11(水) 20:34:30
河井案里氏を素っ裸に? 広島地検「携帯押収」の一部始終
公開日:2020/03/10 06:00 更新日:2020/03/10 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/270155

 驚愕する話が永田町で飛び交っている。昨年7月の参院選を巡る公職選挙法違反(運動員買収)容疑で公設秘書ら3人が逮捕された河井案里参院議員が、広島地検の家宅捜索を受けた際、ナント素っ裸にされていたというのである。


 秘書らが逮捕された今月3日の夜、案里氏と夫の克行前法相が滞在していた東京都内のホテルで、同地検が2人の携帯電話を押収したと報じられている。実はそこで一悶着あったらしい。

「広島地検の係官十数人がホテルに押しかけ、チェーンのかかった部屋に蹴破って入室したそうです。検察が令状を見せて2人の携帯電話を押収しようとしたところ、克行議員ともみ合いになった。案里議員も同様に抵抗したため、検察は身体検査令状を示して、案里議員を裸にして調べ、携帯を押収した、という話が政界で流れています」(自民党関係者)

 通常「身体検査令状」は覚醒剤など薬物の捜査で取るもので、「身体検査令状で裸にしてまで携帯を押収するなど聞いたことがない」と捜査関係者がこう続ける。

「通常の捜索令状でも女性係官が服の上から触るなどできる。それを裸にしたのが事実なら、広島地検の執念を感じます。捜査に抵抗する夫妻に対し心理的な効果を狙う意図もあるでしょう。携帯の任意提出に応じない可能性を想定して令状を用意していったと思われます。言い換えれば携帯が決定的な証拠になると考えているのではないか」

■全面戦争の様相

 参院選での案里陣営の実質的な責任者は克行氏だという証言や、それを示唆する運動員間のLINEのやりとりの存在も明らかになっている。手荒いやり方は、検察が克行氏と案里氏も公選法違反の容疑者だとみているからなのか。

「安倍官邸は『官邸の守護神』と呼ばれる東京高検の黒川検事長の定年を延長することで、河井夫妻の捜査を終わらせるよう仕向けてきたと疑われている。克行議員も『官邸もいろいろやってくれているので、いずれ落ち着くと思います』というようなことを周辺に言っていたようだ。ところが、逆効果になっている。検察の現場は官邸の人事介入に怒り、河井夫妻に対して徹底的にやると意思表示したのが今回の携帯押収劇だ」(前出の自民党関係者)

全面戦争の様相になってきた。

2327とはずがたり:2020/04/13(月) 23:39:12

案里氏秘書、起訴内容認める方針
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00000185-kyodonews-soci
4/13(月) 21:56配信共同通信

 河井案里参院議員が初当選した昨年7月の参院選で車上運動員に違法報酬を支払ったとして、公選法違反罪で起訴された案里氏の公設秘書が、20日の初公判で起訴内容を争わない方針であることが13日、関係者への取材で分かった。

2328とはずがたり:2020/04/13(月) 23:39:27
河井克行氏、現金手渡しか 昨夏の参院選、後援会幹部らに
https://this.kiji.is/616041150800823393
2020/3/27 07:29 (JST)3/28 07:23 (JST)updated
c株式会社中国新聞社

 自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)の妻案里氏(参院広島)が初当選した昨年7月の参院選を巡り、克行氏が自身の後援会の複数の幹部に現金を直接渡していた疑いがあることが26日、分かった。幹部らは広島地検の任意聴取に受け取りを認め、一部は違法性の認識があったと証言している。公選法は選挙運動を原則無報酬と定めており、地検は同法違反(買収)の可能性があるとみて克行氏の立件も視野に捜査を進めているもようだ。

 案里氏陣営を巡っては、複数の陣営関係者に報酬が払われた疑惑もある。無報酬で選挙を支える立場の後援会に対しても、支援の拡大へ広く現金が渡っていた可能性が出てきた。

 衆院広島3区内にある後援会の幹部男性によると、公示2カ月前の昨年5月の大型連休中、克行氏と自宅近くで一対一で面会。10万円が入った茶封筒を示され「お車代」と説明された。「これはだめ」と突き返したが「変なことにはならないですから」と言われ、これ以上話がもつれるのは面倒だと思って受け取った。

 男性は案里氏の後援会にも属し、参院選の公示前はポスターの張り替えなどを担当。公示後は地元の後援会の電話作戦などを取り仕切った。中国新聞の取材に対し「違法性の認識はあった」と話した。2?3月にあった地検の任意聴取でも同様の説明をしたという。

 一方、広島3区内の別の地域で活動する後援会の幹部男性は、昨年5月中旬に克行氏から「会えないか。渡したいものがある」と連絡が入り、面会時にポスターなどと一緒に現金10万円を手渡された。男性はポスター張りをしたり、運転手のアルバイトをする人材を陣営に紹介したりしたといい、取材に対し「その分の経費と思った。小遣い程度という感覚」と違法性の認識は否定した。地検の任意聴取でも同じように説明したという。

 公選法は選挙運動を原則無報酬と規定。事前に届け出た車上運動員たちに限り上限付きで報酬を認める。現金を受け取った後援会幹部らの活動が選挙運動とみなされれば、公選法違反(買収)に当たる可能性がある。政治資金に詳しい日本大の岩井奉信教授(政治学)は「公選法で無報酬とされる行為は『選挙に関し』と解釈されている。現金の受領が公示前でも、選挙に関わる行為とされれば違法性を問われるケースもある」とみる。

 選挙運動とみなされない場合でも、公選法は選挙の候補者または立候補予定者が選挙区内の人や団体に寄付することを禁じており、現金のやりとりは公選法に抵触する可能性がある。

2329とはずがたり:2020/04/13(月) 23:40:00
当選祝い名目、いぶかる声 河井夫妻、広島県議らに現金持参
https://this.kiji.is/618600512504939617
2020/4/3 09:02 (JST)
c株式会社中国新聞社

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る広島県議と広島市議の証言から、自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)と妻の案里氏(参院広島)が公示前に幅広く、地方議員に現金を配って回った実態が浮き彫りになった。持参されたと語った12人の大半は、同4月の県議選と市議選の「当選祝い」の名目だったと振り返る。ただ、夫妻の真意を「参院選での応援を期待した行為だったはず」といぶかる議員は少なくない。

 「『これ、お祝いね』と事務所の机に封筒を置かれた」。ある県議は克行氏が現金を持ってきた昨年4月の様子を思い起こす。数日後に封筒を開けると、中身は現金30万円。「参院選での応援を頼む趣旨だとは思ったが、返すチャンスもなく、そうこうしていると大臣になって会えずじまい。自分の甘さだ」と悔いる。

 別の県議も同じ時期に、事務所を訪れた克行氏から、帰り際に白い封筒を机に置かれたと回顧する。当選を祝う言葉を掛けられた後、無言で「さっと置いて帰った」。滞在時間は10分程度。封筒の中身は50万円だったという。

 これらの証言から、克行氏は一方的に現金を差し出し、受け取りを拒みにくい状況をつくろうとしたとの見方がある。克行氏は案里氏の陣営で「責任者」(陣営スタッフ)の立場。受け取った議員のうち複数が、参院選で案里氏の会合への参加や、支援者カード集めで応援したと明かした。

 広島選挙区は、自民党が21年ぶりに2議席独占を目指し、党現職の溝手顕正氏に加え、党本部が主導して公示4カ月前に案里氏を擁立した経緯がある。「激戦必至」の様相が強まる状況下で現金を配った夫妻の意図を、溝手氏側のベテラン県議は「溝手氏を支援する動きを鈍らせ、あわよくば案里氏を応援してほしい、という狙いがあったのは明らかだ」と見立てる。

 広島地検の捜査は広がりを見せている。中国新聞の取材では、地検の任意聴取を受けたと認めた県議と広島市議は計27人。うち9人と、聴取を受けていないとした3人が夫妻の現金持参を認めた。聴取されたかどうかについて「ノーコメント」との議員も4人いる。

 聴取では、多くの議員が検事から「受け取ったという証拠がある」とただされたと説明する。中には「夫妻と面会した日時まで知られていた」との声も出る。

 議員の間には「克行氏は秘書から『メモ魔』と呼ばれていた。現金の配布リストのような記録が押収されているなら、夫妻は追い詰められている」と見る向きがある。同時に「受け取った側の処分はどうなるのか」(若手県議)と戦々恐々とする声も強まる。

 参院選は県内全域が選挙区で、克行氏が県内の首長に現金を持参した証言が既に出ている。広島県安芸太田町の小坂真治町長は昨年4月下旬、克行氏から現金20万円が入った封筒を受け取ったと証言。大竹市の入山欣郎市長は、克行氏が現金が入ったとみられる封筒を自宅に持って来たため、その場で突き返したと公表している。夫妻が現金を渡した相手は、さらに広がる可能性がある。

2330とはずがたり:2020/04/13(月) 23:40:50
「地検の聴取受けた」35人 河井夫妻疑惑、広島の県市町議
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00010001-chugoku-soci
4/10(金) 8:42配信中国新聞デジタル
河井案里氏の陣営を巡る構図

 自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)の妻案里氏(参院広島)が初当選した昨年7月の参院選広島選挙区で、夫妻側が公示前に広島県内の地方議員らに現金を持参していた疑惑に絡み、広島地検の任意聴取を受けた県内の地方議員が少なくとも35人いることが9日、分かった。これまでに県議と広島市議で計27人が判明していたが、新たに県議1人と市議1人、2市2町の議員6人の計8人が認めた。地検は、各地に地盤を持つ地方議員に幅広く事情を聴いているもようだ。

広島地検の任意聴取などの状況

 中国新聞が9日までに、県議会と県内の全23市町議会の議員計549人(元職2人を含む)を取材した。現職は、入院していた福山市議1人を除く全員に確認した。元職は、今月の安芸高田市長選と県議補選安芸高田市選挙区に立つために辞職した元県議1人、元安芸高田市議1人となる。

 聴取を認めた35人の内訳は、県議15人、広島市議14人、廿日市市議3人、安芸高田市議1人、府中町議1人、北広島町議1人。県議と広島市議を対象に聞き取った2日時点では、県議14人、広島市議13人だった。

 夫妻側が公示前に現金を持参したと語ったのは、県議7人、広島市議6人の計13人。2日時点と比べて広島市議が1人増えた。他の22市町では、夫妻側による現金の持参や受け取りを証言した議員はいなかった。

 35人のうち、克行氏の後援会役員だったある議員は、昨年5月下旬に自宅を訪れてきた際の克行氏の様子を主に聞かれたという。「『妻が立候補するのでよろしくお願いします』とあいさつされたが、現金は持って来なかった」とした。自民党の地域支部幹部を務める別の議員は「夫妻から現金をもらっていないかと聞かれたが、もらっていないと答えた」と説明する。

 廿日市市議2人は取材を拒否した。同市議1人と安芸太田町議1人は「ノーコメント」を貫いた。

 地検に呼ばれたのとは別に、電話で事情を聞かれたと答えたケースもあった。夫妻側との現金授受を問われたり、案里氏陣営の運動員の立ち回り先として確認されたりしたという。

 参院選を巡っては、車上運動員に法定額を上回る報酬を払ったとして、地検が夫妻の秘書2人を公選法違反(買収)罪で起訴した。夫妻が参院選で票の取りまとめを頼む趣旨で首長や地方議員に現金を配っていた疑いがあり、地検が捜査を続けている。複数の後援会幹部も夫妻から現金を受け取ったと証言している。

中国新聞社

2331とはずがたり:2020/04/13(月) 23:41:08
安芸太田町の小坂町長辞職 町議会が同意 克行氏から現金受け取りで【動画】
2020/4/10
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=631662&comment_sub_id=0&category_id=256
小坂町長

 自民党の河井案里氏(参院広島)が初当選した昨年7月の参院選前に夫の克行前法相(衆院広島3区)から現金20万円を受け取っていた広島県安芸太田町の小坂真治町長(71)が9日、辞職した。町議会が臨時会を開き、同日付の辞職に同意した。公選法の規定に基づき、5月27日までに町長選が実施される見通し。町選管が近く日程を決める。

 臨時会で小坂氏は、封筒を受領した当時の状況や、自身の政治団体の政治資金収支報告書に記載する手続きを取った経緯を説明。「返す機会をうかがっていたがかなわなかった。いわれのないお金を不本意ながらも受け取り、1年も処理できなかった責任を痛感している」と述べた。

 また、町民や職員との信頼関係を損ねたと辞職の理由を示した上で「異常な選挙の流れを止められず、巻き込まれたことを深く反省している」とした。小坂氏は広島地検の任意聴取を受けたを明らかにしている。

 町議会本会議の質疑などでは、町議から「行政トップとして辞職は当然」などの意見が出た。採決では、辞職に対する異議は出ず、議長と欠席2人を除く9人全員が同意した。辞職が認められると、小坂氏は議員席に頭を下げた。新町長決定までの職務代理者は小島俊二副町長(63)が務める。

 参院選広島選挙区では、自民党が2議席独占を狙って案里氏を擁立した。安芸太田町は克行氏の地盤の広島3区にある。選挙前に河井夫妻が現金を持参した同県内の首長、地方議員が辞めるのは小坂氏が初めて。次期町長選には現時点で、元衆院議員の新人橋本博明氏(49)が無所属で立候補する意向を示している。(山田太一、山田英和)

2332とはずがたり:2020/04/13(月) 23:41:35
【速報】広島県議会の桧山元議長と渡辺典子県議の事務所を捜索 河井夫妻疑惑【動画】
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=631771&comment_sub_id=0&category_id=256
2020/4/9

桧山元議長の事務所から荷物を運び出す捜査員(9日午後4時20分、広島市安芸区)

 昨年7月の参院選広島選挙区で初当選した自民党の河井案里氏(参院広島)の陣営を巡る公選法違反(買収)事件に絡み、検察当局が9日、広島県議会の桧山俊宏元議長(自民党議員会、広島市安芸区)の安芸区の事務所を家宅捜索したことが分かった。

 検察当局は同日、渡辺典子県議(自民党広志会・つばさ、安佐北区)の安佐北区の事務所も家宅捜索した。事務所スタッフは「捜索は事実だ。違法な現金は受け取っていない」とした。

2333とはずがたり:2020/04/13(月) 23:41:58
河井参院議員陣営選挙違反事件 複数の県議事務所捜索 広島地検
2020年4月9日 17時54分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200409/k10012377581000.html

自民党の河井案里参議院議員の陣営による選挙違反事件で、広島地方検察庁が公職選挙法違反の疑いで新たに複数の県議会議員の事務所などの捜索に乗り出したことが関係者への取材でわかりました。検察は、陣営の資金の流れについてさらに実態解明を進めるものとみられます。

河井案里議員が初当選した去年7月の参議院選挙をめぐっては、広島地方検察庁が、県議会議員や複数の市議会の議員などから一斉に任意で事情を聴くなどして陣営の資金の流れについて捜査を進めています。

広島地検は9日、陣営の資金が買収に使われた公職選挙法違反の疑いがあるとして、自民党の桧山俊宏県議会議員や渡辺典子県議会議員の広島市内の事務所などを捜索し、強制捜査に乗り出したことが関係者への取材で新たにわかりました。

去年の参議院選挙をめぐっては、検察の調べに対し、複数の県議会議員や市議会議員が夫の河井克行前法務大臣や案里議員から10万円から数十万円の現金を受け取ったと説明していることが明らかになっているほか、河井前大臣から現金20万円を受け取っていた広島県安芸太田町の小坂真治町長が9日付けで辞職しました。

広島地検は、9日の捜索で押収した資料を分析するなどして、陣営の資金の流れについて実態解明を進めるものとみられます。

NHKの取材に対し、桧山県議は、「金銭の授受について、捜査当局との間で認識の食い違いがあり、当局に主張している」と話しています。また、渡辺県議の後援会事務所は、「捜索を受けたことは事実だが、違法な金銭の受け取りは一切ない」とコメントしています。

2334とはずがたり:2020/04/14(火) 23:48:07
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/2019/34/13876/skh44175.html

広島県議選広島市安芸区
定員2 無投票
当 桧山 俊宏 ひやま としひろ 自民 現 74歳 当選:10回
当 西村 克典 にしむら かつのり 無 現 63歳 当選:2回

2335とはずがたり:2020/04/19(日) 14:19:54

河井案里氏から2度「現金入り封筒」 県議証言、受け取らず
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200418-00000552-san-soci
4/18(土) 22:09配信産経新聞

 自民党の河井案里(あんり)参院議員(46)=広島選挙区=の陣営による公選法違反(買収)事件で、案里氏が昨年4〜5月、広島県議の男性に現金が入ったとみられる封筒を2回にわたり手渡そうとしたことが18日、関係者への取材で分かった。県議は受け取りを拒否したという。広島地検は複数の地元議員の関係先を捜索するなどし、夫で前法相の克行衆院議員(57)=自民、広島3区=に加え、案里氏からも現金の手渡しなどがなかったか慎重に捜査している。

 男性県議は産経新聞の取材に対し、昨年4月の県議選に当選した直後に案里氏が選挙事務所を訪れたとした上で、「『当選祝い』と言って机の上に現金が入った封筒を置いていこうとした」と証言。「封筒の厚さから数万円という金額ではなかった」と振り返った。

 また、翌5月の会合直後にも「案里氏が去り際に現金の入った封筒をまんじゅうの紙袋にいれた状態で手渡してきたので突き返した」と説明。その際、案里氏は紙袋から封筒を取り出し、中身が現金であることをほのめかしたという。

 陣営からの資金をめぐっては、克行氏らから陣営内のスタッフに現金が配られた疑いや、地元議員や首長ら「政界ルート」に現金が配られた疑いを地検が捜査。すでに複数の陣営スタッフや議員、首長らが受け取りを認めている。地検は選挙で当選するため、夫妻が現金を配った買収の疑いがあるとみて捜査を進めているもようだ。

 案里氏陣営の公選法違反事件をめぐっては、選挙カーでアナウンスする車上運動員に法定上限を超える違法報酬を支払ったとして、案里氏の公設秘書、立道浩被告(54)と克行氏の政策秘書、高谷真介被告(43)が起訴された。

 立道被告については、迅速に審理を進める「百日裁判」の初公判が20日に開かれる予定。禁錮以上の刑が確定し、広島高検が提起する行政訴訟で立道被告が連座制の適用対象と認定されれば案里氏は失職する。

2336とはずがたり:2020/04/20(月) 16:48:52
>被告側は起訴内容の認否を留保した。

否認すると証人呼んだり時間が掛かるけどコロナで証人呼んだりが難しい今ほんとに否認したらどうなるのかなって感じらしい

河井案里氏秘書、認否を留保 公選法違反罪の初公判、広島地裁
2020/04/20 14:03共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2020042001001410.html

 自民党の河井案里参院議員が初当選した昨年7月の参院選で車上運動員に違法な報酬を支払ったとして、公選法違反(買収)の罪に問われた案里氏の公設秘書立道浩被告の初公判が20日、広島地裁(冨田敦史裁判長)で開かれ、被告側は起訴内容の認否を留保した。

 被告は選挙中、街頭演説の行程調整や車上運動員の管理などを担当しており、広島地検は連座制の対象となる「組織的選挙運動管理者」に当たるとみて起訴し、迅速に審理する「百日裁判」を申し立てた。

 立道被告の禁錮以上の刑が確定後、広島高検が提起する行政訴訟で連座制の適用対象と認定されれば、案里氏の当選は無効となり失職する。

2337とはずがたり:2020/04/21(火) 02:11:57

生意気そうというかなにか得意げな顔(に見えた)で知事に政治家に男らしくなさいよ!私ならもう辞めてると啖呵切ったくせに失職する迄居坐る心算か?

