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情報メディア綜合スレ

124チバQ:2010/06/05(土) 19:35:09
http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY201006050158.html
イルカ漁映画「ザ・コーヴ」 抗議活動で次々と上映中止
2010年6月5日

 和歌山県太地町のイルカ漁を扱った米映画「ザ・コーヴ」の一般公開が、保守系団体の抗議予告を受けた各映画館で次々と中止に追い込まれている。アカデミー賞受賞作品では異例の事態だ。日本の映画監督らの作品評価は賛否両論だが、「公開すべきだ」との意見では一致した。一方、町や漁協の映画への批判は根強く、波紋は広がるばかりだ。

     ◇

 「残念。お客さんの期待の声もあった。でも、何かがあってからでは遅い」。一般公開のメーン館と位置づけられていた「シアターN渋谷」の運営会社担当者は、中止は「苦渋の決断」と話す。

 映画を「反日」「虐日」と糾弾する市民団体が、「4日正午」と日時と会社の住所を明示し抗議予告を出したのは2日。この団体は、従来の右翼と違う「保守系市民グループ」と呼ばれ、ネットを駆使して抗議活動への参加を呼びかけるのが特徴だ。警視庁は抗議活動に警戒態勢をとるが、同庁幹部は「正規に申請されたデモで、違法行為はない」としている。

 運営会社では3日に会議を開き、上映を自粛。映画館や配給会社にはこれまでも上映中止を求める電話やメールが相次いでいた。上映予定26館のうち3館が中止を決め、残りの映画館の中には「推移を見守る」と上映に慎重になっているところも多い。

 この動きに対し、メディア批評誌「創」の篠田博之編集長らは9日、上映を後押しするシンポジウムを都内で開く予定だ。映画監督らを招き、イルカ漁や表現の自由について討論する。映画も上映する。篠田さんは「こんなことがまかり通れば、賛否ある作品はすべてつぶせることになってしまう」と語る。

     ◇

 一方、太地町側と地元の漁協は、上映を認めない姿勢を崩していない。

 映画に登場した漁協の組合員は撮影を拒否しており、上映は肖像権の侵害にあたると主張。さらに、映画の中で紹介される「水銀汚染を隠すためにイルカの肉を鯨肉として販売している」などの点が事実ではなく、漁協の名誉を棄損しているとした。

 イルカ漁は商業捕鯨禁止の対象外で、県知事に許可された合法的な漁だ。映画では、漁師がイルカを刺し、入り江が血で染まる場面に残酷さを強調する音楽がかぶさる。一方的な描き方に、同町の三軒一高町長は「食文化は伝統を理解し相互に尊重する精神が重要だ」と反論した。

 これに対し、「ザ・コーヴ」のルイ・シホヨス監督は朝日新聞の取材に「まずは自らの目で映画を見て、イルカ漁を続けるべきかどうか、賢明な判断が行われればいいと思っている」と答えた。

 配給会社側は町関係者の顔にぼかしを入れ、「水銀値の調査結果にはばらつきがある」「町側は反論している」などのテロップを加える対応を取っている。


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