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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

241とはずがたり:2013/04/15(月) 10:44:28
>>240-241
 そのコヤちゃんが、3月26日を最後に目撃されていない。どこに行ってしまったのか。目撃情報が相次いだ西岸には連日多くの人が詰めかけているが、姿を見せていない。これまでに2回見たという同市の女性(71)は「また会いたくてほぼ毎日来ている。出てきてほしいけれど、海に帰ったのならそれはそれでいいこと」と話す。

 衰弱した場合に保護するとしている県東部生活環境事務所生活安全課は、池の周囲を毎日2時間かけてパトロール。コヤちゃんの様子を探るとともに、「コヤちゃんねる」で発信する情報も収集している。双眼鏡で水面に目をこらしていた吉田正彦課長補佐は「元気な姿を見せてほしい。どこに行ったのか、早く所在がつかめるといいが…」と心配そう。

 世界で初めてワモンアザラシの繁殖に成功した「おたる水族館」(北海道小樽市)の高橋徹さん(38)は、アザラシは水質や気温など生活に適した場所に自ら移動するといい、「池のなかを点々として滞在場所を変えたり、いずれは自力で海に戻ったりする可能性もある」と話す。

 過去にも内陸に迷い込んできたアザラシはいた。平成14〜15年にかけ多摩川などに現れた「タマちゃん」や、23年に埼玉県志木市の荒川で目撃された「あらちゃん」などが有名で、いずれもフィーバー現象を起こした。

 ゴマフアザラシのあらちゃんの場合、約2カ月で川から姿を消したものの、人気はその後も続いたという。発見当初、毎日観察に出かけ、あらちゃんの様子を市のツイッターで報告していた秘書広報課の中村修さん(46)によると、川には連日多くの人が詰めかけ、地元の商工会がぬいぐるみやマグカップなどの関連グッズを売り出した。

 「志木あらちゃん」の名前で特別住民票を交付した市には一日20件もの電話での問い合わせがあり、「対応に追われた」。姿を消してから騒動は少し落ち着いたが、翌24年3月に開いた記念の写真展にも多くの人が訪れた。

 中村さんは「来場者はとても楽しそうに写真を見ていた。数カ月経っても人気はあるんだなと感じた」と振り返る。さらに、「野生生物なので姿を消してしまうのは仕方のないことだけれど、“ここに居た”という事実だけでPRになる」と町おこしに乗り出している鳥取にエールを送る。

 鳥取のフェアの実行委は、このまま姿が確認できなければ、目撃情報を求めて「捜索願」を出すなどしゃれの効いた取り組みで、話題作りをしていくことを検討している。

 タマちゃんの場合は多摩川や近辺の川から姿を消した後、約半年ぶりに別の川に現れ成長した姿を見せて、周辺の人たちを喜ばせた。コヤちゃんもいつかまた現れるかもしれない。姿は見えないものの、地元の人たちの期待が膨らんでいる今こそが、盛り上げのチャンスなのかもしれない。


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