河井案里氏の秘書が起訴内容の認否留保 公選法違反「百日裁判」始まる 広島地裁
毎日新聞2020年4月20日 21時45分(最終更新 4月20日 23時33分)
https://mainichi.jp/articles/20200420/k00/00m/040/204000c

 自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=が初当選した2019年参院選で、車上運動員に違法な報酬を支払ったとして公職選挙法違反(運動員買収)の罪で起訴された案里氏の公設第2秘書、立道(たてみち)浩被告(54)の初公判が20日、広島地裁(冨田敦史裁判長)であった。被告の弁護人は起訴内容の認否を留保し、次回公判以降に明らかにすると述べた。

 検察側は冒頭陳述で、陣営の遊説責任者だった被告はルートなどを企画・立案する立場で、案里氏と夫の克行前法相(57)=自民党・衆院広島3区=に「了解を得ていた」と指摘した。

 地検は被告が連座制の適用対象となる「組織的選挙運動管理者等」に当たるとして、迅速な審理を求める「百日裁判」を申し立てた。地裁は100日以内の判決を目指すことになる。禁錮刑以上(執行猶予を含む)が確定し、広島高検が起こす行政訴訟で勝訴すれば、案里氏の当選は無効となって失職する。

 起訴状などによると、被告は公示前の19年6月、陣営に入った克行氏の政策秘書、高谷真介被告(43)=同法違反罪で起訴=や事務長の男性(71)=処分保留で釈放=らに、選挙カーでアナウンスする車上運動員の報酬について相談。翌7月の投開票日前後に、車上運動員14人に対し、同法が定める日当の上限(1万5000円)を超える報酬計204万円を支払ったとされる。

 今回の選挙違反事件を巡っては、複数の関係者が陣営の実質的な仕切り役は克行氏だったと証言している。公判は6月30日までの期日が予定されており、立道被告が克行氏の関与についてどう証言するかも注目される。

 また、夫妻が複数の広島県議や首長らに現金を渡していた疑惑も浮上。関係者によると、こうした金銭の授受について、広島地検が票の取りまとめを依頼する趣旨だったかどうか捜査を進めている。自民党所属のある県議は「裁判になろうが、河井夫妻は公の場に出てしっかりと説明責任を果たすべきだ」と批判した。【中島昭浩、賀有勇、手呂内朱梨】

2338とはずがたり:2020/04/29(水) 17:40:38
河井前法相が12人、妻が1人に現金持参か
2020/04/29 12:04日テレNEWS24
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-634432.html

去年の参議院選挙における河井案里議員陣営の選挙違反事件で、少なくとも河井克行前法相が12人、妻の案里議員が1人に、現金を持参していたとみられることがわかりました。

NNNは、広島県内の首長、県議、市議、後援会の関係者など160人に対し、去年7月の参院選前に河井克行議員または案里議員から現金の持参があったかどうかを取材しました。その結果、13人が「現金を持ってきた」と回答。このうち、「受け取った」または「受け取ったが後に返金した」と回答したのは、県議4人、市議2人などあわせて10人にのぼりました。

私たちの取材に応じた政治関係者は、事務所に克行議員が30万円を持ってきたと証言しました。

広島の政治関係者「ちょうど河井(克行議員)が来て、私はおらんかったんです。事務員に金を渡して。ポケットにねじ込んで帰ったらしい」

また、ある県議は去年5月、案里議員から「当選祝い」として、議会の応接室で封筒に入った現金を渡されそうになり、その場で断ったと話しました。

現金の持参が案里議員の参院選での当選を目的とした場合には、公職選挙法が禁止する買収にあたるため、広島地検は関係先の家宅捜索を行うなど捜査を続けています。

2339とはずがたり:2020/05/29(金) 09:22:49
自民党金庫番の「もらい湯」(菱山 郁朗)2020年2月
https://www.jnpc.or.jp/journal/interviews/35157

 「一寸先は闇」の永田町に、不思議な癒しの空間がある。凄まじい権力闘争の政治ドラマを演じてきた自民党本部内、階段を二階に上がった右側奥手前の、事務総長室である。部屋の主の名前は元宿 仁(もとじゅく ひとし)74歳で、文字通り党の事務方のトップを担う。政治ドラマの舞台にもなったこの部屋を、癒しの空間にさせているのが、壁に掛かる一幅の大きな油絵である。

「もらい湯」と題したその油絵は、日曜画家である元宿本人が描いたもので、20年近く前に初めて見た時、深い感銘を受けた。雪と月明かりが照らす寒い夜、隣の家でお風呂に入れてもらい、田んぼの畦道を通って帰る幼い4人兄弟の姿を描いている。ふる里の群馬県川場村では、戦後間もない貧しかった当時、薪を節約するために「もらい湯」の風習が残っていた。若くして亡くなった兄を偲んで肖像画を描くつもりが、どうしても上手く描けないためにテーマを変え、何回も重ね描きをしてようやく完成させたものだ。その絵を見た元幹事長の野中広務は、「俺にもこんなことがあった」と目を潤ませていたという。

元宿の知遇を得たのは、1975(昭和50)年の初めで、私が田中角栄総理の番記者として同行取材をしていた時である。彼は経理部の職員として、いつもアタッシュケースを大事そうに持ち歩いていた。その中には田中総裁が遊説に行く先々の、候補者への多額の陣中見舞いと宿泊費や交通費、交際費などの現金が詰め込まれていた。夜の懇親会には彼も顔を出し、飲み会が終わるなり、ササっと支払いを済ませる姿があった。田中総裁はエネルギッシュに全国を飛び回り、柔道で鍛えた頑丈な青年であった彼は、全行程に随行した。

 群馬県立沼田高校を卒業した後、法政大学の夜間部に通いながら、義理の伯父の紹介で自民党本部のアルバイトをしていた。1968(昭和43)年に大学を卒業後、本部事務局に正式採用される。公認会計士を目指していただけに数字には強く、何より「口が堅い」ため、ずっと経理を任されて来た。

 絵を描くことが好きで、中学時代に金賞を取ったこともある彼が、平成に入ってしばらくして油絵を描き始める。父に続いて兄を失い、気落ちしていた彼に妻が勧めたことがきっかけだった。原風景であるふる里の群馬県川場村や上州の山々を題材に、温もりを感じさせる独特の絵を描き続けた。

2340とはずがたり:2020/05/29(金) 09:23:02
>>2339
 2009(平成21)年、民主党に政権を奪われて下野した当時、自民党は苦しい状況にあった。幹事長の大島理森と、党の運営や財政事情について話し合った時彼は、「野党となった以上、今までのようには行きません。事務局員の給料が下がることは、十分覚悟しています。しかし、職員をリストラすることは、何としても勘弁してください!」と深々と頭を下げて訴えた。大島は「分かった」と言って頷いた。

 党員歴50年を越えた彼には、退職に関するルールはなく、これまで幾度となく辞表を提出したが、その都度慰留され続けて来た。総裁、幹事長がそろって反対したためだ。党の政治資金とその流れの裏の裏を知り尽くしているが故に、「余人をもって代えがたい」ということだろう。田中角栄から現職の安倍晋三まで、20人の総裁と37人の幹事長に仕えた。ベテランの仕事師を徹底的に重用するのは、自民党の得意技であり、長期政権の強みあるいは、秘訣の一つだろう。

ロッキード事件やリクルート事件など「政治とカネ」のスキャンダルで、自民党はしばしば糾弾され、逆風に立たされることも多い。2004(平成16)年に発覚した「日歯連迂回献金事件」では、彼の関与が疑われ、検察から何度も事情聴取を受けた。「政治資金を扱う裏方をやる以上は、汚いと言われるかも知れないが、自分のような役回りも必要だ。政治はきれいごとでは動かない。話せないことばかりで、それは墓場まで持って行く」と彼は言う。

「もらい湯」は、みんなで助け合う日本の美風の一つで、「思いやり文化」だ。冷酷非情で権謀術数の限りを尽くす永田町の一角に、その「もらい湯」を描いた絵が存在すること自体が不思議なことで、ほのぼのとした気分になる。今の「安倍一強政治」とは、皮肉な取り合わせと言えるかも知れない。彼が、この絵を20年近く壁に掛けているのは何故か。「自分を奮い立たせるためだ」と本人は言う。「もらい湯」が醸し出す古き良き日本の伝統文化を、党の若手議員や事務局員らに伝承したいという想いもありそうだ。それはそれで大切なことだが、私としては「政権与党の金庫番」の彼だからこそ、特定候補への巨額資金投入問題を含め、不信を招いている「政治とカネ」の暗部について、「墓場まで持って行かずに、国民に説明してほしい」と願う。それをまたしっかり伝えるのは、我々ジャーナリズムの責任である。

(文中敬称略 肩書は当時)
2020年2月記 元日本テレビ政治部長

2341とはずがたり:2020/05/29(金) 09:25:58
>自民党の“金庫番” M事務総長
元宿氏>>2339-2340か?口は硬いそうだから何も喋らないだろうな。。

検察が河井陣営への「安倍マネー1億5千万円」めぐり自民党本部関係者を聴取! 狙いは安倍首相の“自民党金庫番”への指示立証か
2020.05.29 07:00
https://lite-ra.com/2020/05/post-5444.html

 検察の捜査がいよいよ安倍マネーにまで迫ってきたということなのか。河井克行前法相、河井案里参院議員の2019年参院選をめぐる公選法違反(買収)の事件で、検察当局が自民党本部関係者を任意で事情聴取していたことが判明したのだ。

「一報を報じたのは、広島地検に最も食い込み、河井事件報道で抜きまくっている共同通信。今回も明らかに検察のリークを受けての報道で、確度は非常に高い」(司法担当記者)

 検察が自民党本部関係者を聴取したとなれば、ポイントはもちろん、買収の原資となった1億5000万円だ。本サイトでも何度も指摘してきたが、2019年の参院選では、自民党本部から河井夫妻それぞれが代表を務める党支部に合計1億5000万円という異常な金額の選挙資金が振り込まれていた。自民党では候補者に配る選挙資金は1500万円が相場にもかかわらず、河井氏陣営にこの異常な額が振り込まれたのは、もちろん、2019年の参院選に河井案里氏を擁立したのが安倍首相だったからだ。
 当初、広島選挙区からは自民党の重鎮で前職の溝手顕正氏だけが公認として立候補することになっていたが、溝手氏は第一次政権時に安倍首相の責任に言及し、下野時代には「過去の人」と批判したことがあり、安倍首相は横手氏のことを毛嫌いしていた。そこで、“2人区で2人擁立して票を上積みする”という大義名分をたて、溝手氏を蹴落とすための“刺客”として、側近の河井前法相の妻である案里氏を新人として立たせたのだ。

 メディアではやたら、河井前法相が菅義偉官房長官の側近であったことが強調されているが、実は、安倍首相は菅官房長官以上に河井前法相を重用してきた。たとえば、河井氏は法相就任前、総裁外交特別補佐に務めているが、2016年の米大統領選後でトランプが当選すると、安倍首相は就任前に河井氏に渡米して地ならしすることを指示。トランプタワーでの安倍・トランプ初会談にも同行させている。

 問題の選挙の際も安倍首相の力の入れようは尋常ではなかった。自ら案里氏の応援に駆けつけたのはもちろん、自分の地元事務所秘書を広島の案里氏の選対に送り込んでいたのだ。「週刊文春」でも、自民党県議が安倍首相の地元事務所の筆頭秘書をはじめとし少なくとも4人の秘書が広島入りしていたことを証言、「溝手支持で決まっているところにも手を突っ込もうとして動いとった」とも語っている。

 つまり、こうした安倍首相と河井前法相の関係の延長線上に出てきたのが、1億5000万円だったのだ。

 実際、党本部からの1億5000万円の出入金記録をすっぱ抜いたのは「週刊文春」(文藝春秋)だったが、「文春」はその記事で自民党関係者と自民党のベテラン職員のこんな証言を掲載している。

「党の金の差配は幹事長マターですが、河井陣営への1億5千万円にのぼる肩入れは安倍首相の意向があってこそです」
「安倍首相の後ろ盾は絶大で、案里氏は党本部からの『安倍マネー』を存分に使うことができたのです」

 また、広島地検の捜査が本格化した直後、二階俊博幹事長が周辺に“河井の件は官邸の案件で幹事長は関係ない”と漏らしたとの情報もかけめぐった。

2342とはずがたり:2020/05/29(金) 09:26:11
>>2341-2342
検察が聴取したのは自民党の“金庫番” M事務総長周辺か、安倍首相の地元事務所も調査
 そして、今回の自民党本関係者への事情聴取はまさに、検察がこの安倍首相の関与について踏み込もうとしたものではないかといわれているのだ

「というのも、今回、検察は自民党の“金庫番”といわれるM事務総長の周辺を聴取したといわれているからです。M事務総長は20年以上前から自民党の事務方トップを務め、それこそ自民党の裏の金を動かしてきた人物。しかも、第二次安倍政権以降、安倍首相はM氏を重用しており、近年は安倍首相から直接、指示を受けて金を動かすこともしばしばあるといわれていた。つまり、検察は、河井陣営への1億5千万円提供について、直接的に安倍首相がM氏に指示した可能性を調べているのではないか」(前出・司法担当記者)

 ほかにも、広島地検は安倍首相の地元事務所の秘書の関与について調べているとの情報もある。前述したように、安倍首相の地元事務所秘書は河井陣営の選挙運動の指南役をしており、買収についても知っていた可能性があるからだ。

 広島地検が河井夫妻をW逮捕するのは確実といわれているが、この動きを見ていると、もしかしたらその先、安倍首相周辺に捜査の手が伸びる可能性もゼロではない。

「もちろん、官邸もいま、捜査を止めようと必死で圧力をかけていますから、安倍首相まで捜査が及ぶというのはかなりハードルが高い。しかし、いまの検察の空気をみていると、会期末後になる可能性はあっても、河井夫妻をW逮捕するのは確実。もし河井氏が逮捕されれば、安倍首相や地元事務所をめぐる情報がいろいろ出てくるでしょうから、安倍首相が追い込まれるのは必至でしょう」(前出・司法担当記者)

 メディアは捜査の行方を待つだけでなく、いまから、この安倍首相の関与を徹底的に調査しておくべきだろう。

(編集部)

2343とはずがたり:2020/05/31(日) 00:37:29
河井克行氏、100人に2000万円超 検察当局、買収立件へ最終調整
5/23(土) 6:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2bd7073b03f697f19b9e5b9b1707641affb3d2b
中国新聞デジタル
広島地検が捜査する河井夫妻の買収疑惑の構図

 昨年7月の参院選広島選挙区で初当選した自民党の河井案里氏(46)=参院広島=と夫の克行前法相(57)=衆院広島3区=が広島県内の地方議員らに現金を配ったとされる買収疑惑で検察当局が、克行氏が100人近くに総額で2千万円を超す現金を配ったとして公選法違反(買収)の疑いで立件する方向で最終調整に入ったことが22日、関係者への取材で分かった。

【動画】案里氏、初当選時に語った決意

 克行氏は参院選を控えた昨年3〜6月ごろに選挙区となる県内各地を巡り、それぞれの地域に支持基盤を持つ自民党の県議や市議、首長らに現金を渡すなどしたという。検察当局は激戦を制するため、票の取りまとめや支援拡大を図る趣旨だったとみている。地元政界を巻き込んだ大規模な選挙違反事件となる様相が濃くなった。

 関係者によると、克行氏は案里氏の立候補が決まった昨年3月以降、県議や市議、首長をはじめ、後援会組織を束ねる幹部ら計数十人にそれぞれ数万〜数十万円を渡した疑いがある。さらに、選挙のために臨時で加わり企業回りなどを担った複数の陣営関係者に対しても、公選法は原則無報酬と定めているのに、選挙活動の対価として数十万円を渡すなどした疑いがあるとして同法違反容疑で立件する方針。被買収者は100人近くに上り、買収額は計2千万円を超える見通しという。

 参院選広島選挙区では、自民党本部が2議席独占を狙い、党県連が推す現職の溝手顕正氏に加え、県議だった案里氏を擁立。無所属現職の森本真治氏を含めた激戦となった。党本部は、溝手氏陣営の10倍に当たる1億5千万円を河井夫妻側に提供するなど全面的に支援。案里氏が初当選し、ベテランの溝手氏が落選した。

 関係者によると、広島地検が今年1月、案里氏陣営が車上運動員14人に法定上限を超える報酬を渡したとされる公選法違反事件で河井夫妻の自宅を家宅捜索した際、現金の配布先とみられる100人以上のリストを押収。検察当局はこのリストなどを基に議員や首長らの聴取を進めてきた。党本部が提供した1億5千万円の一部が、車上運動員への違法報酬の原資になっていたことも判明している。

 検察当局は6月17日に閉会する国会のスケジュールもにらみ、立件時期を検討しているもようだ。

2344とはずがたり:2020/06/02(火) 12:02:00
これ,未だかよ。

克行氏を公選法違反容疑で立件へ 自民1.5億円が買収原資に
公開日:2020/05/13 12:50 更新日:2020/05/13 13:04
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273095

 法務行政の元トップが刑事責任を問われる事態に発展だ。検察当局が自民党の河井克行前法相を公選法違反(買収)容疑で立件する方針を固めた。妻の案里参院議員が初当選した昨年の参院選を巡り、河井夫妻は広島県の地元議員らに票の取りまとめを依頼する目的で現金を渡した疑いがもたれている。

 公示前に自民党本部は案里氏側に1億5000万円を提供。克行氏が選挙運動を仕切り、広範囲に現金を配った総額は1000万円前後に上る可能性がある。案里氏の同じ容疑での立件も検討する。

 検察当局は東京地検特捜部の検事も投入し、捜査態勢を拡充。地元・広島の県議や市議ら30人以上を任意で事情聴取した。今月上旬には複数回、河井夫妻を任意で聴取。2人とも買収行為を否定している。

 当局は立件の時期について、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出ている状況や国会議員の不逮捕特権が認められている国会開会中であることを踏まえ、在宅起訴の選択も含め、慎重に見極めるもようだ。

河井克行氏、数十人買収疑いで立件へ調整 総額1000万円超 検察当局
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=643426&comment_sub_id=0&category_id=256
2020/5/16

 昨年7月の参院選広島選挙区で初当選した自民党の河井案里氏(46)=参院広島=と夫の克行前法相(57)=衆院広島3区=の買収疑惑で広島地検などの検察当局が、克行氏が参院選前に広島県内の首長や地方議員、後援会幹部ら数十人に総額で1千万円を超える現金を渡していたとして、公選法違反(買収)の疑いで立件する方向で調整していることが15日、関係者への取材で分かった。案里氏の立件も視野に入れているもようだ。

 関係者によると、各地に支持基盤を持つ議員や首長、後援会組織を束ねる幹部にはそれぞれ数万〜数十万円を渡した疑いが持たれている。いずれも案里氏の立候補が決まった昨年3月以降に克行氏が現金を持参しており、検察当局は票の取りまとめを依頼する趣旨だったと判断したとみられる。

 企業回りなどを担った複数の陣営関係者に対しても、公選法は原則無報酬と定めているのに、克行氏が数十万円を違法に渡すなどした疑いが強まったとして立件する方針。

 現金を渡された総数は数十人に上るとみられ、地元政界を巻き込んだ大規模な選挙違反事件となる様相が強まった。

 県内を選挙区に2議席が改選される参院選広島選挙区では、自民党本部が2議席独占を狙い、党県連が推すベテランの現職の溝手顕正氏に加え、県議だった案里氏を擁立。無所属現職の森本真治氏を含めた激戦となり、溝手氏が落選した。

 党本部は参院選前に1億5千万円を河井夫妻側に提供。溝手氏陣営の10倍の額を投入して後押しした。克行氏は安倍晋三首相に近いとされ、地検は、資金援助を受けた夫妻側が現金を配り、支持拡大を図った可能性があるとみている。

 中国新聞のこれまでの取材では、一連の疑惑で100人以上が地検の聴取を受けている。そのうち県議や広島市議、後援会幹部ら27人が、河井夫妻が現金を持参したなどと証言している。

 関係者によると、河井夫妻は任意聴取に買収行為を否定しているという。国会議員には国会開会中の不逮捕特権があり、現国会は6月17日に会期末を迎える。検察当局は国会への逮捕許諾請求もにらみ、立件の時期を慎重に検討しているとみられる。

 <クリック>河井案里氏の陣営を巡る公選法違反事件 参院選広島選挙区で法定を超える報酬を車上運動員14人に払ったとして、広島地検が3月に案里氏の秘書ら3人を公選法違反(買収)の疑いで逮捕。同月下旬、うち2人を同法違反罪で起訴した。地検は、案里氏の秘書が連座制の対象に当たるとして、迅速に審理する「百日裁判」を広島地裁に申し立てており、禁錮以上の刑が確定すれば、案里氏は失職する可能性がある。地検は起訴後、河井夫妻が地方議員らに幅広く現金を配った疑いがあるとして議員や首長らを一斉に聴取し、捜査を進めている。

2345とはずがたり:2020/06/05(金) 20:36:41
角栄以来か。河井夫妻「立件」なら安倍首相が問われる「交付罪」
国内2020.06.05 2453 by 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』
arata20200604
https://www.mag2.com/p/news/453740

昨年7月に行われた参院選を巡る買収疑惑により、国会閉幕の17日にも「立件」と囁かれる河井前法相夫妻。そもそもその1億5000万円とも言われる「買収資金」は、誰がどのような判断で河井夫妻に送り届けられたのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、自民党の資金の全ての動きを知るとされる人物の実名を上げるとともに、検察出身の弁護士が指摘する「党トップが罪に問われる可能性」、すなわち安倍首相に検察の捜査の手が及ぶ可能性についても言及しています。

河井前法相の買収疑惑はいよいよ自民党本部に波及か
いくつかのメディアの報じるところでは、河井克行・前法務大臣夫妻の公選法違反疑惑で、検察当局が自民党本部関係者への事情聴取をはじめたようである。

5月29日、テレ朝ニュースは「自民党本部の関係者」から任意で事情聴取したと伝えた。同じ日、時事ドットコムは「党本部を退職した元幹部職員ら数人」から任意聴取したと。

両方あわせれば、現自民党本部職員からOBにいたるまで、検察が積極的に接触しているものと想像される。いよいよ捜査は“本丸”をうかがい、外堀を埋める段階にさしかかったのだろうか。

いうまでもなく、本丸とは安倍官邸である。昨夏の参議院選を前に、自民党本部から1億5,000万円という大金が、広島県議から鞍替えする新顔の河井案里候補陣営に振り込まれた特別扱いは、河井候補に肩入れしていた官邸の関与抜きには考えられない。



検察当局が事情聴取した自民党本部関係者のなかに、党事務総長、元宿仁氏が入っていないとしたら、ポイントがズレている。党の資金の出し入れは、この人を通さないとできないだろう。

自民党の政治資金を全て知る男。すなわち、政治の裏側を誰よりも見てきたのが元宿氏といえる。なにしろ、2000年以降、ある一時期を除き、自民党本部の事務方トップとして君臨してきたのだ。

幹事長は次々交代するが、汚れ仕事にもかかわる事務方のトップともなると、そうはいかない。まずなにより、口が堅いことが必須条件だ。やすやすと代わりの人材は見つからない。



河井陣営への1億5,000万円提供という異例の取り扱いを、元宿氏がまったく知らないうちに、自民党本部がおこなったとは思えない。

国政選挙にあたり自民党から候補者に配られるのは公認料と選挙資金合わせて1,500万〜2,000万円といわれる。候補者の優劣評価や重視度合いで、いくらか配分額の違いはあっても、10倍もの差は、えこひいきというほかない。

しかるべき筋から話があったがゆえに、元宿氏の指示のもと、破格資金が投入されたのであろう。

河井夫妻に対する広島地検の捜査には東京地検特捜部なども加勢し、いわば検察総がかりで取り組んでいる趣がある。総理補佐官、法務大臣へと、安倍首相が取り立ててきた河井克行氏が、かりに逮捕、起訴されるような事態になれば、安倍首相の政治責任は重大である。

安倍首相は「全て党の執行部に任せている」と国会などで述べ、巨額資金提供への関与を否定している。それなら二階幹事長が、安倍首相と打ち合わせることもなく元宿氏を顎で使えるかというと、大いに疑問だ。自民党にはときたま、首相をしのぐ実力者が幹事長になることが過去にあったが、二階氏はさほどでもない。

4月27日のYahoo!個人に掲載された郷原信郎弁護士の記事によると、河井氏が買収罪なら、その資金の提供者は「交付罪」が成立するという。


河井氏らが、「(案里氏に)当選を得させるために」金銭を提供したことが「選挙人又は選挙運動者」に対する「供与」として買収罪に問われるのであれば、その資金の提供者は、「第一号から第三号までに掲げる行為(当選を得る、得させる目的での金銭等の供与)をさせる目的をもつて選挙運動者に対し金銭若しくは物品の交付」(221条3号)をしたことになり、(少なくとも、「選挙運動者」である克行氏本人に提供された分については)「交付罪」が成立することになる。

