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情報メディア綜合スレ

347とはずがたり:2017/01/18(水) 06:29:34
電通の不正問題、背景に焦り 急成長ネット広告に出遅れ
http://digital.asahi.com/articles/ASK1K533BK1KULFA01B.html?rm=546
和気真也、石橋亮介2017年1月18日04時02分

国内の広告費の推移
http://tohazugatali.web.fc2.com/masscom/2017-01-18.jpg

 インターネット広告の不正取引問題で、広告大手の電通が社内調査の報告書を公表した。不正が起きた背景には、急速に成長する国内のネット広告市場に出遅れた電通の焦りがある。今月中に交代予定の新社長は、過労死事件もあった社内の労働環境の改善に加え、ネット広告業務の立て直しも迫られる。

電通、ネット広告の不正取引1.1億円 社内調査報告書
 電通が17日に公表した社内調査は、ネット不正が起きた背景について「現場に必要な能力や業務量の変化があった」と分析。ネット広告市場の急速な成長に社内態勢が追いつかず、「人的リソースの適正配置や研修が十分でなかった」などと結論づけた。

 電通の資料によると、国内の広告市場は、新聞やテレビなど従来型の広告が頭打ちになる一方、ネット広告は伸び続けている。2015年には広告市場全体の2割近くを占めるまでになった。

 業界関係者によると、ネット広告は閲覧回数に加え、閲覧者の性別や職業が推定できる仕組みもあり、きめ細かく商品やサービスを訴求しやすいという。広告主も、以前より広告効果の「可視化」を求めるようになってきているという。

 この分野を開拓してきたのはサイバーエージェントやオプトなどネット専門の広告会社だ。ある電通社員は「新しい広告手法を生み出すのはネット専業の会社で、正直ついて行くのが精いっぱい」と漏らす。

 ログイン前の続き電通は、新聞やテレビなどの広告枠を確保し、強力な提案力で宣伝効果を広告主に売り込む手法で成長してきた。だが、ネット広告枠は入札方式で、価格が刻々と変化する。応札作業や広告主への細かな報告など現場の作業が格段に増えたことが、不正問題の温床となった。

 電通は昨年末までに、ネット広告を担当する本社と子会社の社員数を約120人増やした。さらに、社員が報告書を改ざんしないよう、広告の掲載実績を自動で報告書にするシステムなどを導入する計画だ。

 社員の中には、広告主からの問い合わせで業務が増えるのを避けるため虚偽報告したケースもあった。新体制は、社員を不正に追い込んだ働く環境を改善させられるかも課題となる。

 電通では、ネット広告業務に従事していた新入社員の高橋まつりさん(当時24)が15年12月に過労で自殺。東京労働局は昨年12月、社員に違法な長時間労働をさせた労働基準法違反の疑いで法人としての電通と、東京本社の幹部を東京地検に書類送検した。石井直社長は、一連の問題を受けて引責辞任を表明している。(和気真也、石橋亮介)

■電通をめぐる一連の経緯
2016年7月 ネット広告業務の不正発覚
9月30日 三田労働基準監督署が高橋まつりさん(当時24)の自殺を労災と認定
10月14日 東京労働局などが本支社に立ち入り調査
10月24日 全事業所で午後10時の一斉消灯を開始
11月1日 子育て支援に熱心な企業を国が認める「くるみん」マークの認定を返上。社内に「電通労働環境改革本部」を設置
11月7日 東京労働局などが本支社を強制捜査
12月28日 東京労働局が電通と幹部社員1人を書類送検。石井直社長が17年1月中の辞任表明
17年1月17日 ネット広告不正の最終調査結果を公表


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