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情報メディア綜合スレ

141杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2011/01/31(月) 01:43:36
※ 「誰でもカンタン」 スパムブログが横行

 「誰でもカンタン」「ネットで収入」「お小遣いを稼ごう」

 男性が事件当時に利用していたアフィリエイトサービスを提供する会社のホームページにはこうした誘い文句が書かれている。
 総務省情報通信政策研究所によると、国内で開設され、ネット上で公開されているブログの数は平成20年1月時点で約1690万件。近年は毎月40万〜50万件ずつ増えている。
 ブログの市場規模は16年度の6億8000万円から20年度は約160億円に拡大。このうちブログ開設者らが得たアフィリエイト収入が約43%を占める。
 書評を中心とした人気ブログ「404 Blog Not Found」を主催する小飼弾さん(41)はネット書店大手のアマゾンのアフィリエイトサービスを使っている。月に100万人以上がアクセスし、ブログで紹介された本の売り上げが伸びると評判となっており、小飼さんのもとには月に300冊前後の献本が届く。

 「ブログを最初から商売のネタとして考えたことはない。アフィリエイトで収入を得ているのはあくまでも結果論」と話す小飼さん。「売り上げの目標は立ててはいけない。続けていくこと自体が大変なんです。『0円よりは励みになる』程度の気持ちで続けた方がいい。その結果として、ブログにリピーターがつくこともある」

 1000のブログを持っていたとされる男性については「ブログを書くことが目的のブロガーではなく、カネありきのスパマーだろう」とみる。
 スパムブログという言葉がある。総務省情報通信政策研究所によると、アクセス数を増やしてアフィリエイトの収入を得ることなどを目的に、他人のブログの書き込み内容や、人気キーワードを書き込むブログを指すという。17年ごろから増え始め、近年は増加傾向が著しいとされる。
 こうした行為を繰り返す人間、組織がスパマーと呼ばれる。

※ ポイントの使い道は「子供のおもちゃ」

 「クビになっても食べられる」
 「クビになっても、(アフィリエイトの)ポイントで食べていけるだけ稼げることができる」

 捜査関係者によると、書類送検された男性はアフィリエイトを利用していた経緯について、こう説明していたという。
 男性の立場は静岡県の県費により採用され、産休などで休む教師の代わりに教鞭(きょうべん)を取る「臨時的任用講師」。県教委によると、男性は10年程度の講師の経験があり、今回は22年4月1日から1年間の期間で採用されていた。
 臨時的任用講師の月の給与は大学卒業後で講師経験が10年程度で年齢が32歳の場合、一般的には約28万円。このほか通勤手当、扶養手当などが加算され、ボーナスも年2回支給される。捜査関係者によると、男性は妻子持ちで普段の生活は講師の収入でやり繰りしており、アフィリエイトのポイントはほとんど使わずにためていた。
 捜査関係者は「安定した仕事ではなかったので、保険としてアフィリエイトを続けていたのかもしれない」とみる。
 江別署は昨年11月26日、信用棄損容疑で男性の自宅を家宅捜索してパソコンなどを押収したが、男性はその場で容疑を認める供述をしたという。

 「本人は大きな騒ぎになるという認識はなかったと言っています。江別署の方が家に来て、びっくりしたそうです」

 静岡県内に住む父親は憔悴(しょうすい)した声で話す。書類送検された今年1月13日、男性は父親に電話をかけ、「名前が出るから悪いね。申し訳ない。顔に泥を塗る。ごめんね」と謝罪。ポイントの使い道については「子供のおもちゃや身の回りのものを買っていた」と説明したという。
 講師の仕事が生きがいだったという男性。父親は「もう講師はやれないでしょう。私も世間様にどんな顔をして生きていけばいいのか」と嘆いた。


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