資金の提供者とは自民党本部であり、そのトップは安倍晋三総裁にほかならない。当然、「交付罪」の捜査対象になるべきだ。



新恭(あらたきょう)この著者の記事一覧
記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。

2346とはずがたり:2020/06/16(火) 16:06:54

河井案里氏秘書に有罪判決 連座制適用対象の量刑判断
市原研吾
https://www.asahi.com/articles/ASN6J4H50N6DPITB016.html?iref=comtop_8_02
2020年6月16日 13時53分

 昨年7月の参院選で初当選した自民党の河井案里参院議員の陣営が車上運動員に違法な報酬を支払ったとされる事件で、公職選挙法違反(買収)罪に問われた案里氏の公設秘書、立道浩被告(54)に対する判決が16日、広島地裁であり、冨田敦史裁判長は懲役1年6カ月執行猶予5年(求刑懲役1年6カ月)の有罪判決を言い渡した。案里氏の当選を無効とする連座制適用の対象となる量刑判断を示した。

 検察側は被告を「遊説全般の責任者」と位置づけ、連座制の対象となる「組織的選挙運動管理者等」にあたるとし、今回の判決で禁錮刑(執行猶予を含む)以上の有罪判決が確定した後、検察側が提起する行政訴訟で勝訴すれば、案里氏の当選が無効となる。このため今回の訴訟で最大の焦点が量刑だった。

 検察側の冒頭陳述によると、被告は、案里氏の夫で前法相克行氏の元政策秘書高谷真介被告(43)=同罪で公判中=らと共謀。昨年7月、車上運動員計14人に対し、法定上限の2倍となる1日あたり3万円の違法な報酬を支払ったとされる。

 裁判では、弁護側は被告を従属的立場の幇助(ほうじょ)犯にすぎないとして、連座制の対象とはならない罰金刑を求めていた。

 これに対し、検察側は被告がいなければ車上運動員を遊説に従事させて違法な報酬を支払うことは実行されなかったなどとして、重要な役割を主体的に果たしたと指摘していた。(市原研吾)

2347とはずがたり:2020/06/16(火) 16:46:13
河井夫妻が自民党離党へ
昨夏の公選法違反事件で
https://this.kiji.is/645475083334255713?c=113147194022725109
2020/6/16 14:24 (JST)
c一般社団法人共同通信社

河井案里参院議員(右)、河井克行前法相
 自民党の河井案里参院議員と夫の克行前法相は、昨夏の参院選を巡る公選法違反事件に絡み、同党を離党する意向を固めた。議員辞職はしない考えだ。党関係者が16日、明らかにした。検察当局は、17日が会期末の今国会閉会後に公選法違反(買収)容疑で夫妻を立件する方向で詰めの捜査を進めており、党への影響を考慮したもようだ。安倍政権への打撃となるのは必至だ。

 夫妻は案里氏が初当選した昨年7月の参院選で、100人前後に計2千万円を超える現金を渡した可能性があるとされ、検察当局は夫妻や地元議員、陣営関係者らを任意で聴取。夫妻はこれまで買収行為を否定している。

2348とはずがたり:2020/06/16(火) 16:53:51
河井夫妻が自民党離党へ
昨夏の公選法違反事件で
https://this.kiji.is/645475083334255713?c=113147194022725109
2020/6/16 14:24 (JST)
c一般社団法人共同通信社

河井案里参院議員(右)、河井克行前法相
 自民党の河井案里参院議員と夫の克行前法相は、昨夏の参院選を巡る公選法違反事件に絡み、同党を離党する意向を固めた。議員辞職はしない考えだ。党関係者が16日、明らかにした。検察当局は、17日が会期末の今国会閉会後に公選法違反(買収)容疑で夫妻を立件する方向で詰めの捜査を進めており、党への影響を考慮したもようだ。安倍政権への打撃となるのは必至だ。

 夫妻は案里氏が初当選した昨年7月の参院選で、100人前後に計2千万円を超える現金を渡した可能性があるとされ、検察当局は夫妻や地元議員、陣営関係者らを任意で聴取。夫妻はこれまで買収行為を否定している。

2349とはずがたり:2020/06/18(木) 13:52:33

これバレないだけで自民党議員全員やっとんちゃうか。

自民谷川氏陣営が買収疑い
衆院選長崎3区、書類送検へ
https://this.kiji.is/646179223406085217
2020/6/18 11:44 (JST)6/18 11:57 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 自民党の谷川弥一衆院議員(78)=長崎3区=が当選した2017年10月の衆院選で運動員に違法な報酬を支払ったとして、長崎県警が公選法違反(買収)の疑いで、陣営関係者を書類送検する方針を固めたことが18日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、選挙事務所の会計担当者らが衆院選終了後、複数の運動員に法定上限を超える日当を支払った疑いが持たれている。

 谷川氏は長崎県議会議長などを経て03年に初当選し、17年に6選を果たした。文部科学副大臣などを歴任した。

 選挙に関わった60代男性が19年7月、同容疑などで、総括主宰者とされる男性2人を県警に告発していた。

2350とはずがたり:2020/06/18(木) 13:54:44

河井夫妻の逮捕状を請求 約2600万円で買収した疑い
会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASN6L32QZN6KUTIL062.html?ref=tw_asahi
2020年6月18日 12時10分

 河井案里参院議員(46)=広島選挙区、17日に自民党を離党=が初当選した昨年7月の参院選をめぐり、票の取りまとめを依頼する趣旨で約2600万円の現金を地元議員ら約100人に渡した疑いが強まり、東京地検特捜部が18日、公職選挙法違反(買収)容疑で、夫で衆院議員の克行前法相(57)=広島3区、同=と案里氏の逮捕状を請求した。すでに出頭を要請しており、取り調べて容疑が固まり次第、逮捕する。

 2人はこれまでの任意聴取に買収行為を否定している。買収疑惑の発覚後も自民党議員として活動を続けていたが、16日付で離党届を提出し、国会が閉幕した17日に受理された。

 特捜部の調べによると、克行氏は、案里氏が参院選への立候補を表明した昨年3月から7月までの間、案里氏を当選させるため、計約2400万円の現金を広島県議など地元議員や後援会・陣営関係者95人前後に渡した疑いがある。案里氏も計150万円超の現金を5人前後に渡した疑いが持たれている。

 特捜部は、案里氏の選挙運動を…

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残り:510文字/全文:928文字

2351とはずがたり:2020/06/18(木) 13:55:43
独自
検察、100人の聴取を録音・録画 信用性高める狙いか
有料会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASN6K7QD4N6KUTIL04H.html?iref=pc_rellink_02
2020年6月18日 5時00分

 昨年7月の参院選をめぐる河井案里参院議員(46)と夫で衆院議員の克行前法相(57)=いずれも自民党を離党=の大規模な買収疑惑の捜査にあたり、検察当局が、夫妻から現金を配られた疑いのある地元議員ら約100人に対する任意の聴取の大半を録音・録画していたことがわかった。公職選挙法違反(買収)の罪が裁判で争われることになれば、迅速な審理が求められるため、信用できる供述であることなどを証明する狙いがあるとみられる。

河井夫妻逮捕へ 2600万円買収容疑、東京地検特捜部
 検察当局はこれまでの捜査で、河井夫妻が広範囲に地元議員らに現金を配ったことを示すリストを入手。3月下旬から、リストに載っている広島県議や広島市議など地元議員らの聴取を重ねてきた。

 これらの聴取では、夫妻との現金授受の場面やそのやり取り、参院選で案里氏を当選させるため票の取りまとめを依頼されたという認識が議員らにあったかどうかなどの説明を受ける際に、録音・録画を実施したという。

 約100人に配られた現金は総額約2600万円にのぼるとされるが、夫妻はこれまでの任意聴取に対し買収行為を否定。検察当局は議員らの供述を重要な証拠と位置づけており、現金を受け取ったとされる議員らの供述の信用性を立証するためにも、録音・録画が不可欠と判断したとみられる。

 取り調べの録音・録画は2009年の裁判員制度の導入に先立ち、東京地検が06年に試行を開始。昨年6月以降は全国の裁判員裁判対象事件や検察の独自捜査事件は原則、逮捕後の取り調べの全過程で実施している。任意の聴取は対象外だが、供述以外の物証が乏しかったり、共犯者がいたりした場合などは、実施するケースが増えている。

録音・録画は聴取の最後、目的は告げられず
 複数の議員によると、録音・録画は広島地検の一室やホテルの客室で行われた。任意聴取の終盤、供述調書を取り終えたころに5〜10分ほど撮影。どんな受け答えにするか検事と打ち合わせた後、カメラが回される。質問は現金授受の場面がメインだった。

 4月に地検で録音・録画つきの…

2352とはずがたり:2020/06/18(木) 15:49:31
どう辻褄合わせをしてくるのかな??

案里氏陣営、党本部からの1億5000万円の使途焦点 選挙費2405万円、残る1億2000万円余不明
2020/6/13 07:52 (JST)
c株式会社中国新聞社
https://this.kiji.is/644311180301485153

案里氏の陣営が作った印刷物
 自民党の河井克行前法相(衆院広島3区)の妻案里氏(参院広島)が初当選した昨年夏の参院選広島選挙区で、河井夫妻側が党本部から提供された1億5千万円を何に使ったかが焦点となっている。案里氏の党支部が選挙運動費用として拠出したとするのは2405万円。提供資金の全額を充てたとしても、残る1億2千万円余りの行方は明かされていない。河井夫妻による詳しい説明がない中、関係者の証言で探った。

 ■選挙運動費用

 2019年7月21日の参院選の投開票後、案里氏側は広島県選管に、参院選の選挙運動費用の収支報告書を提出した。中国新聞は情報公開請求で入手した。


 報告書によると収入額は、案里氏が支部長を務める自民党広島県参院選挙区第七支部が選挙運動の費用として寄付した2405万円。支出額は2688万9896円で、公費で賄われるビラの作成費などを含んでいる。いずれも、県選管が定めた選挙運動費用の上限(4726万9500円)に収まっている。

 関係者によると1億5千万円は19年4月中旬から参院選公示までの間、克行氏が支部長の党県第三選挙区支部と、党県参院選挙区第七支部の口座に、党本部から数回に分けて入金された。仮に今回の寄付額の2405万円の全てを党本部の提供資金で賄ったとしても、1億2千万円余りは残る。

 ■議員たちへの現金配布

 検察当局は、河井夫妻が県内の地方議員や首長、後援会幹部たち100人近くに2千万円以上を配ったとされる疑惑を調べている。今月17日の国会閉会後、河井夫妻を公選法違反(買収)容疑で立件する方向で最終調整している。

 地元の関係者たちの間では、党本部が選挙運動費用の上限をはるかに超える1億5千万円を出したことが、現金配布の一因になったとする声が強い。

 党本部から河井夫妻側への最初の入金は19年4月中旬だった。河井夫妻が地方議員や首長たちの所に現金を持参した時期は、19年4月7日に投開票された統一地方選前半戦の前後だったとの証言が多い。現金持参と党本部の資金提供にどんなつながりがあったのか、全容解明が待たれる。

 ■政治活動

 1億5千万円の使い道として、案里氏の陣営にいた複数の元スタッフが証言するのが、公示前に大量に作った印刷物だ。案里氏と菅義偉官房長官との対談内容などを紹介するチラシや、案里氏の経歴を記したカードなどを作製。チラシを県内各地に送る費用などにも充てられたという。

 元スタッフの一人は「印刷物の関連だけで1億円以上かかっている。党本部からの資金を充てたはずだ」と話す。証言通りなら、党本部が提供した資金の多くは案里氏の選挙運動ではなく、河井夫妻の党支部による政治活動の費用として、地盤固めや支援拡大に投じられたことになる。

 河井夫妻の二つの党支部を含めて、政党支部や政治団体は政治資金規正法に基づき、毎年の政治資金の収支報告書を各選管に提出する義務がある。党本部からの資金提供があった19年分は、今年11月下旬に公開される見通しだ。

 ■党本部の資金

 党本部の資金には、党員たちから集める党費や、税金から支出される政党交付金などがある。今回、河井夫妻側に提供された1億5千万円の多くは、政党交付金が元手だったとされる。

 党本部は今月5日、河井夫妻への資金提供に関する中国新聞の取材に「選挙が近づくと全国の党勢状況等を分析して、その都度、政党活動のための交付金を決定している」と文書で回答した。金額の決定過程や使い道は答えていない。

 党本部が改選数2の広島選挙区で、党公認の現職溝手顕正氏側に出した資金は、選挙対策費と公認料名目で計1500万円だった。河井夫妻側に流したのはその10倍の金額となる。(樋口浩二、河野揚)

 <クリック>選挙運動と政治活動 公選法によると選挙の候補者は、選挙期間中にかかった人件費や印刷物など選挙運動の費用とその原資を投開票日から15日以内に各選管へ報告しなければならない。一方、政治家や候補者が代表を務める資金管理団体、政党などは毎年、総務省や各選管に政治活動の収支を報告する必要がある。献金を受けた額や使い道を記す。選挙が迫った時期の政治活動と選挙運動との線引きはあいまいとされ、専門家には「政治活動と称する実質的な選挙運動が展開されているケースが多い」との批判がある。

2353とはずがたり:2020/06/18(木) 17:45:13

最近の事実は認めてる上に古いものは資料がないとか云ってて証拠隠蔽のおそれあるで。逮捕や,逮捕!

菅原氏「秘書が香典」 公選法抵触認める 離党や議員辞職は否定
6/16(火) 20:58配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c82bc57ae4f09f95bd43bf1ac7a9a29bc30e29cd
毎日新聞

 自民党の菅原一秀前経済産業相(衆院東京9区)は16日、党本部で記者会見し、「選挙区内の葬儀に際して故人の自宅に枕花を送ったり、秘書が香典を渡したりした」として公職選挙法に抵触した事実を認めた。一方で「原点に戻り一兵卒として精進したい」として、離党や議員辞職は否定した。

 菅原氏によると、公選法に抵触する形で渡した香典や枕花は、最近3年間の年平均で30万円前後あった。海外出張や国会日程が夜まで続くなど本人が不在だった場合に、秘書が代理で香典を渡したという。

 しかし公選法では、政治家本人が通夜などに出席して香典を渡す場合を除き、選挙区内の有権者に金品を提供することは禁じられている。菅原氏は「甘い考えもあった。政治への不信感をこれ以上招かないよう原点に戻って精進をしたい」と謝罪。党のオリンピック・パラリンピック東京大会実施本部の本部長代理を15日付で辞任し、議員歳費3カ月分を東日本大震災義援金に寄付した。

 一方、地元有権者にメロンなどを配ったとされる疑惑については、「13年以上前のことで資料全体が事務所から無くなっている。報道を機に大いに反省した」と述べるにとどめた。菅原氏は昨年9月の内閣改造で経産相として初入閣したが、メロンなどの配布や香典疑惑が報じられたことを受け、10月25日に辞任した。【遠藤修平】

2354とはずがたり:2020/06/19(金) 13:28:07
19.11の記事
慢心しすぎだったな〜。
ただ色々あったけどコロナがなければ今も絶好調だったに違いないと思うと日本人のアホさ加減にはうんざりだねえ

「危ない人事」当初から懸念 首相周辺「まずい状況だ」
有料会員記事
大久保貴裕、安倍龍太郎 河合達郎、今野忍 板橋洋佳
https://www.asahi.com/articles/ASMB053TFMB0UTFK00Z.html
2019年11月1日 7時30分

 先週の菅原一秀経済産業相の辞任に続き、今度は河井克行法相が辞任に追い込まれた。安倍晋三首相や菅義偉官房長官に近い閣僚の問題が相次ぐことに、野党だけでなく、与党内からも批判が噴出。「1強」とも言われた政権の求心力に影を落としている。

ウグイス嬢に過払い「皆やっている」 法定上限に不満も
 31日午前9時過ぎ、報道陣の前に姿を見せた安倍首相は、「河井大臣を法務大臣に任命したのは私だ。責任を痛感している。国民に深く心からおわび申し上げたい」と言って頭を下げた。

 辞任は午前8時過ぎ。午前10時から予定された参院法務委員会の直前の辞任劇は、25日の衆院経済産業委員会直前に辞表を出した菅原氏と同じだ。閣僚として国会に出席して野党の追及を受けることを回避した格好で、内閣支持率への影響を最小限に抑えようという政権の思惑がにじむ。

 ただ、続けざまの閣僚交代には、与党内からも冷ややかな視線が向けられている。

 首相はこの日の朝、公明党の山口那津男代表に電話をかけ、河井氏の辞任を謝罪した。与党関係者によると、首相は29日に山口氏と会談した際に「気を引き締めて真摯(しんし)に取り組んでいく」と伝えたばかりだったため、山口氏は「気を引き締めると言ったばかりじゃないですか」と指摘。首相は返答に苦しんだ様子だったという。

 辞任した河井氏は安倍首相と距…

2355とはずがたり:2020/06/19(金) 13:28:46
これも19年の記事。

なんでこんなのが放置なのか

菅原経産相指示「この人はカニ、この人はイクラね」 立憲が元秘書の音声データ公開
会員限定有料記事 毎日新聞2019年10月18日 00時02分(最終更新 10月23日 10時15分)
https://mainichi.jp/articles/20191018/k00/00m/040/002000c?inb=ys

参院予算委員会で答弁する菅原一秀経済産業相=国会内で2019年10月16日午前8時53分、川田雅浩撮影
 立憲民主党の杉尾秀哉参院議員は17日、菅原一秀経済産業相(衆院東京9区)が地元の有権者にメロンやカニなどを贈った疑惑を巡り、「贈答品リスト」を作成したとする元秘書に聞き取り調査した際の音声データを公表した。元秘書は贈答品の選定や配布先は「全部、菅原氏の指示だった」と証言した。

 音声データは、杉尾氏が10月中旬に元秘…

2356とはずがたり:2020/06/21(日) 10:14:07

谷川議員の事務所関係者 違法報酬で書類送検へ 公選法違反疑い 2017年衆院選
6/18(木) 9:51配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/80e3664321cae47f0e3ab6d8edb90af4ab5e9137
長崎新聞

 自民党の谷川弥一衆院議員(78)=長崎3区=の選挙事務所が、2017年の衆院選後に運動員に違法な報酬を支払ったとして、長崎県警は複数の陣営関係者を公選法違反(買収)容疑で近く書類送検する見込みであることが17日、関係者への取材で分かった。
 複数の関係者によると、摘発されるのは選挙事務所の会計担当者や、車上運動員(うぐいす嬢)など複数の陣営関係者に上るとみられる。送検容疑はいずれも17年10月22日の衆院選投開票後、法定を超える違法な報酬を支払い、または受け取った疑い。県警は公選法違反容疑を軸に捜査を進めており、17日までに捜査をほぼ終結。近く長崎地検へ書類送検する見込みという。
 同議員の選挙事務所の違法報酬疑惑を巡っては昨年7月、選挙運動に携わっていた60代男性が、選挙運動を取りまとめる「総括主宰者」2人が運動員に違法な報酬を支払っていたとして、公選法違反容疑の告発状を県警に提出し、受理されていた。
 告発状などによると、事務所はうぐいす嬢に対し、法律で定められた「1日1万5千円」の上限を超える報酬を支払ったり、電話番などの運動員にも法定以上の金額を支払ったりしたなどとしている。
 当時、同陣営でうぐいす嬢を務めた女性は17日までに長崎新聞社の取材に応じ、違法な報酬を受け取っていたことを認め、「違法だと知らず、渡された分をただもらっただけ」と話している。

2357とはずがたり:2020/06/22(月) 18:29:42

人望無いしバラされちゃうんだよね。。

三反園氏 知事選巡り複数の首長に電話も「集票依頼ではない」
2020/06/21 18:18南日本放送
https://news.goo.ne.jp/article/mbc/politics/mbc-2020062100042807.html

来月投票が行われる鹿児島県知事選挙にからみ、現職の三反園訓さんが県内の複数の首長に集票依頼の電話をしたという一部報道について、三反園さんは21日、報道陣の取材に応じ、「電話はかけたが集票依頼はしていない」と否定しました。

(三反園訓氏)「私の思いを伝えただけで新聞に書いてあるようなことは意図して発言しない」

(記者)「票のとりまとめを依頼されたつもりは?」

(三反園訓氏)「ない。ただ、相手方が誤解してそのように感じ、受け止めたのであれば私としては反省し、本当にお詫び申し上げたい」

この問題は、県内の複数の首長が現職の三反園訓さんからの電話で「地元が県に要望した事業を挙げながら、票のとりまとめなどの選挙協力を依頼された」と報道されたものです。
これについて、三反園さんは21日、複数の首長に電話をかけたことは認めたものの、票のとりまとめの依頼したことや公共事業などをちらつかせて圧力をかけたとする一部報道の内容を否定し、「誤解されたとすればお詫びする」と謝罪しました。

(記者)「票が(この市町村は)少ないと(圧力をかける)ような発言は?」

(三反園訓氏)「具体的なことは覚えていない、詳細には。私自身はこの4年間の強い思いがあるので、そういった思いを伝えただけ。(圧力をかけることを)意図して発言していない」

MBCの取材によりますと、およそ1か月前からこれまでに県内の複数の首長が三反園さんから電話を受けており、ある首長は「『知事選があるので、よろしく』と言われた。知事選への応援依頼とも受け取れた」と話しています。

政治学が専門の鹿児島大学の平井一臣教授は「告示前に電話で投票を依頼することは事前運動にあたり、公選法で禁止されている。告示前の今の時期に誤解を招くような電話はするべきではない」と指摘しています。

