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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

628名無しさん:2016/09/29(木) 20:54:01
16.9.29 09:00
★【関西の議論】「カメを食べる中国人をターゲットに」増えすぎたミドリガメの仰天輸出計画 レトルトカレー化も…固有種保護作戦の成否

「ミドリガメ」の名で知られる外来種の「ミシシッピアカミミガメ」。凶暴な上、辺り構わず餌を食い尽くすため、
日本固有種の存在が危ぶまれている。そんな事態を打開しようと、ため池の多い兵庫県明石市では
家庭で飼えなくなったカメを引き取る相談窓口を設けたり、引き取ったカメを飼育する「専用プール」を
作ったりする対策に乗り出しているが、県内ではさらに仰天の動きがあった。「カメは食べて減らそう」。
県内の元料理人やNPO法人が、アカミミガメの肉をカレーの具材として活用し始めたのだ。
気になる味は「鳥のササミに似ている」とか。専門家からは「カメを食べる習慣がある中国をターゲットに
販路開拓を目指しては」との提案も飛び出している。(坂田弘幸)

■米国南部の郷土料理をイメージ

脚の付け根の肉、タマネギ、オクラ、トマトを材料に、オレガノなどの香辛料を使い、
やや辛口でスパイシーな味に仕上げた-。香り豊かなカレーの出来上がりだが、
普通のものとは「ひと味」違う。使われているのがアカミミガメの肉なのだ。

レトルトカレーの「赤耳亀のケイジャンカレー」。開発したのは、兵庫県芦屋市の本山尚義さん(50)。
カレーはアカミミガメの原産地、米国南部の郷土料理「ガンボ」をイメージしたという。

約30カ国旅行して各国の料理を学び、今春まで神戸市内で世界の料理を提供する飲食店を営んでいた。
今はそれらの料理をレトルトパックにして販売。今年7月、アカミミガメのレトルトカレーを750円(税込み)で発売した。

奇をてらったものではない。知人からアカミミガメの駆除を聞いたのがきっかけで、数年前から「料理にできないか」と考えていた。

外部リンク[html]:www.sankei.com

一方、子供の健全育成などに取り組むNPO法人「ぴ〜す」(明石市)も平成26年に、アカミミガメの肉を
活用したカレーをイベントで販売。アカミミガメの肉は「鳥のササミに似ている」などと試食した人たちに好評だった。

「アカミミガメがいなくなることで食材がなくなり、この商品がなくなるのが一番いい」というのは、
レトルトカレーを開発した本山さん。「なぜ食べる必要があるのか多くの人に考えてほしい」と訴える。

■レンコンが消えた池

では、なぜカメを食べなければならないのか。

日本固有種のカメとすみかや餌で競合しているため、このまま増え続けると、固有種が川や池から姿を
消しかねない状況にあるというのが一つ。さらに、アカミミガメは雑食性で、水草や水生昆虫などを食べる
ため農作物にも影響が出る、というのも理由の一つだ。

神戸市立須磨海浜水族園(同市須磨区)は22年、アカミミガメの調査研究を行う施設「亀楽園」を開設。
西日本621カ所の川や池で4645匹のカメを捕獲して調査したところ、最も多かったのはアカミミガメで
全体の45・2%を占めた。日本固有種のイシガメは10・9%にとどまった。

一方、カメが増えた兵庫県篠山市の篠山城跡では外堀のハスが見られなくなったといい、
徳島県鳴門市では特産のレンコンが食い荒らされるなど各地で被害が発生している。

兵庫県加古川市のため池「峠池」でも、20年ごろまではレンコンが自生。冬になると住民らが収穫、
おせち料理にして食べていた。ところが、近年はアカミミガメにレンコンの芽を食べられてしまい、
ほとんど収穫できなくなったという。

外部リンク[html]:www.sankei.com

※3〜4ページ目はリンク先へ

目の後方に鮮やかな赤色の帯があることが名前の由来になっているアカミミガメ=兵庫県明石市大久保町の明石クリーンセンター
画像リンク[jpg]:www.sankei.com
画像リンク[jpg]:www.sankei.com
本山尚義さんが開発したアカミミガメのレトルトカレー
画像リンク[jpg]:www.sankei.com


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