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情報メディア綜合スレ

240名無しさん:2015/11/07(土) 13:44:46
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151105-00056171-playboyz-pol
アンジー監督映画『アンブロークン』は「反日的」なのか? 「歴史修正主義の流れが急速に強まっている」
週プレNEWS 11月5日(木)10時0分配信

戦後70年を迎え、大きな問題が山積する日本の姿を海外メディアはどのように見つめ、報道しているのか?  

「週プレ外国人記者クラブ」第7回は、英紙「エコノミスト」や「インディペンデント」などに寄稿するデイビッド・マックニール氏が、来年2月公開予定の映画『不屈の男 アンブロークン』にまつわる“騒動”について語る。

アンジェリーナ・ジョリー監督の本作は、太平洋戦争中、日本軍の捕虜となった米軍兵「ルイス・ザンペリーニ」の数奇な運命を描いたもの。劇中に描かれる捕虜収容所での日本兵による拷問、虐待シーンが「反日的」という批判を受けて、一度は大手配給会社による日本公開が見送られるなど多くの議論を呼んだ。

紆余曲折を経て、ようやく公開が決まったわけだが、この映画の何が過剰ともいえる反応を生んだのか?

***

―マックニールさんは、映画『アンブロークン』に対する日本の反応が興味深かったそうですね。

マックニール 私は実際に映画を観ました。正直、あまり面白い映画とは思えませんでしたが、多くの人たちが騒いでいるように、とりたてて「反日的」な映画とも感じなかった。なぜ、人々があの映画に過剰な反応を示したのか、一時は公開中止の危機にまで直面したのか不思議に感じました。

―映画の中で、日本兵が捕虜に対して行なう虐待や暴力が、あまりにも強調されすぎているという批判があったようですが?

マックニール 確かに、多くの日本兵による拷問シーンもありますし、それが一種のサディズム的に描かれている部分もある。ただ、それはこの映画に限ったことではありません。古くは名作と言われる『戦場にかける橋』(1957年)でも、戦時中、タイとビルマ(現ミャンマー)を結ぶ泰緬(たいめん)鉄道の建設に携わった外国人捕虜たちへの日本兵による目を覆いたくなるような虐待、暴力シーンがありましたし、近年でも真田広之さんが捕虜収容所の通訳を演じた『レイルウェイ 運命の旅路』(2013年)があり、この作品でも日本兵による捕虜への虐待シーンがあった。

―日本映画でも坂本龍一、デヴィッド・ボウイ主演の大島渚監督作品『戦場のメリークリスマス』(83年)で捕虜への虐待シーンがありましたね。

マックニール そう、ボウイ演じるイギリス人将校が首から下を生き埋めにされて殺されるシーンとかね…。それらの映画がなんの問題もなく公開されたのに、なぜ今回、『アンブロークン』に対する批判がこれほどまで高まったのか、その理由が今ひとつ理解できないのです。

―日本ではここ数年、いわゆる「歴史認識」に関する議論が活発になっていて、旧来の歴史を「自虐的」だと批判する声も高まっています。この反応をそうした「歴史修正主義」の流れの一貫として捉(とら)えることはできませんか?

マックニール 当然、そういう面はあると思いますが、『アンブロークン』に関して言えば、日本政府の関係者や政治家が表立って映画の内容を批判したり、公的なアクションを起こしてはいない。私の知る限り、一部の雑誌に映画の内容を「反日的だ」と批判する記事が掲載された程度だったのに、それをきっかけにして強い反発が誘発されたように感じます。

もちろん、思い当たるいくつかの理由はあります。例えば、この映画には描かれてないけれど、原作では日本兵が米国人捕虜の肉を食べたとする描写があり、それが「日本兵の尊厳を傷つける」という反応へと繋がった可能性はあるでしょう。

また今、指摘されたように、ここ数年は日本政府や外務省も「歴史認識」の問題について、従来よりも積極的、直接的な反応や態度を見せていますから、日本のナショナリスト、保守、右翼といった人たちが勢いづいているのは事実だと思います。


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