2358とはずがたり:2020/06/22(月) 19:24:17
郷原信郎
2日前
郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士
報告オーサー
https://news.yahoo.co.jp/profile/author/goharanobuo/comments/posts/15926006129836.bbea.08080/
従来、買収罪の適用は、選挙運動期間中やその直近に、投票や選挙運動の対価として金銭等を供与する行為に事実上限られ、公示と離れた時期の供与は、「政治資金の寄附の性格があり、投票や選挙運動の対価・報酬の性格が希薄」との理由で、摘発の対象とはして来なかった。しかし、今回、検察が、河井夫妻の公示3か月以上前の現金供与に買収罪を適用した。それは「特定候補を当選させる目的」と「供与」の要件さえ充たせば買収罪が成立するとの解釈を前提とするということであり、そうなると「特定候補を当選させる目的」で「自由に使ってよい」として金銭を渡せば、それだけで買収罪が成立することになる。だとすると自民党本部から、支部の判断で自由に使える金として選挙資金を提供すれば、「選挙人又は選挙運動者への供与の資金」と認識して提供したという、公選法違反の「交付罪」が成立する可能性がある。二階氏の説明は「交付罪の自白」と紙一重と言える。

2359とはずがたり:2020/06/22(月) 19:34:58

陣営の共有フォルダーに現金配布先リストなし 克行容疑者、違法性認識か
2020/06/22 17:44毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20200622k0000m040151000c.html

 参院議員の河井案里容疑者(46)=広島選挙区=が初当選した2019年参院選を巡る選挙違反事件で、夫で前法相の衆院議員、克行容疑者(57)=広島3区=らがパソコンで管理していたとされる現金配布先リストが、陣営スタッフの共有するフォルダー内になかったことが判明した。関係者が明らかにした。地元議員らへの現金提供を陣営スタッフに隠していたとみられ、東京地検特捜部は克行議員らが違法性を認識していたとみている。

 関係者によると、広島市内にある克行議員の事務所に設置されたサーバー(記録媒体)に、陣営スタッフらがアクセスして共有フォルダーを作り情報を管理していた。経理関係書類や後援会名簿、日程表などあらゆる選挙関連書類が電子データで保存されており、誰でも閲覧・編集できるようになっていたが、現金配布先リストはなかった。

 検察当局は20年1月以降、夫妻の事務所などを家宅捜索し、克行議員のパソコンを押収。削除されていたデータを復元したところ、リストが見つかった。リストには、現金を提供した相手や金額などが記されていたという。克行議員らはサーバーにアクセスせずにリストを管理していたとされ、疑惑発覚後に削除したとみられる。

 一方、サーバー内にある電子データについては、陣営から依頼を受けた同市内の業者が19年12月に削除していたことが判明。事務所にあった選挙関連書類もスタッフらがシュレッダーで破棄したといい、いずれも克行議員の指示で証拠を隠そうとしたとみられる。19年10月、車上運動員への違法な報酬を巡る疑惑が週刊誌に報じられていた。

 陣営スタッフが閲覧できる共有フォルダーにリストがなかったことや、証拠隠しとみられる行為が相次いでいることなどから、特捜部は克行議員らが違法性を認識していたとみて実態解明を急いでいる。【山本康介、賀有勇】

特別捜査部
選挙違反
東京地方検察庁
参院選
河井案里

2360とはずがたり:2020/06/24(水) 11:05:01
1億5千万円の使途「党は承知していない」 河井夫妻側への提供金で二階幹事長 従来の説明と食い違い
6/23(火) 20:37配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/63818f877b58eb85abb9fea794ed5a837c3300ac
中国新聞デジタル
党本部で記者会見する二階幹事長(中央)

 自民党の二階俊博幹事長は23日の記者会見で、前法相の河井克行容疑者(広島3区)と妻の案里容疑者(参院広島)が逮捕された公選法違反(買収)事件を巡り、昨年7月の参院選公示前に党本部から夫妻の党支部に提供した1億5千万円の使途を「党は承知していない」と述べ、従来と食い違う説明をした。

 二階氏は、夫妻の関係先が家宅捜索され、関係書類が検察当局に押収される中でどうやって党支部の支出を確認したのかを問われると、「党として支出した先がどうなったか細かく追及しておらず、承知していない」と話した。

 17日の記者会見では、1億5千万円を「党内で定めた支給基準の手続きに従って交付した」とし、党勢拡大のための広報紙を複数回、全県に配布した費用に充てられたと説明。このうち税金などで賄われる政党交付金の部分は「党本部では公認会計士が厳格な基準に照らして各支部の支出をチェックしている」としていた。

 中国新聞の取材で、1億5千万円のうち1億2千万円は政党交付金が原資と判明している。

 安倍晋三首相も18日の記者会見で、二階氏の説明を引用して「党本部で事後的に各支部の支出をチェックしている」と話した。19日には菅義偉官房長官が事件に関する説明は「党として対応する」と自民党に説明責任を委ねる考えを示しており、党の姿勢が問われている。

2361とはずがたり:2020/07/01(水) 17:42:31

安芸太田町と三原市はもおええやろという70オーバーのおじいだったが安芸高田市長は60前と未だ一寸若い様だ。

安芸高田市長が辞職表明 克行容疑者から60万円受け取り
6/30(火) 11:52配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5be59beee41f9dffd94434b2726c5cc0c6fe493a

中国新聞デジタル
臨時記者会見の冒頭、頭を下げる児玉市長

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、逮捕された前法相の河井克行容疑者(57)=衆院広島3区=から現金60万円を受け取った安芸高田市の児玉浩市長(57)が30日、市内で臨時記者会見を開き、辞職すると表明した。

 児玉市長は辞職を決めた理由について「市民の声を聞き、(市長の職を)継続するのは市政運営に支障をきたすと判断した」と説明。出直し市長選への立候補など今後については「後援者と話し合って決めたい」と話した。

 児玉市長は昨年10月末に河井案里容疑者(46)の陣営による公選法違反疑惑が浮上して以降、現金の受け取りを一貫して否定。今年4月の市長選に立候補し、無投票で初当選した。しかし、今月24日に説明を一変。県議選で無投票当選した直後の昨年3月末と5月末の2回にわたり30万円ずつ受け取ったと認め、謝罪した。26日には市長を続投する意向を表明していた。

 今回の参院選での買収疑惑を巡っては、150万円を受け取ったと認めた三原市の天満祥典市長(73)が25日、30日付での辞職を表明。20万円の受け取りを認めた広島県安芸太田町の小坂真治前町長(71)も4月に辞職している。

克行容疑者を「恨んでも恨みきれない」と涙、町会議長が辞職へ…大規模買収事件
6/30(火) 18:15配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bac0a9e1ba45e887309bf0235000bde726e3ea0
読売新聞オンライン
 昨年7月の参院選を巡る大規模買収事件で、衆院議員の河井克行・前法相(57)(自民党を離党)から20万円を受け取った広島県北広島町議会の宮本裕之議長(61)は29日、町議会全員協議会で一連の騒動について釈明し、議長職を辞職する意向を表明した。

 宮本議長は、昨年3月下旬に自宅を訪れた克行容疑者から現金を渡され、数か月後に関係者を通じて返却したことを説明したという。

 その後、宮本議長は読売新聞の取材に対し、「私は議員でいるべきでないと考えた一方で、議長として取り組んできたことを見届けずに去るのは無責任だとも思う」と語り、「(克行容疑者を)恨んでも恨みきれない」と涙を見せた。

 また安芸太田町議会でも29日、全員協議会が開かれ、克行容疑者から20万円を受領した疑いが出ている矢立(やたて)孝彦議長(67)に説明を求めた。

 協議会は非公開で行われ、複数の町議によると、矢立議長は「町民に恥じるようなことはしていないが、今の段階では何も話すことができない。(克行容疑者の勾留期限である)7月8日を過ぎてから話したい」と述べたという。

2362とはずがたり:2020/07/13(月) 17:42:56
河井前法相、首相向けに資料作成
案里氏陣営の予算も記す
https://this.kiji.is/653871406022673505
2020/7/9 19:46 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、前法相の衆院議員河井克行被告(57)が昨年5月、安倍晋三首相との面会資料として、妻の参院議員案里被告(46)の陣営内の予算や、案里議員を支援するために広島入りした首相秘書団の活動を報告する文書を作成していたことが9日、関係者への取材で分かった。

 改選2議席の広島選挙区で、自民党は現職だった溝手顕正・元国家公安委員長に続き、党本部が主導し昨年3月、案里議員を公認。党本部は昨年4〜6月、河井夫妻側に破格の計1億5千万円を入金していた。全面支援を受ける中、首相との情報共有を意識していたとみられる。

2363とはずがたり:2020/07/14(火) 14:50:30

与党政治家の職権はもっと厳しく解釈されなあかんやろ。

IR汚職、白須賀氏に100万円
中国企業が提供、立件見送り
https://this.kiji.is/655600428732761185
2020/7/14 11:47 (JST)7/14 11:57 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)=千葉13区=が、贈賄側とされた中国企業「500ドットコム」側から100万円を受け取っていたことが14日、関係者への取材で分かった。白須賀氏は東京地検特捜部の事情聴取に受領を認めたが、収賄罪の成立に必要な職務権限がなく、立件は見送られた。

 特捜部は1〜2月、「500」社側から約760万円相当の賄賂を受け取ったとして、IR担当の内閣府副大臣を務めていた衆院議員秋元司被告(48)を収賄罪で起訴。賄賂には、2017年に「500」社側が負担した中国旅行の費用が含まれる。

2364とはずがたり:2020/07/15(水) 15:41:21
2870 名前:とはずがたり[] 投稿日:2020/07/15(水) 15:39:58
河井前法相夫妻を不起訴 車上運動員に違法報酬疑い 速度違反教唆容疑も
7/11(土) 7:20配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7234663f54d4d1bb4512ea4247d9510d5cfd3a9b
中国新聞デジタル
河井克行被告(左)と案里被告

 参院議員の河井案里被告(46)が初当選した昨年7月の参院選広島選挙区で車上運動員14人に違法な報酬を払ったとされる公選法違反事件で、広島地検が案里被告と夫の前法相克行被告(57)=衆院広島3区=を不起訴処分にしたことが10日、関係者への取材で分かった。嫌疑不十分とみられる。地検は、違法報酬を受け取った車上運動員の刑事処分をしない方針も固めたもようで、同事件の捜査は終結する見通し。一方で、大規模買収事件については原資などの捜査を継続しているとみられる。

 この事件では、昨年7月19〜23日に車上運動員14人に法定上限の2倍の1日3万円の報酬計204万円を渡したとして、同法違反(買収)の罪で起訴された案里被告の公設第2秘書立道浩被告(54)が広島地裁で懲役1年6月、執行猶予5年の有罪判決を受けて控訴中。克行被告の政策秘書だった高谷真介被告(44)も起訴され、広島地裁で公判が続いている。

 関係者によると、案里被告の陣営は克行被告が仕切っていたとされる。地検は克行、案里両被告が違法報酬の支払いに関わった可能性があるとみて捜査したが、夫妻は関与を否定。地検は立証が困難と判断したとみられる。昨年12月に広島地検に刑事告発した市民グループ「河井疑惑をただす会」のメンバーらに対し、地検は今月8日付で不起訴処分にしたと文書で通知した。

 公選法では買収目的の現金を受け取った側も罪に問われるが、関係者によると地検は車上運動員14人全員の刑事処分を見送る方針を固めた。報酬額などを考慮したとみられる。

 ただす会は、克行被告が昨年10月ごろにジャガイモなどを有権者に配ったとされる公選法違反容疑のほか、同10月に陣営スタッフに対し、広島県内の高速道路で法定速度を60キロ上回る140キロの速度で走行させたとする道交法違反(教唆)容疑でも刑事告発していた。同会によると、地検がいずれの容疑についても8日付で不起訴処分にしたとの通知を受けたという。

2365とはずがたり:2020/07/15(水) 15:41:34
2871 名前:とはずがたり[] 投稿日:2020/07/15(水) 15:41:05
河井議員の事務所閉鎖 事前に「逮捕されたら閉じて」
7/13(月) 11:35配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/84b9182a3a1aa5a3ba15f73f2343b1d84daf3cda
朝日新聞デジタル
今年1月、河井克行議員の事務所から段ボール箱を運び出す捜査関係者。これから半年で事務所は閉鎖された=2020年1月15日午後、広島市安佐南区、松島研人撮影

 昨年7月の参院選をめぐり、票の取りまとめを依頼する趣旨で地元議員らに現金を渡したとして、公職選挙法違反(買収)罪で起訴された前法相で衆院議員の河井克行被告(57)=自民党を離党=の広島市の事務所が閉鎖された。克行議員は逮捕前、周囲に「逮捕されたら事務所を閉じてほしい」と語っていたという。

 事務所は広島市安佐南区のビルにあり、週刊文春(電子版)が疑惑を報じる直前の昨年10月下旬に同区の別の場所から移転。克行議員が代表を務めていた自民党広島県第3選挙区支部の事務所も兼ねていたが、関係者によると、克行議員は移転後、一度もこの事務所を訪れなかったという。

 克行議員の意向を受け、事務所は11日に閉鎖。「テナント募集」の紙が貼られていた。克行議員の秘書は取材に、「紙類はほとんど(検察当局の)捜索で持っていかれていた」と説明。自身も検察当局の聴取を繰り返し受けたといい、「こんなことになってしまい、後援会の皆さんに申し訳ない限り」と語った。

 克行議員は1996年に初当選し、現在7期目。起訴内容は昨年3〜8月、妻で参院議員の案里被告(46)=同罪で起訴=が初当選した参院選で、地元議員ら100人に計約2901万円の現金を渡したというもの。(松島研人)

2366とはずがたり:2020/07/28(火) 16:30:07
東京・千代田区長が議会解散通知
「虚偽証言」告発に反発
https://this.kiji.is/660745459962086497?c=39550187727945729
2020/7/28 16:26 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 東京都千代田区の石川雅己区長は28日、家族と購入したマンションの取引を巡り、区議会が地方自治法100条に基づく委員会での虚偽証言などを理由に刑事告発を決めたのは事実上の不信任に当たるとして、議会の解散通知を議長宛てに提出した。

 石川区長は同日午後5時から記者会見。地方自治法は、自治体の長による解散について「議会が不信任の議決をした時」と規定しており、区は今回の通知が有効かどうかを調べている。

 区議会は3月、地方自治法100条に基づく調査を決定。石川区長らの証人尋問などを実施し、虚偽の陳述や証言拒否があったとして刑事告発する議案を今月27日に可決した。

2367とはずがたり:2020/07/28(火) 16:31:09
奈良県 新たに6人感染確認 新型コロナウイルス
2020年7月28日 16時25分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200728/k10012536781000.html
奈良県は県内に住む10代から50代の男女6人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。このうち3人は同じ会社の従業員で、すでに県内で感染が確認されている同僚らとカラオケなどをしていたということです。
これで県内で感染が確認された人は215人となりました。

2368とはずがたり:2020/07/28(火) 16:59:37
小池都知事側近の千代田区長が“特権的マンション購入” 日比谷ミッドタウンめぐる疑惑も
国内 政治 週刊新潮 2020年7月9日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/07080802/?all=1

 小池百合子都知事の側近として知られる石川雅己・千代田区長(79)が特権的な地位を利用してマンションを購入していた疑惑が発覚。別の再開発問題にも飛び火して、延焼は広がるばかりなのだ。

 ***

 石川区長の公式サイトを覗くと、まず飛び込んでくるのは小池知事とがっちり握手をする写真。

「元都庁職員の石川区長は“都議会のドン”内田茂前都議と親しく、退職後の2001年、千代田区長に初当選しました。しかし、議会運営を巡り、自民党と対立。13年の区長選からは、自民党に候補者を立てられながら、現在5期目に至っています」(都政担当記者)

 3年前の区長選では、内田氏を目の敵にする小池知事が石川区長の支援に回った。頻繁に選挙区へ入り、“知事側近”として知られるようになった。

 ところが、石川区長はいま、区議会でスキャンダルを追及され、針のむしろだ。

 NHKが今年3月、石川区長が一昨年購入したタワマンの一室について事業協力者住戸、つまり地権者が優先的に購入できる部屋にもかかわらず、地権者でない区長が購入していたと報じたのだ。

 そのタワマンは三井不動産レジデンシャルが売り主。価格は約1億2千万円とされ、区長の裁量でマンションの容積率を割り増して建設された。区長という立場を利用して便宜を図ってもらえたのではないかと、区議会で百条委員会が開かれている最中である。

不透明な契約
 さる千代田区議が言う。

「確かに区長は都庁で港湾局長を務めていた当時、1996年の世界都市博準備のため、都市開発の仕事に関与していた。当時から、不動産業者との繋がりがあったのでしょう。不可解なのは、これに限らず、高級マンションの売買を繰り返していることです」

 このタワマンを除き、4件の売買が確認できる。1件を除き区内の高級マンションを買っては転売、利益を得ていたとみられる。

 さらに、区議会で今後、火を噴きそうなのが、東京ミッドタウン日比谷を巡る問題だ。18年に三井不動産が開発したこの複合施設では敷地内に区道が通っており、そこを広場として整備している。土地は今も区の所有だが、維持管理を担う一般社団法人日比谷エリアマネジメントに無償で提供していた。

 別の区議によれば、

「区長は三井不動産とも親しいと言われていますが、この社団法人の代表は三井不動産の執行役員です。その広場は2千平方メートルと広大にもかかわらず、向こう20年もの間、無償で区から貸す契約になっている。保育園や高齢者施設など、公益に資するものならまだしも、営利目的の法人に無償で貸すとは不透明と言わざるを得ない。今後の百条委員会で追及していきます」

 千代田区の担当者は、

「条例に基づいて使用料を減免しています」

 行政を歪めて私益を得た疑惑を指摘されている石川区長に電話すると、

「(小池知事は)選挙の時に支持をいただいただけ。(マンション売買は)何が問題か分かりません」

 小池知事側近の不祥事にアラートは鳴らせなかったようだ。

ワイド特集「お天道様はお見通し」より

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2369とはずがたり:2020/08/18(火) 16:19:52


着ぐるみ運動員に報酬疑い 広告代理店社員ら計8人を書類送検
https://www.sankei.com/affairs/news/190820/afr1908200011-n1.html
2019.8.20 11:52社会事件・疑惑

 7月投開票の参院選大阪選挙区に国民民主党から立候補し、落選したタレントのにしゃんた氏(50)陣営で、ネコ型の着ぐるみ姿で投票を呼びかける見返りに報酬を支払ったなどとして、大阪府警捜査2課は20日、公職選挙法違反(買収約束、事後買収など)の容疑で、広告代理店の男性社員や人材派遣会社の男性役員ら30〜50代の男女4人を書類送検した。今回の参院選で、買収容疑での摘発は初という。

 送検容疑は共謀し公示前の6月26日、大阪府茨木市の20代の女子大学生に対し、ネコ型のマスコット「にゃん太」の着ぐるみ姿で投票を呼びかけることの報酬として1日9千円を渡す約束をしたほか、7月に別の20〜30代の女性アルバイト3人に、報酬として計約11万円をそれぞれの口座に振り込んだとしている。同課は、着ぐるみ姿で投票を呼びかけた4人についても同容疑で書類送検した。

 大阪府選挙管理委員会によると、着ぐるみ姿で選挙運動をすることへの報酬は認められていない。

 同党の府連幹部は取材に「にゃん太は党勢拡大のために使っており、特定候補を応援するためのものではない」としている。

2370とはずがたり:2020/08/20(木) 00:19:43
おいおいw

https://twitter.com/news24ntv/status/1296100108933554176
日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報
@news24ntv
【速報】秋元司議員「証人買収」立件視野に事情聴取へ

衆議院議員の #秋元司 被告が起訴された汚職事件の裁判で証人を買収しようとしたとして男3人が逮捕された事件で、
東京地検特捜部が近く、秋元被告の立件を視野に事情聴取に乗り出すとみられることがわかりました。
午前0:02 ・ 2020年8月20日

2371とはずがたり:2020/09/05(土) 10:20:03

この後更に逮捕。自民候補スカスカで柿沢も無所属選択。

2020.08.18 16:00  週刊ポスト
秋元司氏 カジノ汚職渦中に政治資金パーティで自民復党宣言
https://www.news-postseven.com/archives/20200818_1586851.html?DETAIL

2372名無しさん:2020/09/10(木) 12:34:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/df3cae65b5afef2034aebc5f416907520c8aa2c0
河井前法相事件の金は? 小沢一郎「自民党の正式な経理では出ていないのでは?」〈週刊朝日〉
9/10(木) 8:00配信

 衆院議員の小沢一郎氏(国民民主党)は、次期首相の最有力である菅義偉官房長官、安倍政権の森友・加計問題、桜を見る会など数々の疑惑をどう見るのか。ジャーナリストの田原総一朗氏が聞いた。

*  *  *
田原:自民党総裁選の行方は菅(義偉官房長官)さんでほぼ決まり。菅さんについてはどう思う?

小沢:菅さんは、僕と同期当選の小此木彦三郎さん(元建設相・故人)の秘書だったから、直接の付き合いはありませんでした。個人的にはあまり知らないのです。

田原:彼はいまの自民党では珍しく世襲議員ではない。高校卒業後に秋田から上京して、昼間働いて夜間の大学を出た。秘書や、横浜市議を経て47歳で初当選した。何より安倍さんの信頼が厚く、第2次政権発足以来7年8カ月、ずっと官房長官を務めた。相手としては手ごわい?

