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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

336名無しさん:2014/04/23(水) 11:28:27
幼虫、コオロギ…「昆虫食」に注目 高タンパク 国連機関も太鼓判
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140423/trd14042308300002-n1.htm

 身近に生息する昆虫が「食糧」として注目されている。
昨年、国連食糧農業機関(FAO)が人口増加に伴い、
「昆虫食が人類の食に貢献する」との報告書を発表。
高タンパクでビタミン豊富など栄養面で優れているうえ、
飼育に手間がかからないといった点が評価され、国内でも専門家によるセミナーなどが開催されている。
専門家は「まずは虫が食糧になることを知ってほしい」と話している。(佐々木詩)

2月、大阪市鶴見区の市立環境学習センター(3月末で閉鎖)の一室。
親子連れら約50人が三角巾にマスク、エプロンのいでたちで集まっていた。
テーブルの上に置かれたのは大きな2つのボウル。1つには黒くつややかに光るコオロギ、
もう1つのボウルにはミルワームと呼ばれるゴミムシダマシの幼虫。ごそごそと動く生きの良い虫を見て、
母親たちは悲鳴を上げたが、男の子たちはさっそく手で触ったり、つまんだりと興味津々。
 同センター主催の調理実習イベント「ムシ食い三昧!」。
「さあ、まずはムシを素揚げしますよ」と同センターのスタッフが呼び掛けると、
母親たちは覚悟を決め、生きたままのコオロギとミルワームを熱した油に落としていった。
 揚げたばかりのコオロギに塩を振り、全員で口へ。「めっちゃうまい」「エビみたいや」と子供たち
記者も思いきって口へ入れると、カリッとした食感、そして、かむほどに濃厚なうまみが口中に広がる。
エビの空揚げのようだった。ミルワームも外はサクッと、
中は少しとろりとした食感。子供たちには「こっちの方がコオロギよりおいしいな」と人気だった。

素揚げのコオロギとミルワームを使い、チャーハンやピザ、
クッキーなど5種類の料理にも挑戦。参加者は昆虫食を堪能していた。
 この日の講師を務めた西岡ゆかり・大阪国際大准教授(栄養学)は
「虫というと大人には先入観がありますが、子供にはない。
子供のうちに虫が食べられるということを知っていると、災害時や緊急時に受けるストレスが違ってきます」と話す。
西岡准教授によると、昆虫は高タンパクでビタミンや食物繊維、
ミネラルが豊富で栄養価が高い。昆虫は摂取した栄養の40%を体質量に変換できる。
魚であれば10%、牛は1〜3%であることを考えると、生産効率がよい食糧源でもある。

 昆虫食に関する書籍もここ数年、出版されるようになった。
『昆虫食入門』(平凡社新書)の著者で昆虫料理研究家
内山昭一さんは「『昆虫食という言葉を聞いたことはあるが、
よく分からない』という人が昆虫食を知るきっかけになれば、と出版しました」。

 昆虫食に挑戦したい人のために『食べられる虫ハンドブック』(自由国民社)も監修。
「アブラゼミ」「オオスズメバチ」などの写真や生息地などの情報のほか、
おすすめの食べ方を「焼く」「揚げる」などで紹介している。
内山さんは「本やイベントを通し、昆虫は栄養があり、
食べられるものだということを広げられれば」と話している。

大阪市立環境学習センターの調理実習イベントで使った昆虫は、
衛生面などにも十分に配慮した養殖されたものを使った。
捕まえた虫を食べる場合、どんなことに気をつけたらいいのだろうか。

 西岡准教授は、一晩絶食させて脱糞(だっぷん)させる
▽火を通す▽毛虫などは毒毛を持っていないか確認
▽農薬が付着していることがあるので田畑で採取した虫はよく洗う−などとアドバイスする。

 内山さん監修の『食べられる虫ハンドブック』では注意点として、
有毒な昆虫を事前に調べる▽十分な加熱
▽甲殻類アレルギーやダニアレルギーの人、
睡眠不足や風邪をひいている人は食べない−といった点を挙げている。


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