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情報メディア綜合スレ

288名無しさん:2016/09/05(月) 22:57:42
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1609/05/news063.html
「シン・ゴジラ」編集の舞台裏 カメラはバラバラ、画調も合わず……庵野総監督「それでいい」
映画「シン・ゴジラ」制作の裏側には、庵野秀明総監督のこだわりと、それを支える編集環境があったという。Adobe MAX Japanの基調講演で制作者が明かした。
[太田智美,ITmedia]

 そんなソフトを使うなんてアホか――映画「シン・ゴジラ」の制作に携わった佐藤敦紀さんは、他の制作現場の人からこう言われたという。

 9月2日、東京ビッグサイトで開催されたAdobe MAX Japanのゲストセッションで、TMA1 編集・VFXスーパーバイザー佐藤敦紀さんが映画「シン・ゴジラ」の裏話を語った。「シン・ゴジラ」の編集には、日本の映画業界で標準となっている編集ソフト「Avid」ではなく、別のソフトが使われたという。なぜか。

 佐藤さんにオファーがあったのは2015年1月のこと。15年10月に撮影終了、16年夏に公開予定という短期の制作スケジュールの中、作業は進められた。

 佐藤さんがまずやらなければならなかったのは、編集ソフトの選別。日本の映画業界では「Avid」という編集ソフトが標準ツールとして確立しているが、佐藤さんは「Premiere Pro CC」を選んだという。編集ソフトの選別条件は3つ。まず、安定性、軽快な反応、使いやすさが優れているということ。次に、ポストプロダクションとのコネクティングがうまくいくということ。そして、複数の人数が使うための経済性、協調性があるかどうかだ。そこで選ばれたのがPremiere Pro CCだった。

 「Avidは業界プロ向けにきっちりと作られているソフトウェアだ」と佐藤さんは言う。フォーマットの作り方からポストプロダクションへの引き渡しなどを含めて全てがよく考えられている。東宝にも、Avidを用意した部屋が5〜6部屋あるほどだという。

 しかし今回はそれを選ばなかった。というのも、シン・ゴジラの撮影現場は、メインカメラである「ALEXA」が3台、キヤノンのスチールカメラが3台(動画撮影も可)、そして総監督である庵野秀明さんのiPhoneが常に同時に回るという環境だったからだ。

 Avidはプロ向けとして定評のあるソフトだが、いろいろな映像フォーマットを全てAvid用に書き出さなければならない制約がある。だからこそ非常に安定して編集できるし、トラブルも起きにくい。一方Premiereは、どんなフォーマットでもだいたい読み込めてしまい、レンダリングなしで再生できてしまう「やんちゃなソフト」だと佐藤さんは言う。


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