小沢:森友・加計問題、桜を見る会などの疑惑について、菅さんは「ご批判は当たらない」と繰り返してきました。公文書の隠蔽(いんぺい)や改ざんの実務的な指揮を執った人物です。それに、彼は大衆にアピールするタイプではないと思うんです。野党がしっかり結束できれば、十分に対抗できます。

田原:安倍さんの任期途中の辞任と新型コロナウイルスの流行を理由に、総裁選で全国一斉の党員投票をやらなかった。そのことに若手議員の不満が募っている。そのしっぺ返しは必ず来ると思う。

小沢:菅さんが出馬表明した時点で、自民党はもう根回しが済んでいます。これまでの数々のスキャンダルを闇に葬り去り、派閥の力学だけで総裁を決めてしまう談合政治のできあがりです。過去6度の国政選挙で自民党は全勝していて、確かに野党には政権の受け皿になれなかった責任があります。でも、それ以上に安倍・菅政権に対する国民の批判や不満のほうがはるかに大きくなっています。

田原:安倍さんが辞任表明したことに対する同情票で、いま自民党の支持率が上がっている。一方、野党合流が遅れている。菅さんは、選挙に勝てる今のうちに解散を打つ可能性がある。総選挙になった場合、小沢さんはどう勝負しようとしているのか。そこを聞きたい。

2373名無しさん:2020/09/10(木) 12:35:14
>>2372

小沢:9月16日の首相指名後、すぐに国会を閉じて25日に再召集、冒頭解散という流れもささやかれています。ですから、僕は一日も早く新党を立ち上げて、党の体制づくりをしなければならないと思っているんです。選挙の候補者選びから候補者調整まで、3日や4日でできる話ではないですから。

田原:総選挙に向けて、自民党の中から消費税を争点にするという話も聞こえてくる。共産党は減税、国民民主党も減税。枝野(幸男・立憲民主党代表)さんも減税に言及した。

小沢:新党では必ず進言します。言わなければ勝てませんし、自民党に先を越されてはなりません。われわれの主張としては、減税に経済条項を導入することです。景気が悪くなったら税率を下げることができ、景気がよくなれば上げてもいいとする柔軟性を持った条項です。自民党も5%にするかは別にして、必ず言ってくるでしょう。

田原:税金と言えば、安倍政権には桜を見る会の疑惑が残っている。安倍首相が後援会関係者をどんどん招待したのは税金の私物化ではないか、と。

小沢:自分の後援会を招待するなんて、総理として非常識。見識がなさすぎます。

田原:疑惑はまだまだある。森友問題では決裁文書を改ざんした。あれは内閣人事局が国家公務員の人事を握ったことによる弊害ではないか。

小沢:人事局そのものが悪いとは思っていません。官僚機構の中から人事が上がってきて、それがおかしい、あるいは政策と反するような人事であれば、人事局で修正すればいい。問題は権限を乱用して、好きな人物ばかりを集めたことです。権力者が恣意(しい)的に使おうとすれば、官僚はその顔色をうかがうようになります。

田原:そして特大のスキャンダルは、前法務大臣の河井克行氏とその妻・案里氏の金のバラマキだ。あんなものは田中角栄以前の話。参議院の広島選挙区は自民党の溝手顕正氏と野党1人で安定していたのに、溝手氏が数年前に安倍首相を「過去の人」と批判したことで、あんなやつは落とそうということになった。そして、河井氏はゴマすりのために案里氏を出した。

2374名無しさん:2020/09/10(木) 12:35:58
>>2373

小沢:僕は2010年に2人区には全部2人出した。2人出すこと自体は悪くないと思います。ただ、今回は総理個人の私怨が理由になっているでしょう。

田原:選挙資金は溝手氏に1500万円で、案里氏には1億5千万円。

小沢:総理の肝いりで、片方にだけ10倍の金を出すというのはありえない。しかも、全額、党の金だと。二階(俊博)幹事長が了承して出したのかはわかりませんが、誰かがサインしなければ金は出せない。

田原:安倍首相や幹部が一番恐れているのはそこ。検察がその気になれば……。

小沢:やれるんでしょう。自民党本部を捜査すればいいんだから。

田原:問題は広島の検察が自民党本部まで行く度胸があるかどうか。

小沢:なんだかんだ言っても自民党は経理はきちんとしているはずです。献金もありますが、メインは政党交付金ですから、それをいい加減にというわけにはいかない。だから自民党の正式な経理では出ていないんじゃないですか? 10倍なんてバカな話はないですから。

>>【後編/小沢一郎「すぐの選挙でも自民党に勝てる」3度目の政権交代に挑む】へ続く

(構成/本誌・秦正理、亀井洋志)

※週刊朝日  2020年9月18日号より抜粋

2375とはずがたり:2020/09/11(金) 00:54:44
【激震 前法相夫妻起訴】受領者不問に疑義の声 「もらい得」検察批判も
2020/7/8
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=660126&comment_sub_id=0&category_id=256

 広島県政界を揺るがす大規模買収事件は8日、検察当局が前法相の河井克行被告(57)=衆院広島3区=と妻案里被告(46)=参院広島=を公選法違反罪で起訴した。現金を受け取った地方議員ら100人全ての刑事処分を見送る方針を固めており、安堵(あんど)の表情を見せる議員も。一方で、市民からは被買収者の政治家の処分を求める声も上がっており、世論が「検察批判」に傾く可能性もある。

 「起訴すべきものは起訴した」。東京地検特捜部の幹部は8日、両被告の起訴を報道陣に発表する場で被買収者の処分を問われ、こう答えた。同時刻には、合同で捜査してきた広島地検の幹部も報道陣に同じ言葉で「不問」をにおわせた。

 関係者によると、すでに検察庁内では被買収者全員の刑事処分を見送る方針を固めている。両被告から一方的に現金を渡された人が多く、一部は受領後に返した点も考慮したとみられる。

 刑事処分を待たずに辞職した首長は複雑な心境を明かす。「検察から連絡もなく分からない」。克行被告から20万円を受け取った広島県安芸太田町の小坂真治前町長(71)と、計150万円を受領した三原市の天満祥典前市長(73)は言葉少なに語る。計60万円を渡された安芸高田市の児玉浩前市長(57)は「(辞職で)けじめをつけた。司法の判断を待ちたい」と話す。

 ▽処遇に気もむ

 公選法では、買収目的の現金を受け取った側も罪に問われる。罰金刑以上が確定すれば公民権停止となり、首長や議員は失職する。政治生命に直結する問題だけに、現金授受を認めた地方議員の多くは、自身の処遇に気をもんできた。

 「まな板の上のコイ。いつまで生殺しの状態が続くのか」。克行被告から計50万円を受け取った広島市議は検察から処分の連絡がないことに不満を募らせる。克行被告が置いて帰った30万円を参院選前に返却した県議は「(立件見送りは)適正な判断だと思う」と安心した様子をみせた。

 被買収側の不問は、当初から地元議員の間でうわさされていた。計50万円の受領を認めた広島市議は「検事から『夫妻が目的。先生には政治家を続けてもらいたい』と言われた」と説明。別の県議も「検事は『あなたを罪に問いたいわけではない』と話していた。処分はないだろうと思っていた」と打ち明ける。

 100人の被買収者のうち地元政治家は40人を超えるとみられ、200万円をもらっていた県議もいる。案里被告からの現金提供を拒んだという議員は「おとがめなしなら、もらい得じゃないか」と検察の姿勢を疑問視。ある県警幹部も「県警は地方選挙での一般人の数万円の授受でも被買収で刑事罰を取ってきた。納得できない」と語った。

 刑事罰を取りたくないなら、個別に悪質性などを判断し、起訴猶予で不起訴にする方法もある。県議らの相談を受ける弁護士は「検察審査会を警戒しているから、刑事処分をしないのではないか」と推察する。

 審査会では、犯罪の被害者や告発者からの申し立てに基づき、有権者から選ばれた審査員が不起訴処分の妥当性を審査する。「起訴相当」と議決されれば強制的に起訴されるほか、「不起訴不当」でも検察は再捜査で起訴するかの判断を迫られる。一方で、刑事処分が出ていない案件は申し立ての対象にすらならない。

2376とはずがたり:2020/09/11(金) 00:55:14
>>2375-2376
 ▽「罪免れない」

 ただ、東京地裁である両被告の裁判では、被買収者の名前が明らかになる可能性が高い。検察側から法廷での証言を依頼された議員もいる。今後、被買収者を刑事告発する動きが出てくる可能性もある。

 買収疑惑が出た昨秋に両被告を広島地検に告発した広島市の市民団体の山根岩男事務局長(69)は「現金の多い少ないに関係なく、受け取った側も罪を免れない。今後、対応を検討したい」と話している。

 ■起訴権の乱用 元検事で広島地検特別刑事部長などを務めた郷原信郎弁護士の話 

 被買収側を刑事処分しないのは、極めて異例の対応と言わざるを得ない。買収の犯罪が成立するならば、被買収側も起訴されて当然だ。最低でも罰金だろう。公選法違反罪の捜査は司法取引の対象外だが、被買収側と「立件しないから証言してほしい」という事実上の取引があったと疑われかねない。検察側が起訴にも不起訴にもしないのは、不起訴処分にすることで検察審査会へ申し立てられるのを恐れているのではないだろうか。起訴権の乱用だ。

 ■説明責任ある 日本大の岩井奉信教授(政治学)の話 

 検察は数十万円程度の被買収者を立件せず、(前法相の買収という)巨悪を優先しようとの考えかもしれない。だが、100万円を超す現金を受け取った議員もおり、被買収側の全てを起訴しないのは納得できない。同じように現金を受け取った後援会員と違い、政治家には説明責任がある。記者会見をした議員で買収の趣旨を明確に認めた人は少なかった。今後、両被告の裁判で明らかになる証言と食い違う可能性もある。有権者は厳しくチェックしなければならない。

2377とはずがたり:2020/09/11(金) 17:42:28

公認料 離党で返還騒動 県連「党員4年は誓約」 議員「金で活動縛るな」 国民福岡
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/541277/
2019/9/7 6:00
西日本新聞 社会面

 国民民主党福岡県連が、離党届を提出した地方議員2人に対し、4月の統一地方選の公認料などを返還するよう求めている。県連が公認の条件として全候補者に提出を求めた誓約書に基づく対応で、県連側は「党員として4年間邁進(まいしん)するという約束と違う」と正当性を主張。一方、議員側は「政治活動の自由を金で縛るのはおかしい。公認料は法的な返還義務もない」などとして返還には応じない構えで、真っ向から対立している。

 党支持率が低迷している国民県連は、地方の勢力維持のため、統一選での公認料を旧民進党時代の約3倍に増額。県議で約300万円、市議で約100万円を配布したという。県連は公認に当たり、誓約書を作成。「4年間は党員として(中略)党の綱領に基づく政策の実現を目指した政治活動に邁進することを誓う」「誓約事項に反する行為を行った際には受領した公認料をはじめ、党公認候補として支援いただいた資金を全額返金する」などと記しており、2人を含むすべての公認候補が署名した。

 3カ月後の参院選。国民県連は当初は立憲民主党の現職候補に一本化する方針だったが、党本部主導で6月に独自候補の擁立を決めた。すでに立民現職の支援で動いていた国民県議と市議の2人は反発し、県連に離党届を提出した。

 国民県連は2人の離党届を受理せず、公認料などの全額返還を求める書面を8月22日付で送付。白石一裕幹事長は「誓約書は本人の判断で署名してもらった。金だけもらって辞めるのはいかがなものか」と、2人の処分を検討していることを明らかにした。

 書面を受け取った2人は、弁護士を通じ「請求には応じない」と書面で回答。市議は「誓約書が離党防止に使われるとは思っていなかった。金でつなぎ留める手法では地方議員は育たない」と訴え、当面は無所属で活動するという。

 公認料は政党から候補者への寄付に当たる。埼玉大の松本正生教授(政治学)は「高額な公認料を払って離党されては県連も立つ瀬がないだろうが、誓約書に効力があるかどうかは判断し難い。当事者同士で解決するしかない」としている。

2378名無しさん:2020/09/17(木) 20:04:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a07ebadd3268659f46a3c693ec8f767df9a8676
自民・谷川陣営、選挙違反で有罪 運動員に違法報酬、長崎地裁
9/17(木) 12:20配信

 2017年の衆院選で、自民党の谷川弥一衆院議員(79)=長崎3区=の陣営が運動員に違法な報酬を支払ったとされる事件で、公選法違反(買収)の罪に問われた会社員小柳伊佐義被告(45)に長崎地裁(堀田佐紀裁判官)は17日、懲役1年2月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 小柳被告は初公判で起訴内容を認めていた。

 起訴状などによると、谷川氏の選挙運動に関わっていた小柳被告は無職永田久弥被告(61)=公判中=と共謀し、投開票後の17年12月28日ごろ、長崎県佐世保市内で、車上運動員4人分について、日当の法定上限を超える額の報酬を渡したとしている。

2379とはずがたり:2020/09/19(土) 00:51:15
未途と秋元の選挙区て。。

https://twitter.com/310kakizawa/status/1306839042466541569
柿沢未途(衆議院議員)
@310kakizawa
【ジャパンライフ株式会社(東京、破産手続中)からの過去の政治献金について】
今回新たに強制捜査を受けたジャパンライフ株式会社からは、私がかつて総支部長を務めていた「みんなの党東京都第15総支部」に対し、父の代からのご縁もあって、適正かつ適法に処理された政治献金を頂いておりました。
午後3:14 ・ 2020年9月18日

2380名無しさん:2020/09/28(月) 10:49:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/71d9a24bff3d610a1b9269105d136a8523d6036f
パーティー収入、9億7千万円超 菅内閣閣僚、18年報告分
9/27(日) 21:31配信

 菅義偉首相と閣僚20人が2018年に開いた政治資金パーティーによる収入が合計で9億7千万円超に上ることが27日、分かった。共同通信が同年分の政治資金収支報告書から集計した。開催経費を引いた利益は約7億9千万円で、利益率は約81.5%と高い。「事実上の献金」とも言われるパーティーで多額の政治活動費を集めている様子が浮き彫りになった。

 年間5万円超で収支報告書への記載義務がある通常の献金と異なり、パーティー券の購入者名は1回当たり20万円を超えないと義務がなく、大半は不明だ。閣僚ごとに見ると、武田良太総務相の収入が計1億754万円で最多。

2381名無しさん:2020/10/03(土) 02:15:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/b06923850a6c07163216d0d89ae48b37dc09ab7b
菅内閣12閣僚の行きつけ店に格差…寿司に360万円vs.ファミレス派
10/1(木) 6:35配信

「萩生田光一氏や河野太郎氏が地元の会合で安い店を使うのは、庶民派をアピールしているといえます」

 そう話すのは、政治ジャーナリストの角谷浩一氏だ。

 発足から2週間、本誌が調べたのは菅義偉内閣の主要閣僚の「飲食店レベル」。2018年分の政治資金収支報告書の飲食・会合費支出のうち、複数回の支出や高額支出の内容に表われる各閣僚の特徴を見ると、早くも “閣内不一致” が起きている。

 新型コロナ禍のいま、「寿司に360万円」「高級クラブ通い」よりも、庶民派気取りのほうがマシに見えるのは、気のせいだろうか。以下では、主要閣僚の「行きつけの店」をご紹介する。

●武田良太(52)総務相→しまだ鮨(港区西新橋)/13回で91万5550円
 1500万円以上の飲食支出のうち、360万円以上が寿司店だった武田氏は、さながら菅内閣の “寿司担当大臣”。同店は安倍晋三前首相が、ジャーナリストの田崎史郎氏と来たことも。

●平井卓也(62)デジタル担当相→レストラン アミーゴ(港区赤坂)/6回で22万3780円
 平井氏本人が、グルメ口コミサイトに「アシードはパラグアイのソウルフード!」と書き込むほどハマっている、南米パラグアイ料理店だ。政治資金が日パ友好に役立つといいが……。

●岸信夫(61)防衛相→BLT STEAK ROPPONGI(港区六本木)/1回で16万4042円
 肉好きとして有名な安倍前首相の実弟・岸氏の事務所収支報告書にも、鴨肉料理店や焼き肉店などが並ぶが、1回あたりでもっとも高いのが同店。兄弟で味の好みも一緒。

●茂木敏充(64)外務相→紀の川(港区赤坂)/5回で112万8800円
 政界でも美食家として有名な茂木氏のお気に入りは、赤坂の高級懐石だ。「必ずお酌をしてくれる女性が一人つくし、カラオケもある」(自民党中堅議員)

●麻生太郎(80)副総理兼財務相→オフィス雀部(クラブ ボバリー・港区六本木)/12回で650万8000円
 麻生氏が同店に通う姿を、本誌は2017年に撮っている。麻生氏が、年平均で約700万円前後もの政治資金を支出してきた会員制の高級クラブだが、2019年から休業状態らしい。

●野上浩太郎(53)農水相→グラナータ TBS店(港区赤坂)/1回で11万3130円
 今回が初入閣となった野上氏。収支報告書の飲食代のうち10万円を超えたのは、こちらのイタリアンのみ。同店の客単価は、6000円〜8000円ほどだ。

●加藤勝信(64)内閣官房長官→赤坂 四川飯店(千代田区平河町)/4回で26万8420円
 事務所の飲食代だけで720万円を超える加藤長官がご贔屓にするのは中国料理店。同店は政界関係者の会合がよく開かれる。店選びのセンスも永田町的だ。

●井上信治(50)万博担当相→天空飲茶酒家(中央区銀座)/3回で23万8000円
 開成中・高、東大法卒の井上氏は初入閣。ほかに、銀座の高級ステーキ店でも支出しており、新大臣の “銀座好き” がよくわかる。

●小泉進次郎(39)環境相→燕三条イタリアンBit 銀座店(中央区銀座)/1回で13万円
 政治資金での飲食代支出が、ほとんどない小泉氏。政党支部の収支報告書で唯一あったのは、新潟の食材が楽しめる銀座のイタリアンだ。

●小此木八郎(55)国家公安委員長→牛鍋元祖 太田なわのれん(神奈川県横浜市中区)/4回で22万8430円
 菅首相が、かつて秘書として仕えた小此木彦三郎氏の三男・八郎氏は再入閣。地元・横浜市にある明治元年創業の “元祖牛鍋屋” を、こよなく愛するようだ。

●河野太郎(57)行革担当相→とんかつ新宿さぼてんデリカラスカ平塚店(神奈川県平塚市宝町)/6回で7万6993円
 すっかり国民的な人気を集めている河野氏だが、とんかつ店への支出が多数。ほかには、平塚市内のファミレスでの支出があったが、1万円台が多かった。

●萩生田光一(57)文科相→1)おむすび権米衛(八王子市旭町)/2回で3万5890円

2)サイゼリヤ 京王八王子駅ビル店(八王子市明神町)/1回で1万2407円

3)デニーズ 八王子八日町店(八王子市八日町)/1回で3万2800円

 菅内閣で屈指の庶民派は、萩生田氏だった。政党支部の収支報告書の飲食代支出のほとんどが1万円台で、ファミレスなど地元・八王子市内の飲食店ばかりが並ぶ。

●番外編:菅義偉(71)首相→餃子会館ふく龍(神奈川県横浜市中区)
 収支報告書には記載がないが、菅首相が秘書時代から通う店がある。「いつもねぎソバ(600円)と、レバニラ炒め(500円)を頼まれます」(同店の女将)。

(週刊FLASH 2020年10月13日号)

2382名無しさん:2020/10/03(土) 02:23:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f562fd0f647635c3059d61c1e01a54e8dfb1bd4
「二階幹事長から預かってきた」と案里被告から渡された 広島県議が証言、河井夫妻買収事件公判
10/2(金) 13:23配信

 昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた河井案里被告(47)=参院広島=の第15回公判が2日、東京地裁であった。自民党の岡崎哲夫広島県議(65)=府中市・神石郡=が検察側の証人として出廷し、案里被告から30万円、同罪に問われている案里被告の夫で元法相の克行被告(57)=衆院広島3区=から20万円を受け取ったと証言した。

 岡崎県議によると、昨年3月29日告示の県議選で自身の無投票当選が決まった翌30日に案里被告が府中市内の事務所を訪れ、30万円が入った封筒を「(自民党の)二階幹事長から預かってきた」と渡されたと説明。「発言はブラックジョークで、参院選支援の依頼と当選祝いの意味と思った」と述べた。

 同5月10日にも府中市の料理店前の路上で、案里被告が菓子袋の中から現金が入ったとみられる封筒を差し出してきたが、岡崎県議は参院選支援を求めるための違法な現金と思い、受領を断ったと説明した。

 さらに同6月5日には、事務所に来た克行被告から「大変厳しい選挙」と伝えられた後、20万円が入った封筒を渡されたと証言。「克行被告が事務所から帰るときに返そうと思ったが、返せなかった」と話した。

 案里被告は8月25日の初公判で、30万円を渡したことを認めた上で、「(県議選の)陣中見舞いだった」と主張。買収の目的はなかったと訴えている。

中国新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/37494ecd320ccefe7a927ff4f8901dadeb385125
「二階幹事長から…」河井被告公判 広島県議証言(広島県)
10/2(金) 20:57配信

2日、開かれた参議院議員・河井案里被告の裁判で、広島県議会の岡崎哲夫議員が証人として出廷し、案里被告から現金を受け取ったことを認めたうえで、「二階幹事長から預かっていた」と、笑いながら渡されたと証言した。

東京地裁で開かれた河井案里被告の裁判に出廷した岡崎哲夫県議は、去年3月初め、案里被告から30万円を受け取ったと証言した。岡崎県議はこれまで現金の受け取りは認めるものの詳細の説明は拒んでいた。7月8日時点の岡崎哲夫県議の記者からの質問に対する答えは「検察からやっぱり公判なんかもあるから、手の内みしちゃいけんけえ言うちゃいけんって言われとる」であった。

その「手の内」が法廷で明らかになった。案里被告が現金を渡した際の状況について、証言は次の通りだった。「『二階幹事長から預かっていた』と言って笑いながら渡された。ジョークだと思った。私の県議選の当選祝いと、案里さんの参院選への支援が目的だと思った」

岡崎県議は去年5月にも案里被告から再び、現金を渡されそうになったと明かし、「参院選の支援以外に理由がなく『こんなものいらない』と言って断ると、案里さんは現金を持ち帰った」と証言した。また、2日の裁判では今月16日までに開かれる証人尋問の日程が新たに決まり、県議や広島市議ら4人が証言するという。

最終更新:10/2(金) 20:57
広島テレビ ニュース

2383名無しさん:2020/10/03(土) 02:27:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8e3a9e024eb3fcf5f63bed1869500121a0d0b22
河井案里被告の裁判「二階幹事長から」広島県議が証言 東京地裁
10/2(金) 20:55配信

「二階幹事長から預かって参りました」。去年の参院選をめぐる買収事件の裁判で広島県議が証言しました。

河井案里被告の2日の裁判では、岡崎哲夫県議が証人として出廷。

案里被告から県議選の当選翌日に「当選おめでとうございます。二階幹事長から預かってまいりました」と封筒に入った現金30万円を受け取ったことを証言しました。

被告からはこれまでに当選祝いの現金をもらったことはなく、「二階幹事長から」は「ブラックジョーク」だと感じたとする一方、票の取りまとめなど参院選への支援の意図を感じたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c9d42a6de80de6621671658a441445564d4618aa
案里被告「二階幹事長から」と現金30万円 県議が証言
10/2(金) 19:28配信

参議院選挙の大規模買収事件をめぐる河井案里被告の裁判で、2日は岡崎哲夫県議が東京地裁に出廷し、去年3月に案里被告から「二階幹事長から預かった」と言われ、現金30万円を受け取ったことを明かしました。

この裁判は去年7月の参院選をめぐる大規模買収事件のうち、河井案里被告が票の取りまとめなどを依頼する目的で、地元議員5人に170万円を渡し、買収した罪に問われているものです。

2日の公判に証人として出廷した岡崎県議は、去年3月の県議選のあと案里被告から当選祝いの言葉と共に「二階幹事長から預かって参りました」と言われ、現金30万円の入った封筒を受け取ったと明かしました。

この発言については、「ジョークと思った」との認識を示したうえで、現金は「自分への当選祝いと参院選への支援依頼の意図を感じた」と証言。その後、克行被告から現金20万円を受け取ったことも認めました。

一方、東京地裁は案里被告の裁判で新たに県議や広島市議ら4人の証人尋問を行うことを決定し、このうち2人については広島地裁と東京地裁を遠隔でつなぐ「ビデオリンク方式」で行うことになりました。

広島ニュースTSS

2384名無しさん:2020/10/03(土) 02:28:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/2da8dcf060c9eb52c6e4da5c15825f9dc2e5903a
広島県議が証言 「案里被告『二階幹事長から…』」 参院選 買収事件の裁判
10/2(金) 19:07配信

 去年の参院選をめぐる河井案里被告の裁判で2日、現金を受け取った県議が「案里被告から現金の入った封筒を渡された際、『二階幹事長からです』と言われた」と証言しました。

 「証人として出廷したのは案里被告、克行被告のそれぞれから現金を受け取ったという広島県議会の岡崎哲夫議員です。岡崎議員は浅はかで軽率な行為だったなどと反省の言葉を述べました。」(大平洋記者)

 2日、出廷した岡崎哲夫県議は、案里被告からの現金30万円について、「『二階幹事長から預かってきました』と、案里被告から現金の入った封筒を渡された」と証言。「ブラックジョークだと思った」としつつ、現金の趣旨については、「案里被告は、わたしが県議選に無投票当選した翌日にアポ無しで会いに来た」「わたしの当選祝いだけでなく、参院選での票の取りまとめや掘り起こしをしてほしいという意図があったと思う」と話しました。

 その後、克行被告からも「いつもお世話になっています。20万円入っているので、使ってください」と封筒を渡されたといい、「断ったが、『いいから、いいから。使ってください』と言われ、むげにお断りすることはできなかった」と証言しました。

 この裁判をめぐっては、克行被告が先月、弁護人全員を解任。2人の裁判が分離されたため、裁判長は「審理計画を練り直す必要がある」としていましたが、2日、新たに4人の証人尋問が決定しました。

 このうち高山博州県議と安井裕典県議については、東京地裁と広島地裁を映像と音声でつなぐビデオリンク方式で実施することになりました。

 検察によりますと、高山県議は、受け取った現金の返還を案里被告から断られました。また、安井県議は、河井夫妻から現金を渡されそうになったものの、拒否して受け取っていません。

RCC BROADCASTING CO.,LTD.

最終更新:10/2(金) 19:46
RCC中国放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/8eccb081a53f919b382227ec4aae68744d4b4d9e
案里被告から現金「当選祝いだと思った」 受領県議が証言 東京地裁
10/2(金) 18:51配信

 昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた参院議員、河井案里被告(47)の公判が2日、東京地裁(高橋康明裁判長)で開かれた。証人として岡崎哲夫広島県議(65)が出廷。案里被告から現金30万円を受け取ったと認め、検察側の尋問で「参院選の支援依頼も含まれるが、当選祝いだと思った」と証言した。

 地元議員らの尋問で、受領した現金の趣旨について、参院選の支援や票の取りまとめ以外の認識が示されたのは初めて。

 岡崎県議によると、昨年3月29日に県議選が告示され、無投票当選を決めると、翌30日に案里被告が岡崎県議の選挙事務所を来訪。案里被告は「当選おめでとうございます。(自民党の)二階(俊博)幹事長から預かってきた」と言い、現金の入った封筒を机の上に置いたという。二階氏に関する発言は「ジョークだと分かった」とした。

 現金の趣旨については「当選翌日で、これまでの濃厚なかかわり合いからしても当選祝いだと思った」とする一方、「参院選への支援依頼も頭をよぎったと思う」などと説明した。

 昨年6月には夫で元法相の衆院議員、克行被告(57)から現金20万円を受領したことも認め、「参院選への支援の趣旨だと思った」などと述べた。

2385名無しさん:2020/10/03(土) 02:30:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/502e446cf214026b0cdf0f8df2f7bdbb0a11a81a
広島県議「当選祝いと認識」 案里被告からの30万円 弁護側主張に近い証言
10/2(金) 17:19配信

 2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、公職選挙法違反に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(57)の妻で初当選した案里被告(47)の公判が2日、東京地裁(高橋康明裁判長)で開かれ、証人出廷した岡崎哲夫・広島県議(65)が、案里議員から受け取った現金30万円について「(自身の県議選の)当選祝いだと思った」と証言した。

 案里議員から現金を受け取ったとされる5人のうち、これまで3人が「集票依頼だった」とする検察側の主張に沿った証言をしてきたが、今回は弁護側の主張に近い証言となった。

 岡崎県議によると、県議選で自身の無投票当選が決まった翌日の3月30日、事務所で、案里議員から「おめでとうございます。二階(俊博・自民党)幹事長から預かってきました」と30万円が入った封筒を渡された。

 岡崎県議は「二階幹事長からというのはブラックジョークだと思った」とし、集票依頼かと頭をよぎったが、趣旨は当選祝いと感じたという。ただ、政治資金収支報告書には記載せず、小遣いとして使ったとした。案里議員は5月10日にも自民党支部の会合で封筒を渡そうとしてきたといい、この際は集票依頼と思って受け取らなかったという。

 さらに6月5日には、岡崎県議の後援会事務所で、克行議員から「20万円あるのでお使いください。大変厳しい選挙です」と封筒を渡された。集票依頼で違法と感じたが、参院選で保守分裂になって悪化した党県連との関係を再構築する意図も考えたと主張。政治資金として処理したとした。

 東京地裁はこの日の公判で、地方議員ら4人の尋問を今後実施することを決めた。うち2人は東京、広島の両地裁を映像と音声でつなぐ「ビデオリンク方式」を採用する。検察側は克行議員の証人尋問も検討している。【遠山和宏】

https://news.yahoo.co.jp/articles/f931a442d21783f058d8068f49f8edc0e481dba3
案里被告裁判「二階幹事長から」現金手渡し
10/2(金) 14:07配信

参議院議員・河井案里被告の第15回公判が2日に行われ、証人として出廷した広島県議が、案里被告から現金を受け取ったと認めた上で、「二階幹事長から預かってきました」と、冗談交じりに笑いながら渡されたと証言しました。

2日の河井案里被告の裁判には、岡崎哲夫広島県議が出廷し、去年3月初めに、案里被告から30万円を受け取ったと証言しました。案里被告が現金を渡す際の当時の状況について、「『二階幹事長から預かってきました』と言って笑いながら渡されました。ジョークだと思いました」「私の県議選の当選祝いと、案里さんの参院選への支援が目的だと思いました」と証言しました。

また、去年5月にも案里被告から、再び、現金を渡されそうになったとも証言。「参院選の支援以外に理由がなく『こんなものいらない』と言って断ると、案里さんは現金を持ち帰った」と証言しました。

2386名無しさん:2020/10/03(土) 02:30:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/778afc90b4b45840b72a64920f94f4388a90d5f5
河井案里被告裁判 広島県議「案里被告が『二階幹事長から』と証言」
10/2(金) 12:31配信

 元法務大臣・河井克行被告の妻、参院議員の案里被告の裁判で、現金を受け取った広島県議が「案里被告から現金の入った封筒を渡された際、『二階幹事長からです』と言われた」と証言しました。

 河井案里被告は、去年の参院選をめぐり地元議員らに現金を渡し買収した罪に問われていて、2日の裁判では、案里被告から30万円、克行被告から20万円のあわせて50万円を受け取った岡崎哲夫広島県議が出廷しました。岡崎県議は、案里被告から現金を受け取った際の状況について、「『二階幹事長から預かってきました』と言われ、案里被告から現金の入った封筒を渡された」と証言しました。

 岡崎県議は「ブラックジョークだと思った」としつつ、現金の趣旨については、「案里被告は、私が県議選に無投票当選した翌日にアポなしで会いに来た」「私の当選祝いだけでなく、参院選での票の取りまとめや、掘り起こしをしてほしいという意図があったと思う」と話しました。その後、克行被告からも「いつもお世話になっています。20万円入っているので、使ってください」と封筒を渡されたといい、「断ったが、『いいから、いいから。使ってください』と言われ、むげにお断りすることはできなかった」と証言しました。

 この裁判をめぐっては、克行被告が先月、弁護人全員を解任したことで2人の裁判が分離され、案里被告が直接現金を渡していない人物の証人尋問が続いたことから、裁判長が「審理計画を練り直す必要がある」と、検察側に証人を絞るよう求めていました。

 2日の裁判で裁判長は、検察側から要望があった現金を受け取ったとされる地方議員や、案里被告の元秘書ら4人の証人尋問を行うことを決め、このうち広島県議の2人については、東京地裁と広島地裁を映像と音声でつなぐ「ビデオリンク方式」で実施することになりました。(02日14:10)

最終更新:10/2(金) 19:25
TBS系(JNN)

2387名無しさん:2020/10/13(火) 18:16:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ba39a9aa119b314b385aa15acb0eddb67de5111
河井元法相が「これ総理から」と現金渡す
10/13(火) 10:41配信

 参院選広島選挙区の買収事件で公選法違反罪に問われた河井案里参院議員(47)の公判で、海徳裕志・広島市議(60)が13日、夫の克行元法相(57)に「これ総理から」と言われ、現金を渡されたと証言した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/49bc4582feca63a41778af14875f452671bea647
克行被告が「総理から」と現金 海徳広島市議が証言 河井夫妻事件公判 「以前、どう喝され断れず」
10/13(火) 11:15配信

案里被告号泣「主人の無礼許して」
 昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた河井案里被告(47)=参院広島=の第18回公判が13日、東京地裁であり、自民党の海徳裕志広島市議(60)=安佐南区=が検察側の証人として出廷した。案里被告の夫で元法相の克行被告(57)=衆院広島3区=から計50万円を受け取ったと認め「以前、どう喝されたことがあり、断れなかった」と証言した。

 市議の証言後に案里被告は号泣。法廷が休憩に入り、退廷する際には海徳市議に「主人のご無礼を許して下さい」と声を掛ける一幕もあった。

 海徳市議は証人尋問で、自身の事務所で克行被告から昨年3月下旬に30万円、同6月1日に20万円を渡されたと説明。3月下旬に30万円を渡された際には「これ総理から」と言われたと証言した。

 起訴状によると、案里被告は克行被告と共謀して地方議員5人に計170万円を渡したとされる。海徳市議はこの5人に含まれていないが、検察当局は立証に必要だと主張。東京地裁が証人として採用した。

 午後からは、広島地裁と東京地裁をモニターでつないでやりとりするビデオリンク方式での証人尋問を予定。克行被告から30万円を受け取ったとされる自民党の高山博州広島県議(67)=尾道市=が広島地裁の一室で尋問に臨む。同事件の公判でビデオリンクによる尋問は初めて。

中国新聞社

2388名無しさん:2020/10/15(木) 23:21:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e7b11d20fb9c3ef7cb887da70bf274e65586afc
「公費でホテル」返納のはずが…山本前副防衛相、44万円返金滞る
10/15(木) 19:07配信

 山本朋広衆院議員(比例南関東)が副防衛相だった2017〜19年に公費計約118万円をかけてホテル宿泊を繰り返していた問題で、9月の副大臣退任後に返金が止まり、約44万円が未納になっている。山本氏は3月にいったん全額返納の意向を表明していた。山本氏の事務所は15日の取材に「公職選挙法の規定で特別職(副防衛相)なら返納できるが、退任後は(国会議員として)寄付が禁止されている」と説明。今後閣僚や副大臣に起用されて改めて特別職になるか、落選して寄付が可能になる場合など返納可能な方法を確認中という。

 山本氏は2回にわたり副防衛相に在任した計2年超のうち約1年半の間に、防衛省に近いホテル「グランドヒル市ケ谷」に146回宿泊し、宿泊費117万5430円を防衛省が負担した。緊急時に備え東京都内で待機する目的だったが、通常は自費で議員宿舎を借りるため批判が殺到。山本氏は3月に「支出は適正だった」と主張しつつも、返納する意向を表明した。

 防衛省によると、これまでに返納したのは73万8039円で、9月の退任後は43万7391円分が支払われていない。当選4回の山本氏は菅義偉首相を支える無派閥の若手議員グループ「ガネーシャの会」の中心メンバーの一人。【畠山嵩】

2389名無しさん:2020/10/23(金) 02:33:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/32ffa014c202857f06469306386e8b47f25d0382
拡大の立民、政党交付金38億円 国民は5億円、旧党未交付分案分
10/6(火) 17:12配信

 総務省は6日、新たな立憲民主党に38億9920万円、国民民主党に5億7008万円の政党交付金を交付すると発表した。両党が政党助成法に基づき、解党した旧立民、旧国民両党の2020年の未交付分受け取りを申請したことを受けた措置。

 旧国民議員は所属先が分かれたため、旧国民の未交付分23億2418万円を議員数で案分し、両新党に振り分けた。新立民は、旧立民の未交付分21億4510万円の全額と旧国民からの振り分け分を受領する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1f46b133bb483b76df98194c88ca65b37bf891b6
政党交付金、8党に計79億円 今年3回目、立民・国民は再算定
10/20(火) 17:10配信

 総務省は20日、政党交付金79億4342万円を8党に交付した。年4回のうち今年3回目。立憲民主党、国民民主党分は、9月に解党した旧立民、旧国民両党への交付額を規定により算定し直した。共産党は制度に反対し受け取らない。各党への交付額は次の通り。

 自民党43億1534万円▽立憲民主党19億4960万円▽公明党7億5733万円▽日本維新の会4億6327万円▽国民民主党2億8504万円▽社民党9069万円▽NHKから国民を守る党4187万円▽れいわ新選組4025万円

2390名無しさん:2020/11/13(金) 19:07:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/15b25d49c833df9c7e4e885ba9ded601df0e6a06
現金は“当選祝いや、陣中見舞い”案里被告
11/13(金) 17:25配信

参議院議員の河井案里被告の第25回公判が13日行われ、案里被告は被告人質問で、終始落ち着いた様子で答えました。質問の中で、「票をお金で買うという発想自体がございません」と述べる場面もありました。

公職選挙法違反の罪に問われている河井案里被告の被告人質問が13日から行われ、案里被告は、黒いスーツにマスク姿で出廷。終始落ち着いた様子で、時折笑顔を交え、弁護士の顔をみつめながら質問に答えました。

弁護側から、去年の参院選に立候補したきっかけについて問われると、おととしに自民党の二階幹事長が、「『ぜひやりなさい。まずはのぼりを一本もって街頭にたつことから始めなさい』とおっしゃいました」と話しました。

政治家としての引退を視野に入れていた時期で迷ったものの、「国政に最後の挑戦をしてみるのもいいかもしれないなと思いました」と述べました。

また、夫の河井克行被告からは「あんたは政治の子だから政治を続けなきゃだめだ」と言われたと話しました。

その上で、参院選にどのような見通しをたてていたかと問われると、「10年前の県知事選挙で20万票とったことは一つの実績として、戦いをする上で私の支えになっていました。大幅に戦いやすいと思いました」と答えました。

また、参院選での自身の選挙活動について、1日のスケジュールなどを笑顔を交えながら話す場面もありました。

そして、現金を渡した趣旨について問われると、「当選祝い、または、陣中見舞いとしてお渡ししました。決して、投票のお願いですとか、票の取りまとめの趣旨ではございません」と述べました。中には、直前でキャンセルした会費だと説明することもありました。

案里被告が現金30万円を渡したとされる県議が、「『これ、二階幹事長から』と言われた」と証言したことについては、少し笑いながら、「記憶にはございませんけれども、私なら言いかねないかなと思います」と答え、冗談の範囲内だとしました。

また、「票をお金で買うという発想自体がございません」「投票は尊くて、神聖でめんどくさいもの。直接交わされる一人一人の絆だと思います」と述べる場面もありました。

被告人質問は、来週も行われる予定です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/20a796447a9a8179d53fcea08b90a3d38d196f4a
河井案里被告“票をお金で買う発想ない”
11/13(金) 16:47配信

公職選挙法違反の罪に問われている、参議院議員の河井案里被告の裁判で、被告人質問が行われ、「票をお金で買うという発想自体がございません」と述べる場面もありました。

裁判は13日午後3時に閉廷し、河井案里被告は終始落ち着いた声で、時折笑顔を交えて質問に答えていました。「票をお金で買うという発想自体がございません」と述べる場面もありました。

河井案里被告は、現金を渡した趣旨について問われると、「当選祝い、または、陣中見舞いとしてお渡ししました。決して、投票のお願いですとか、票の取りまとめの趣旨ではございません」と述べました。

河井案里被告が現金30万円を渡したとされる県議が、「『これ、二階幹事長から』と言われた」と証言したことについては、少し笑いながら、「記憶にはございませんけれども、私なら言いかねないかなと思います」と答え、冗談の範囲内だとしました。

また、「票をお金で買うという発想自体がございません」「投票は尊くて、神聖で、めんどくさいもの。直接かわされる一人一人の絆だと思います」と述べる場面もありました。

被告人質問は来週も行われる予定です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/996961583888dfc6d617b576c334fcfccee0cbfe
河井案里被告 地方議員の選挙応援「得票につながらない」
11/13(金) 14:10配信

 去年の参院選で地元議員らに現金を渡し買収した罪に問われている参院議員の河井案里被告の被告人質問が13日、初めて行われ、案里被告は「地元議員に応援してもらっても得票には繋がらない」などと述べました。

 河井案里被告(47)は、夫で元法務大臣の克行被告(57)とともに去年の参院選で地元議員らに現金を渡し買収した罪に問われていて、2人は無罪を主張しています。

 議員バッチをつけて出廷した案里被告は13日、初めての被告人質問で、まず弁護側から参院選に出馬した経緯について問われると、「二階幹事長から出馬を打診され、挑戦しようと思った」と明かしました。そして、地方議員の影響力について問われると「地方議員と参院議員には利害関係はない」とした上で「仮に応援してもらっても、選挙の見栄えをよくすること」「華やかで派手派手しくするが得票には繋がらない」と答え、選挙は「候補者次第」と強調しました。(13日14:14)

最終更新:11/13(金) 16:39
TBS系(JNN)

2391名無しさん:2020/11/13(金) 19:08:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e9be345d5ea48ca94df380c4cbcdaab6a84bf90
案里被告「夫にあんたは政治の子と言われ」
11/13(金) 12:12配信

公職選挙法違反の罪に問われている参議院議員の河井案里被告の裁判で、13日から被告人質問が始まりました。

河井案里被告は黒いスーツにマスク姿で出廷しました。弁護側の質問から始まり、落ち着いた声で時折笑顔を交えて、弁護士の顔をみつめながら答えています。

河井案里被告は去年の参院選に立候補したきっかけについて問われると、2018年に自民党の二階幹事長が、「『ぜひやりなさい。まずは、のぼりを一本もって街頭にたつことから始めなさい』とおっしゃいました」と話しました。

政治家としての引退を視野に入れていた時期で迷ったものの、「国政に最後の挑戦をしてみるのもいいかもしれないなと思いました」と述べました。

また、夫の河井克行被告からは「あんたは政治の子だから政治を続けなきゃだめだ」と言われたと話しました。

その上で、参院選にどのような見通しを立てていたかと問われると、「10年前の県知事選挙で20万票とったことは一つの実績として戦いをする上で私の支えになっていました。大幅に戦いやすいと思いました」と答えました。

また、参院選での自身の選挙活動について、笑顔を交えながら話す場面もありました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/838ee1bca8345a690241bac5d351ef2a38b92bb9
案里被告「票をお金で買う発想ない」 被告人質問始まる
11/13(金) 12:51配信

 昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた河井案里被告(47)=参院広島=の第25回公判が13日、東京地裁であり、被告人質問が始まった。案里被告は参院選前に地元の広島県議ら5人に現金を渡した趣旨について「票をお金で買う発想はない」と述べ、買収の意図をあらためて否定した。

 案里被告は、票の取りまとめを依頼する目的で奥原信也県議(78)ら5人に計170万円を渡したとして起訴されている。法廷で事件について語るのは8月25日の初公判以来で、初日は弁護側が質問した。

 案里被告は奥原氏らとの関係について「(2009年の同県知事選で落選した後、11年の県議選に当選した際に)県議会でつまはじきにされた。その中で私を受け入れてくれたのが奥原県議たちだった」と説明。19年春の県議選の期間中などに提供した現金の趣旨について「お礼とか、今後の県政運営を頑張っていただきたいという当選祝い、陣中見舞い。票をお金で買う発想はない」と買収意図を否定した。

 参院選広島選挙区は、自民党県連が現職の溝手顕正氏(78)を推し、党本部が新人の案里被告を応援する分裂選挙だった。案里被告は「(溝手氏を支援した)県連から突き放された状態で徹底した草の根選挙をした。地方議員に頼っても人の心を動かすことはできない」と強調した。

 参院選に立候補した動機については自民党の二階俊博幹事長から「ぜひやりなさい」と勧められたことなどから決断したと述べた。

 案里被告は初公判で買収の意図を否認し、無罪を主張した。一方、現金を受け取った5人は9〜10月にあった公判に検察側の証人として出廷。「参院選で応援をと言われた」「投票の取りまとめや知人への投票依頼と思った」などと述べ、買収意図のある現金だったと証言した。

 広島選挙区では、溝手氏と案里被告、無所属現職の森本真治氏が激戦を展開。森本氏と案里被告が当選し、溝手氏が落選した。

中国新聞社

2392名無しさん:2020/11/13(金) 19:09:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/19ea90a80f1735f6c5f537ad93d5b86d9a6151f9
案里議員初の被告人質問(1)現金渡した県議らに「感謝しています」 
11/13(金) 14:28配信

 《昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた参院議員、河井案里被告(47)の公判が13日、東京地裁(高橋康明裁判長)で開かれ、弁護側による案里被告の被告人質問が行われた。事件について自ら説明するのは、8月25日の初公判以来。案里被告は前回の公判に続いて黒いジャケットの左胸に議員バッジをつけ、ロングスカート姿で証言台に座った》

 弁護人「参院選広島選挙区のことなどについて質問する。広島県政の状況なども。県議会の構成は」

 《弁護人は案里被告が当選した昨年の参院選について、その前提となった広島県内の政治状況から確認していく。案里被告は弁護人の方に顔を向けながら質問を聞き、落ち着いたトーンで説明を始めた》

 案里被告「平成15年に(県議選に)初当選した際、議長選をめぐって自民党が分裂しました。(案里被告が所属していた)自民会から抜けた先生が、民主会派・公明会派と一緒になって知事与党を形成しました」

 弁護人「知事与党とは県議会では会派が分かれた」

 案里被告「知事与党と、それ以外の自民会派、共産会派でした」

 《弁護人は「これから案里さんと呼ばせていただきます」と断り、以降は案里被告に「案里さん」と呼びかけながら質問を進める。案里被告は答えに詰まることなく、自民党県連の分裂状況や、平成21年の県知事選に立候補した経緯について話していった》

 弁護人「(所属していた自民会は)県連でも県議会でも少数派か」

 案里被告「はい」

 弁護人「案里さんが県知事選に立候補したのは、どういったいきさつか」

 案里被告「自民党の分裂が尾を引いており、(候補を)一本化できてませんでした」

 弁護人「県知事選の状況は」

 案里被告「分裂のまま突入しました。本来、自民党を挙げて1人を推すべきところでしたができませんでした」

 《話題は県知事選での敗北から、県議として復帰した際の苦労話へと向かう》

 弁護人「現知事の湯崎(英彦)氏に敗れ、結果をどのように受け止めた」

 案里被告「最終的には敗れましたが、9日の短い期間で20万票をいただいた」

 弁護人「湯崎氏は」

 案里被告「40万票です」

 弁護人「ダブルスコアで大差だと思うが」

 案里被告「一部の自民の先生の応援だけで20万票いただき、自信になりました」

 弁護人「知事選に敗れた後、県議として復帰しているが、浪人期間があった」

 案里被告「2年弱くらいです」

 弁護人「多数派に逆らって県知事選に出て負けた。『何だあいつ』と苦労があったと推察するが」

 案里被告「県議会では厳しい立場になり、議会の発言でも必ずヤジが飛んできました。委員会でも、与党の先生が否定する意見を覆いかぶさるように言われた。県職員からも、『あなたが言ったんじゃ何も通らないですよ』と。つまはじきの状態でした」

 《浪人時代の苦労も感情を高ぶらせることなく淡々と答え、現金を渡した県議らへの感謝の言葉を語り始めた》

2393名無しさん:2020/11/13(金) 19:09:11
>>2392

 弁護人「会派としてはどうした」

 案里被告「復帰するときに知事に反対する旗頭の色がついていた。応援してくれた先生に迷惑をかけたくなかったが、自民会が門戸を開いてくれた」

 弁護人「どんな方?」

 案里被告「このたび私が現金を供与した奥原(信也)先生、岡崎(哲夫)先生、下原(康充)先生、平本(徹)先生です」

 弁護人「どういう思いだった」

 案里被告「反知事の急先鋒(せんぽう)とみられていた私を入れるのは勇気がいること。温かく迎え入れてくれたことに感謝しています」

 《弁護人は参院選への出馬の経緯と、県連と自民党本部の対立について尋ねる》

 弁護人「広島県連と党本部の考え方には隔たりがあった。どのような違いか」

 案里被告「党本部は党勢拡大を第一に考える。議席をより多く取ること。本部から見て、広島は公認候補1人だが得票数が野党の2〜3倍あり、2人立てて2議席取れると判断したのでは。昨年の参院選だけでなく、前回と前々回でも2人立てたいと模索していたということでございます」

 弁護人「県連の考え方は」

 案里被告「県連を構成する県議は民主系と一緒に議会を運営しており、民主や連合と戦いたくない。今までのように、1議席ずつ自民・民主で分け合うことを望んでいたと思っています」

 《案里被告は県議だった平成30年秋、自民党の二階俊博幹事長から参院選の出馬を打診された》

 案里被告「県政が慣れ合いのようになっていると感じ、もうこれは引退しようと思っていました。だいぶ迷ったが、県議時代にやらなくてはならないと思っていたことを実現するために、国政に挑戦してみてもいいかと思いました」

 《出馬の決意の背景には、夫の克行被告(57)の後押しもあった》

 案里被告「主人は私の政治家としての素質が分かる。『あんたは政治の子、政治を続けなきゃだめ。国政のチャンスがあればぜひ出なさい』と言いました」

 《案里被告は党本部の推薦を受けたものの、自民党県連の推薦は受けられなかった。地元の協力を得られず不利な状況ではあったが、本人は悲観的には捉えていなかったようだ》

 案里被告「地方議員は、ハコモノの集会で動員をかけるなど、選挙を派手に見栄えをよくしてくれます。だが得票にはつながらない。(結局は)候補者の考え、人間性次第」

 《案里被告は、参院選に臨むにあたり地元有力者の力を借りず、有権者に直接訴えていく姿勢だったと説明を続ける》

 案里被告「徹底した草の根活動で戦おうと思いました。自民党の重鎮にも『とにかくのぼりを持って、人を増やせばいいんだよ』と言われました」

 「参院選の公示前の1日のスケジュールは、5時に起床して、6時前には家を出て、交通量の多い広島市内で朝の街頭演説をしました。8時ごろまで車から手を振って、事務所に戻ってパンをパクパクと。大きなスピーカーに手持ちのマイクというスタイルで、人通りの多い交差点をつぶしていました。昼ご飯は車の中でおにぎり。19時ごろまで街頭演説をして夜は集会に出て政策を訴え、21時ごろに帰宅しました」

 《案里被告ははっきりとした口調で、弁護人の質問にすらすらと答えていった》

2394名無しさん:2020/11/13(金) 19:09:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f82cd4e709260044bb98ce2d5c864bfd19ec162
【案里議員初の被告人質問】(3)「幹事長から現金…私なら言いかねない」 緊迫した内容も笑い交え
11/13(金) 17:01配信

 《午後1時過ぎに再開された参院議員、河井案里被告(47)の被告人質問。冒頭、弁護人は案里被告に正面の裁判官の方を向いて質問に答えるよう促した。弁護人が現金を広島県議に渡した具体的な状況を聞き始めると、案里被告は午前中とは打って変わり、「えー」「あのー」と、頻繁に間を取るようになる》

 弁護人「午後は公訴事実(起訴内容)について質問していく。それぞれの県議に渡したお金の趣旨は」

 案里被告「私が当選祝いや陣中見舞いをお渡しした4名は特別な方々。県議会に復帰後に、快く迎え入れてくださいました。政治活動を共にして感謝しています。(参院選への立候補で)14年間いた自民会を卒業するとの感慨がございました。『後をお願いします』と当選祝いや陣中見舞いをお渡ししており、決して参院選の票のとりまとめの依頼ではありません」

 弁護人「領収書の交付を求めなかった理由は」

 案里被告「この4名には個人献金としてお出ししています。確定申告などで寄付控除を受けるつもりはありませんでした」

 《弁護人は県議4人に現金を渡した当日の状況について、1人ずつ順番に質問を進めていく》

 弁護人「岡崎哲夫県議との関係は」

 案里被告「親しい間柄で、(私が)当選1回のときから自民会でご一緒し、2期上の先輩としてご指導いただきました。私が県知事選に出たときは手弁当で活動していただき、浪人時代も励ましてもらって何とか元気に過ごせました。県議に復帰後は自民会に招き入れてくださり、ご恩を感じています。活躍をお祈りし、『本当にありがとうございます』という思いで当選祝いを差し上げました」

 《案里被告は、参院選の結果に関わらず県議を卒業するつもりだったとし、区切りとして感謝の気持ちを当選祝いなどで表したかったと述べる》

 弁護人「岡崎さんへの金額を30万円にした理由は」

 案里被告「自分自身が県議に初当選したころ、当選祝いや陣中見舞いで30万円をもらっており、通例として30万円くらいだと思っていました」

 《案里被告は昨年の統一地方選で無投票当選を決めた岡崎県議に対し、告示翌日に選挙事務所で対面し、当選祝いとして無地の封筒に入れた30万円を手渡したと説明した》

 弁護人「封筒に何か書いたり、水引(祝儀袋などにつける飾り)をつけたりしなかったのか」

 案里被告「水引は高いので、もったいないかなと思って使っていません。書くこともしていません」

 弁護人「意地悪な言い方をするが、『お世話になった方にもったいないじゃないだろう』と思うが」

 案里被告「私が頂戴したときもそういう形式で、政治家同士だとシンプルな形式が多いです。岡崎先生とも非常に親しく、くだけた間柄でした」

 《岡崎県議の事務所でコーヒーが出されたことについて、問われてもいないのに「本当はお茶が良かったんですけど」と、吹き出しながら話す案里被告。再びマイペースな一面を見せる》

 《岡崎県議は10月上旬、案里被告の公判に証人として出廷した際、現金を渡した案里被告が「(自民党の)二階(俊博)幹事長から預かった」と言った、と証言していた》

2395名無しさん:2020/11/13(金) 19:10:00
>>2394

 弁護人「二階幹事長から、ということをおっしゃったという話があるが」

 案里被告「記憶にございませんが、私なら言いかねないかなあ」

 《買収事件の核心に迫る内容で法廷の空気はピンとはりつめるが、案里被告は笑いを交えながら答えた》

 案里被告「冗談ばかりいい合っていたので」

 弁護人「冗談ですか」

 案里被告「はい」

 弁護人「岡崎さんに渡したお金には、当選祝い以外の意味はなかったのか」

 案里被告「ありません。でも強いて言うなら、岡崎先生には本当にお世話になって、大好きな先生の一人です。私が言うのは僭越(せんえつ)ですが、優秀な政治家です。先生と一緒に過ごした県議会はまことに楽しかったです、という感謝の気持ちと、これからも頑張ってくださいという気持ちを込めました」

 《案里被告は買収の意図を否定したが、結果的に岡崎県議は参院選で案里被告の支援に回る》

 弁護人「岡崎さんが支援してくれたのは30万円を渡したからではないか」

 案里被告「そういうことじゃないです。先生は、自民党に党籍のある議員なら応援するのは当然だとおっしゃっていた。私じゃなくても、(県連が推薦した)溝手(顕正)先生ともう1人を半々で応援したと思います」

 《夫の克行被告も、岡崎県議に現金を渡した疑いが持たれている》

 案里被告「知りませんでした。逮捕、勾留されたときに初めて知りました」

 《案里被告は、昨年5月にも同県府中市の料理店で岡崎氏に現金が入っていたとみられる封筒を渡そうとしたが、受け取りを断られたとされる》

 弁護人「何か心当たりはあるか」

 案里被告「記憶はまったくないです。その日は食事をするつもりでしたが、選挙が近いので急遽(きゅうきょ)キャンセルしました。お金を渡したとしたら、その会費だと思います」

2396名無しさん:2020/11/13(金) 19:11:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ebe27a1cd3834c161aa77a90a70c8b86ce111f9
検察がやってきて「部屋着をパーッと脱いで全裸に…」河井案里参院議員が逮捕直前に語ったこと
11/13(金) 17:12配信

〈人生は辛いですね。〉

 河井案里参院議員が私のスマホにメッセージを送ってきたのは、今年6月15日午後9時15分。彼女が参院選広島選挙区の公職選挙法違反で逮捕される3日前である。マスコミから「説明責任を果たしていない」と糾弾され続けていた逮捕目前の国会議員は、思いのほか饒舌だった。

〈私たちは、汚いお金で勝ったのではありません。私はそれを主張しなければなりません。〉

〈多くの人が、汚名を着せられているのを、私はそのままにはできません。〉

「決意表明」と思しき文章は、夜中の15分間にいくつも送られてきた。

 あれから5か月後。案里氏の被告人質問が11月13日の午前10時から東京地裁で始まり、一連の裁判はヤマ場を迎えた。8月25日から同日まで25回を数えた公判の中で、案里氏に発言の機会が与えられたのは、裁判長との短いやりとりや不規則発言を除けば、無罪を主張した初公判以来初めてだ。

 案里氏は、逮捕直前の6月5日に私が行った独占インタビューで「私は裁判で勝てます」と自信たっぷりに語った。彼女が3時間にわたって私に話したことは、逮捕当日(6月18日)に発売された「週刊文春」6月25日号に掲載した。

 彼女は10月27日夜に保釈され、132日ぶりにシャバに戻った。だが、開会中の臨時国会に姿を現すことはなく、マスコミの取材にも一切応じていない。自民党離党後も二階派に特別会員として籍を置く関係で、二階俊博幹事長との面会を望んでいるが、それもかなっていないようだ。

 絶体絶命に追い込まれながらも、議員バッジをつけて被告人質問に臨んだ案里氏。胸元をVの字に開け、体の線を見せつけるようにタイトな黒いジャケットを羽織り、静かな法廷内にハイヒールの音を響かせながら被告席に向かった。ズボンではなく、スカートを履いて裁判所に現れたのは、25回行われた公判の中でも初めてだ。

 平成政治史に残る大型買収事件を引き起こした「渦中の女」が御白州で語るタテマエ論の奥に、どんなホンネがあるのか――。

 6月の「週刊文春」に掲載したロングインタビューの全文を、ここに再び公開したい。

◆◆◆

「はぁい、どーもー」

 6月5日、午後0時50分。参院議員会館2階の自らの事務所に、本会議を終えたばかりの河井案里参院議員(46)が、真っ白なジャケットに紺碧のワンピースといういで立ちで現れた。

 会議室に一人で入ってきてマスクを取ると、テレビの映像で見る数カ月前の表情よりも、ほっぺがふっくらして血色も良かった。

「早速回していいですか」

 私がそう言いながら目の前にICレコーダーを置くと、彼女は笑顔で、あっけらかんと“自殺未遂”について語りだした。

「私、3月に自殺を図ったでしょ(3月28日に体調不良で病院に搬送されたと報じられていた)。鬱病があるんで、すごく強い睡眠薬を持っているんです。それを多めに口に含んで。ワインや日本酒……家にあるいろんなお酒で飲んだんです。普段は全然飲めないんですけどね。でも、薬の量が足りなかったみたい。7〜8錠だったから。

 別に、そんなに積極的に死のうとは思わないけど、私のような鬱病の人間は、どちらかというと“死”が近くにあるんですよね。薬が目の前にあったので、もう、意識を失くしてしまいたいって気持ちがあって」

2397名無しさん:2020/11/13(金) 19:12:15
>>2396

「そろそろ会いません?」「いいよ」
 私は昨夏、参院選直後に週刊文春の依頼で、「『代議士の妻』が国会議員になる時」という特集記事のために、案里氏にインタビューした。ポスト安倍の一人、岸田文雄氏の地元・広島での自民分裂選挙で、首相官邸や党本部の異例の梃入れによって勝ち抜いた彼女に興味を覚え、取材を重ねた。

 昨年末、汚職で有罪になっても当選し続ける異色の政治家・中村喜四郎を描いた自著を渡すと、数時間後にスマホに長い感想文を寄越した。広島地検の捜査が進む中、コロナ禍で直接会えない状況でも“リモート”でやりとりを繰り返した。

 いよいよ立件間近、夫婦W逮捕かとも囁かれる中、電話で「そろそろ会いません?」と申し込んだ。すると彼女は「いいよ」と言って即断即決。翌日のお昼の時間帯を指定してきた。

家庭内不和があったので
――夫とは赤坂議員宿舎で、一緒に住んでいるんですよね。薬を飲んだ時は?

「ちょうど、宅配便がピンポンと来た瞬間に気が遠のいていったんですよ。主人は家にいたんですけど、別の部屋でバタンと倒れた音で気が付いたみたい。すぐに救急車を呼んでくれて、目が覚めたら病院でした。十何時間も眠っていて、起きたのが真夜中。主人を見て、私、すごく怒ったんです。救急車を呼ぶとは何事か、って。政治家が家に救急車なんか呼んだら、政治生命にかかわるじゃないの、って。全身に管がいっぱいついていて、あちこち痛いし、頭もぼうっとしてるんだけど、眠れない。それで看護師さんに『すみません。ペンと紙ください』と言って、紙一枚にバーッと書き始めたんです。一つはエッセイみたいな子ども時代の思い出、あとは家族コメディみたいな小説の冒頭をひと息で書いたんです」

――どうしてそんな時にコメディ小説を書こうと?

「私、生きているって証明したいと思ったんです。こんな最悪の状況なのにコメディを書く力がある、生きる力があるんだっていうことを。自殺未遂は一度だけですが、正直、死んでしまいたいと思うことは何度もありましたね。だって分からないから。(自分の選挙事務所で)何が行われたのか。これから検察の取り調べや裁判のなかで何が明らかになって、どう判断されるのか、何も分からない。すごく不安だったんです。

 4月はひと月ほど精神科に入っていました。精神科って初めてだったけど、入院してだいぶ良くなりましたね。世の中と離れるのが鬱病には良いんです。

 うちは昔から両親同士や、姉と親の仲が悪かったり、家庭内不和があったんです。だから小さな頃からいろんなことを考える子でした。私が“和”をつくる役を一人で背負っちゃって。一家団欒というものを知らないんです。で、大学院を出る頃に、鬱病になっちゃった。ずっとカウンセリングを受けて、自分を直視して、だいぶ克服してきたんですけどね」

2398名無しさん:2020/11/13(金) 19:12:34
>>2397

海外ピアニストの音色を聴くことで気持ちを静める
 案里氏は、1973年宮崎県生まれ。父は建築家で飲食業にも進出、愛車のポルシェで娘を学校に送ることもあった。一方の母は元声楽家。その影響で案里氏もクラシック音楽に詳しく、疑惑発覚以降は海外ピアニストの音色を聴くことで気持ちを静めようとしてきた。

 県立宮崎大宮高から慶応大総合政策学部に入学。同大大学院を経て、科学技術振興事業団に入職したが、27歳の時に10歳上の克行氏と結婚し、広島市に転居。仲人は橋本龍太郎元首相。息子の岳氏(現厚労副大臣)は大学時代の友人だった。

 2003年、29歳で広島県議に初当選。県議通算四期、09年には広島県知事選で敗れた経験もある。

 19年7月に参院広島選挙区から自民党公認で出馬し、同党岸田派のベテラン・溝手顕正氏らを破り初当選。二階派に入会した。克行氏との間に子どもはいない。

「さっき言った通り、家庭内不和があったので、子育てをする自信がなかったんですね。あんな苦労はしたくないから将来は子どもはいらない、結婚もしない、と思っていました」

――夫婦仲はどうなんですか?

「政治家の家って、どうしても仕事が中心になってしまうでしょ。結婚してすぐの頃から2人とも政治活動してきたから、普通の夫婦よりも仕事でつながっている部分が多いんですよ。それが、この7カ月間、一緒に家にこもっていたことで夫婦の関係もだいぶ変わりました。子ども時代の問題も、前から話していたつもりだったんだけど、彼のなかにストンと入ってきたのは、ごく最近だと思う」

――夫はスキャンダルが多い。例えば文春が報じた秘書への暴行やパワハラ疑惑。どう見ていました?

「こんなこと書かれてバカね、って。私は『あんたがちゃんとしないからだめじゃない』みたいなことを言って、叱りましたよ」

――女性記者の身体を触るなど、セクハラ疑惑も過去に報道されました。

「あれには怒った。『ちゃんと最後までやらないからこんなことになるのよ。途中でやめちゃダメ』って」

2399名無しさん:2020/11/13(金) 19:12:53
>>2398

部屋着をパーッと脱いで、「ナプキンの中も調べたらいいでしょう」
――自殺未遂の前、検察がホテルに押し掛けてひと悶着あった。案里議員が全裸になったという記事も複数の週刊誌に出ました。

「あの時は、弁護士がニューオータニの部屋を取ってくれて、そこに主人と一緒に泊まっていたんです。3月3日の深夜、11時半ぐらいでした。主人に『そろそろ寝ようか』と言っていたら、ピンポンされて。私、ルームサービスかなんかが来たのかなと思って、『はーい』と言ったんだけど、もう、私の返事が言い終わらないうちに、ドンドンドン、開けろ! って。何を言ってるのか分からなかった。『おらあ! ばかやろう』って怒声が聞こえてきて。主人がドアののぞき穴から見たら、黒い服の男がいっぱいいて、中には坊主頭の人もいた。一瞬ソッチの筋の人か、文春の記者かが来たのかと思ったんです。扉をこじ開けようとするから、主人が押しとどめようとした。そしたら、U字型のドアチェーンを壊して入ってきた。令状を出して、『検察だ!』って言うから、『ちょっとなんですか、あなたたち。こんなやり方はないんじゃないの』って言って、主人も、『ちょっとあんまりだよ』って話になりました。

 15人くらいはいましたね。女性が2名ほど、あとは全員男性です。なんかもうホントに空疎な、権威主義の馬鹿馬鹿しさを感じました。この人たち、刑事ドラマの見過ぎじゃないのって感じ。今風に言うと“イキってる”。『調べさせてもらう』と言うので、『そんなに言うなら全部調べれば』と言って、私は部屋着をパーッと脱いで、生理中だったから、『ナプキンの中も調べたらいいでしょう』って、ポンと投げたんです。皆さん、なんか、見ないようにしていましたよ。だから言ったんです。『膣の穴でも、お尻の穴でも見ればいいじゃない?』って。で、女性の一人が私にストールを羽織らせようとするから『ちょっとやめて、汚れるんで』って言ったりして。あんまり馬鹿馬鹿しいんで、『まあ、皆さん、興奮して暑いでしょうから』って言って、みんなにルームサービスでペットボトルの飲み物を取ってあげたんですよ。私も一本をもらって、持っていた睡眠薬をちょっと多めに飲んで、『じゃあ、後はよろしく。好きにして』って一人で寝室に行って寝たんです。で、起きたら朝。よく眠れたんで、すっきりしました。スマホが持っていかれていましたけどね」

2400名無しさん:2020/11/13(金) 19:13:07
>>2399

合計2000万円を超す現金を配ったとされるリストを押収
 その後、事情聴取は3月に4回。GWにもあり、計6回行われたという。一回当たり6〜7時間。案里氏の担当検事は2人。夫とは常に別々に行われる。場所は、都内のホテルの一室だ。

「事情聴取をしたのは、あの日の(押し入ってきた)15人とは違う検事だったみたい。でも私、わざと聞いたんです、取り調べの前に。『あの夜、オータニに来られた方?』って。

 聞かれるのはいつもウグイスのことでした。いくら私が知らないと言っても、『知らない』ということを証明はできないし。だから不毛な取り調べでした」

 ウグイス嬢の違法買収については、6月16日に第一審の判決が出て、案里氏の公設秘書、立道浩被告が有罪判決を受けた。この捜査の過程で河井夫妻の自宅から、100名以上の県議や首長らに合計2000万円を超す現金を配ったとされるリストが押収され、広島地検はさらに、公職選挙法違反(買収)の疑いで、河井夫妻2人の逮捕を目指してきた。4月には案里氏の地元後見人だった元広島県議会議長、檜山俊宏県議の事務所にも家宅捜索が行われる一方、安芸太田町長が克行氏からの20万円の受領を認めて辞職するなど動揺が続く。

「検察がむりくり、絶対に主人がお金を渡した、と言っているんですよ。例えば檜山先生には、たとえ陣中見舞いでも、何かを差し上げること自体、(目上の人なので)無礼に当たるって感じです。検察は買収と言われている件について、まだ私たちには当ててこないんですよ。今後、身柄を取って本格的に調べるのかもしれませんね。でも、私は、身柄を取られるようなことはまったくしていない」

 一般論として、例えば自民党国会議員の政党支部から同党地方議員の政治団体などへの「寄付」は政治資金規正法上、認められている。河井夫妻が現金を配ったとされる時期が昨春の統一地方選の前後のため、陣中見舞い、当選祝い、という理屈が成立すると見る識者もいる。一方で、金銭授受の時期が案里氏の参院選直前でもあり、しかも直接、現金を配る手法だった今回のような例は、公選法で禁じられた「買収行為」の疑いが濃いとする指摘もある。

2401名無しさん:2020/11/13(金) 19:13:29
>>2400

1億5000万円は「きれいなお金」
「(安芸太田町長の件は)主人がやっていることなので、私自身は知らないんです」

――ただ、案里議員が数名の地方議員に封筒を持っていったとも報じられている。

「私はあの、そういう、説明できないようなことは何もしていませんよ。ただ、(金銭の)やりとりについては先方のこともあるし、私が今ここで言うべきことではないので。それぞれの方の収支報告書にも載るでしょうから(昨年分はこの11月に公開される)」

――選挙資金となった1億5000万円については。

「あれは党からのお金です。党からの振り込みで通帳にも記録が残っている。まったくきれいなお金です。皆さん1億5000万円という数字に恐れをなして、うがった見方をしているようですが、人件費、事務所経費、印刷物、全戸配布のポスティングなどで、使い切りました。全戸配布なんて3回もやりましたから。1億5000万円を原資に(県議らを)買収したなどと言われていますが、一切そんなことはない」

「まあ、もらい事故って感じですよ」
――では、裁判で徹底的に争うのか?

「もう争うのも馬鹿馬鹿しいというか、本当は次の人生を歩んだほうがいいに決まっている。でも、今回これを買収だと私たちが認めてしまったら、日本の選挙のやり方そのものを変えることになるし、公選法の精神をも変えてしまう。ちゃんと争わないと他の人が困るって言われているんですよ。(地方議員への)陣中見舞いや当選祝いを自分が出る選挙の前に持っていけば全部『買収』となる、というのであれば、他のみんなも(選挙違反で)やられてしまう。だから、たとえ私が身柄を取られても、別に私は裁判で勝てますよ。検察もやったらいいと思う。

 まあ、もらい事故って感じですよ。自分は、まったく(違法行為に)手を染めていないので。だから、説明責任を! とマイクを突きつけられても、本当に申し訳ないんですが、説明できることがないんです」

――ただ、克行議員が現金を渡していたことについて、夫婦なら当然、情報共有していると普通は思われます。

「そう疑われても、しょうがないよね。検察もそういうストーリーでやってくるんでしょう。でも、この(法相辞任からの)7カ月、2人で一緒にいても、主人は全然言わないですね。『あなたが知らない方がいいこともある』と言って。弁護団も別々ですし。ウグイスの3万円も、どういう会計処理をしているのかすら、全然知らないんですよ。なんで3万円だったのかも。秘書に任せっきりでしたので」

――案里議員の報道対応も批判されました。疑惑発覚から2カ月半後の1月15日の囲み会見まで、ずっと説明せず雲隠れした。

「私は早く取材対応したかったけど、私の弁護士にも自民党の顧問弁護士にも絶対ダメだと止められました」

――あの時「日本を変えたい(から議員を続ける)」と言ったのはなぜですか?

「あれは記者の方が小動物みたいな純粋な目で“なんで辞めないんですか?”って聞いたんですよ。まだ、私が辞めるような流れじゃなかったから、“え、この人は何を言っちゃってんの?”と思って、ちょっとからかいたくなっちゃった。ちゃめっ気のつもりだったんですけど、みなさん真に受けて、批判されて。でも、実際この仕事をしていたら、みんな“日本を変えたい”と思っているわけですし」

――会見終了後、宿舎に戻る際、笑顔がテレビに映され、これもまた批判された。

「あれは朝日新聞の男の子が追ってきて、“案里さん!”って呼んだんですよ。パッと振りむいて、もう職業柄、条件反射で笑顔が出ちゃうんです。元々広島支局にいた知ってる記者だったし“どうもありがとう”って言ったら、その瞬間が撮られて流された。もうこういう流れになると、しょうがない。何をやっても、すごく悪い感じで報じられるので。私にはどこかで、期待に応えなくちゃっていう気もあって、できるだけ黒い服を着て、悪い感じを演出したりもしています」

2402名無しさん:2020/11/13(金) 19:13:48
>>2401

〈私は今回の事件では、大将です〉
 案里氏と話していると、強がりなのか、以前に聞いた話と食い違う時がある。例えばこの日、「小説を書く時、プロットは作らない」と言った。ところが、会う直前に本会議場で文春に撮られた彼女の写真を見ると、手元のノートに登場人物やプロットが書いてあった。後日改めて聞くと、「新作からは作ることにした」と言う。

 また、朝日新聞の記事を私に郵送してきたこともあった。そこには、ウグイス嬢への「3万円」は違法だが、“全国的な相場”である旨が書かれていた。彼女は電話でも「マスコミが報じている『河井ルール』って、『広島ルール』なの」と説明し、広島選出の大物議員らの例を語った。だが、この日、再度確認すると、そうした話は「私、知らない」と言った。

 芝居がかったセリフも多い。自殺未遂2日前のメールにはこう書いてあった。

〈私は今回の事件では、大将です。家臣が良かれと思って行った戦術でたとえ敗けが込んでも、武将の勝敗として歴史に残ります。それが大将というものです〉

――昨夏の初当選から疑惑発覚までの3カ月間を今振り返ると?

「あの頃はとにかく疲れていました。選挙後も体中が痛いし、もう、目を開けていられないんですよ。5月の連休から2カ月以上、2500カ所で街頭演説をやって眼球が焼けちゃったから。毎日眼科に飛び込んで、麻酔を打ってもらっていたんです。そこまでやって、選挙に通ったのに、こんなことで足をすくわれるんだっていう、悔しい想いがやっぱりある。10月27日の党広島県連のイベントで、今度の文春に何かが出るらしいって聞いた時も、きっと私じゃなくて主人のことだろうと思っていたんで。もう壇上で寝ちゃったくらい、疲労困憊でした」

「セクハラなんて、甘い、甘い」
 その4日後、10月31日に文春が発売されて以降、彼女は大きな渦に飲み込まれた。党内でも四面楚歌を強いられ、男性議員からは露骨に煙たがられたという。

 彼女は以前、自民党の体質を私にこう語っていた。

「セクハラなんて、甘い、甘い。男性議員の本当の恐ろしさとは、気に入らない女性を政治的、社会的に抹殺しようと、束になって潰しにかかってくることです」

 また、黒川弘務・前東京高検検事長が賭けマージャン問題で辞職した直後の5月24日夜、彼女は意味深なメールを送ってきた。

〈検察は今、大変なようですね。黒川さんも私も同じように権力闘争のおもちゃにされてしまって、権力の恐ろしさを痛感します〉

 公設秘書も一審で有罪判決を受け、連座制による彼女の失職も秒読み段階に入った。今後の人生をどう考えているのか――。

 二人きりのやりとりが3時間を回る頃、訊ねた。

2403名無しさん:2020/11/13(金) 19:14:17
>>2402

「ミラノにファッションの勉強に行こうと思っていた」
「ここでひと区切りにして、ドロドロした政界と距離を置きたいなと。ホントは私、(昨年春に)県議を辞めて、ミラノにファッションの勉強に行こうと思っていたんです。でも結局、参院選に出ることになっちゃった。だから、自分がなんとなく、消費されているなという意識があって。岸田(文雄)さんと菅(義偉)さんの覇権争い、岸田派と二階派(案里氏の所属派閥)の争い、検察と官邸の対立……。そういう中で“消費される対象”として擦り減っちゃった。だから、自分を取り戻したいっていう気持ちがある。私、今までは、世の中のためになるかどうかという尺度だけで、自分の仕事も生活も計ってきたんです。でも、これから時間ができたら、小説を書くことに没頭したいと思います」

 私の手元に一編の未発表小説がある。題名は『ことばの部屋』。案里氏が5月中に丸5日をかけて綴った。選挙違反を疑われた女性政治家が事情聴取中に検事をなじり、挑発し、かみ合わない問答を続ける約2万字の「処女作」(案里氏)だ。

 彼女は私に、「これは実話じゃない」と強調したが、描かれた内容は、現実のものになろうとしている。

(初出:「週刊文春」6月25日号)

◆◆◆

 このインタビューを手掛けた私は8月の初公判から約3か月半、週に2〜3度のペースで東京地裁に足を運び続けてきた。案里被告の公判を見るため、傍聴希望者の長い列に並び、抽選で当たった時には必ず被告席に一番近い最前列の傍聴席に座った。

 法廷闘争が始まった当初は緊張した面持ちで、終始うつむき加減で臨んでいた案里氏だったが、夫の河井克行氏との審理が分離された9月頃から一変。時に「ふふふ」と不敵に笑い、時に膝の上でピアノの鍵盤を弾くような仕草も見せた。

 一方で、証人が検察の主張に沿った証言を続けていると後ろに座る3人の弁護人にメモを渡すようになり、法廷で再会した現役女性秘書が案里氏に不利な発言をすると背後からギロッと睨みつける場面もあった。

 私はその目つきを見て、ハッとした。

「これは、滝尾小百合そのものじゃないか」

 滝尾小百合とは、案里氏が未発表小説『ことばの部屋』で描いた「疑惑の政治家」。エリート検事からの追及を高飛車な態度でことごとく跳ね返す妙齢の女だ。

『ことばの部屋』には、滝尾が逮捕された後のストーリーは書かれていないが、私は法廷で時折、無言の挑発を繰り返す案里氏の様子を見ながら、彼女があの続編を自ら演じているようにも思えた。

 第1日目を終えた被告人質問は、11月17日と20日にも予定されている。12月には結審を迎え、年明けには判決が下される。

 現実は小説よりもシビアだ。科される罪の軽重は、案里氏自らが創作することはできない。

常井 健一/週刊文春 2020年6月25日号

2404名無しさん:2020/11/14(土) 10:43:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/d62b39b852a4e5c79240478867cc7342b256a488
案里被告「票買う発想ない」 被告人質問、改めて買収意図否定
11/13(金) 21:50配信

 昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公選法違反の罪に問われた参院議員、河井案里被告(47)の公判が13日、東京地裁(高橋康明裁判長)で開かれ、弁護側が被告人質問を実施した。案里被告は地元議員に渡した現金について「票を金で買うという発想自体がなかった」と述べ、改めて買収の意図を否定した。

 案里被告が事件について自ら説明するのは8月25日の初公判以来。初公判では、地元議員への現金供与を大筋で認めた上で「(広島)県議選の陣中見舞いや当選祝いだった」などと述べ、無罪を主張していた。

 被告人質問で、案里被告は平成21年の県知事選に落選後、県議に復帰した状況を振り返り、「県議会でつまはじきにされた。その中で私を快く迎え入れてくれたのが、今回現金を渡した岡崎哲夫県議らだった」と述べた。現金の趣旨は「感謝の気持ち」としての当選祝いや陣中見舞いで、「決して参院選の票の取りまとめの依頼ではない」と強調。配布時に領収書の発行を求めなかったことについては「個人献金で、寄付の控除を受けるつもりはなかった」と釈明した。

 県議時代の30年秋、自民党の二階俊博幹事長から参院選出馬を打診されたとも言及。先月の公判に証人として出廷した岡崎県議が「案里被告は『(現金を)二階幹事長から預かった』と言った」と証言したことには、「記憶にないが、私なら言いかねないかな」と笑い、冗談だったとした。

 起訴状によると、夫で元法相の衆院議員、克行被告(57)と共謀し、地元議員5人に170万円を供与したとされる。うち4人はこれまでの公判で、現金の趣旨を「参院選の応援依頼だと思った」などと証言。岡崎県議は「当選祝いと思った」とする一方、「(参院選の)支援依頼の趣旨もあったかもしれない」と述べていた。

 克行被告は5人を含む計100人に現金を供与したとして、同罪で公判中。弁護人を一時解任し、9月に案里被告の公判から分離された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/db0727e759340d91b96e275251c36edb918de18b
河井案里議員 初の被告人質問 取材記者リポート
11/13(金) 20:52配信

<岡森吉宏記者>
きょうの河井案里被告は笑顔を負見せるなどリラックスした様子で被告人質問に臨んでいる姿が印象的でした。
左襟に議員バッジを付け上下黒色のスーツ姿で法廷に現れた案里被告。
弁護側から岡崎県議に現金を渡すとき「二階幹事長から」といったのを覚えているかと聞かれると「記憶にはございませんが、、私なら言いかねません」と笑いながら話すなど笑顔も交えながら答えていました。
きょうは弁護側からの質問でしたが、来週17日からは検察側の被告人質問が始まります。
案里被告の行為が買収に当たるのか渡した現金の”意味合い”についてさらなる追及が行われるものとみられています。

2405名無しさん:2020/11/20(金) 10:24:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/91c1d464997317ff0a32f24e77a81fd8736953fc
「動画を配れば面白い」法廷でわかった河井克行元法相のトンデモ行為と「妻・案里氏とのすれ違い」
11/20(金) 6:12配信

「裁判長! 答弁を差し控えます!」

 10月22日、被告人の男がこう声を張ると、東京地裁の法廷で失笑が漏れた。声の主は、元法相・河井克行被告(57)。この日は妻、案里被告(47)の公判で証人として出廷した。

 自身も公判中の身であることを理由に証言を拒否する克行被告は、検察側から質問されるたびに「裁判長! 差し控えます!」などと、声を張り上げまともに取り合わなかった。2時間以上にわたり100回を超える証言拒否。その際、「証言」を「答弁」といい間違えたことからも国会議員への未練が感じられた。

 案里被告が初当選した昨年7月の参院選で地元・広島の県議や市議、後援会関係者ら支援者総勢100人に計2900万円余りをばらまいたとして、公職選挙法違反(買収)罪に問われた克行被告。うち、5人の計170万円分を共謀したとされる案里被告とともに、夫妻の公判がそれぞれ連日のように東京地裁で開かれている。

 夫妻の公判では、河井陣営による“トンデモ行為”が次々に明らかにされている。

自民党候補に対する“ネガティブキャンペーン”
 案里被告の10月19日の公判では、陣営の「仕事」を請け負った元秘書であるネット業者の供述調書が法廷内で読まれた。そこで語られたのは、参院選広島選挙区で同じ自民党から立候補し、案里被告と野党候補に負けて落選した溝手顕正氏に対する“ネガティブキャンペーン”だ。

 供述調書によると、ネット業者は克行被告の指示で匿名のブログを開設し、溝手氏を支持する自民党広島県連が案里被告をいじめているという記事を書いた。克行被告は自ら内容を逐一チェックしていたという。

 克行被告自身の選挙である平成29年の衆院選の際にも同様の工作を行った、と明け透けな調書だった。反対に、夫妻の陣営に対するネガテイブな内容の記事などは検索エンジンで表示されにくくするという工作も行ったという。

 さらに「週刊文春」(2019年11月7日号)で案里被告の陣営でウグイス嬢に対する法廷上限を超える違法報酬を支払っていた事件が報じられると、狼狽した様子でネット業者に克行被告が接触してきたという。「流出するとまずい」というデータの削除を依頼されたネット業者の男性は、東京・広島にある克行被告らのパソコン内のデータを削除したと供述している。

2406名無しさん:2020/11/20(金) 10:25:34
>>2405

克行被告が指示した動画撮影「案里に邪険な態度をとるかも」
 10月16日の案里被告の公判では、参院選時に案里被告付きの秘書だった女性元スタッフの証人尋問が行われた。検察側の尋問に元スタッフは「克行被告は溝手陣営からいかに票を取るかと考えていた」と証言した。

 定数2の参院選広島選挙区で、当時現職だった溝手氏と案里被告のダブル当選を目指していたはずの自民党。克行被告は配布した現金の趣旨を「買収ではなく党勢拡大活動」とも主張しているが、同じ自民党の溝手氏陣営の支持層の切り崩しに、最も力を入れていたようだ。

 元スタッフの証言によると、集会などの会合で溝手氏と案里被告が同席している場合に、克行被告が「溝手氏が案里被告に邪険な態度をとるかもしれないから必ず動画を撮るように」と指示してきたことも明らかになっている。克行被告は「動画を配れば面白いことになる」とも話していたという。

調書には「(克行被告に)現金もらった」後援会幹部も
 解任した弁護士らを再び雇い、克行被告の公判も再開している。

 被告人質問で本人が話す機会はまだ先になるが、続々と供述調書などが読まれている。これまで克行被告は突然発言したり、独特のスタイルで証言拒否をしたりしていたが、自身の公判が再開してからはノートにメモをするなど粛々と対応する姿も見せている。

 11月16日の公判では現金をもらった後援会幹部が、克行被告の衆院選でも現金をもらった、などとする調書が法廷内で読まれた。

 一方の案里被告の公判は被告人質問も行われ、大詰めを迎えている。年内には結審し、年明けに判決が言い渡される見込みだ。従来通り「現金配布は買収目的ではなく、お世話になった地元議員への当選祝いや陣中見舞いだった」といった主張を繰り返し、起訴内容を否認している。

 一方で、11月17日に行われた被告人質問で案里被告は、“夫婦のすれ違い”も赤裸々に語った。

案里被告が号泣「間違ったお金じゃないかと思った」
 案里被告は夫妻の逮捕前に現金買収の報道がなされると「克行被告に疑惑を問いただした」と証言。克行被告は「スタッフの給与だ」などと説明したが、「金額が多すぎる」と言い返すと克之被告が「あんたは知らん方が良い」と応じたという。案里被告は「間違ったお金じゃないかと思った」と、法廷で号泣した。

 前述の案里被告付きの秘書だった元スタッフの女性は法廷で「すべての原因は克行被告にある。案里被告は離婚してやり直すべきだ」と言い放つシーンもあった。

 永田町からも「異議あり!」の声が聞こえてくる。検察が4月に配布された金を7月の参院選の買収目的と認定していることについて、河井夫妻を擁護する関係者もいる。

「従来の選挙違反事件で買収と認められたのは選挙期間中が中心で、検察の対応は政治活動と選挙運動の線引きを崩壊させている。夫妻はやりすぎで罪に問われるべきだとは思うが、なんでもかんでも選挙目的と言われたら、通常の寄付行為まで買収になりかねない」

 夫妻の方向性は一致せず、さまざまな思惑も交えながら、元法務大臣の国会議員夫妻による大規模買収事件は佳境を迎える。地裁はどのような判決を下すのだろうか。

西川 義経/Webオリジナル(特集班)

2407名無しさん:2020/11/23(月) 12:17:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/55407eb63c7f50d5db08bfaea02333355bc94614
【独自】安倍前首相の秘書ら、東京地検が任意聴取…「桜を見る会」前夜祭の会費補填巡り
11/23(月) 5:03配信

 安倍晋三前首相(66)側が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、安倍氏らに対して政治資金規正法違反容疑などでの告発状が出されていた問題で、東京地検特捜部が安倍氏の公設第1秘書らから任意で事情聴取をしていたことが、関係者の話でわかった。特捜部は、会場のホテル側に支払われた総額が参加者からの会費徴収額を上回り、差額分は安倍氏側が補填(ほてん)していた可能性があるとみており、立件の可否を検討している。

 前夜祭は安倍氏の選挙区の山口県下関市に事務所を置く政治団体「安倍晋三後援会」が主催しており、公設第1秘書は同団体の代表を務めている。

 前夜祭は2013年から19年まで、首相が政財界人や文化人らを招待し、歓談する「桜を見る会」の前日に東京都内のホテルで開かれた。安倍氏の地元・山口県の支援者らが1人5000円の会費で参加し、飲食が提供されるなどした。19年の参加者は700人超。野党側は昨年の臨時国会以降、会費が安すぎ、安倍氏側が差額分を補填していたのではないか、などと指摘していた。

 これに対し、安倍氏は5000円の会費はホテル側が設定したもので、安倍氏の事務所職員が参加者から集めて全額をホテル側に渡したと説明。「後援会としての収入、支出は一切なく、政治資金収支報告書への記載の必要はない」などと反論し、「事務所側が補填したという事実も全くない」と述べていた。


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