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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

215とはずがたり:2012/09/13(木) 17:27:51
30年も見付けられない癖に愛媛新聞ヒステリックやなぁ(゚∀゚)
>今回の改訂は、全国の研究者の実績や生息を信じる住民の希望をないがしろにする行為だ

愛媛県知事、「県獣」カワウソの絶滅指定に「驚き残念」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/08/29/kiji/K20120829003997320.html

 愛媛県の中村時広知事は、ニホンカワウソが「絶滅種」に変更されたことについて「愛媛は最後まで棲息が期待された地域。生存の可能性を期待していた中、今回の発表に驚き、残念に思う」とのコメントを出した。県自然保護課によると、1956年秋から松山市の旧道後動物園で飼育され、豊かな自然の象徴として64年に県獣に指定。75年には和島市で雌1頭が保護された。県獣指定については「生きている動物でなくても指定できるので、当分はこのまま」として外す予定はないという。
[ 2012年8月29日 06:00 ]

特集社説2012年09月01日(土)
カワウソ絶滅宣言 実態を把握した上で撤回せよ
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201209012661.html

 環境省がニホンカワウソを「絶滅種」に指定した。愛媛の県獣に選定されてもいる哺乳類の「絶滅宣言」であるが大いに疑問である。
 県内では、なお研究者が生息に望みを託し調査を続行中なのだ。その結果を待たないままの拙速な指定であり、到底受け入れるわけにはいかない。前例のないことではあるが、強く撤回を求めたい。
 ニホンカワウソは本県のレッドリストでは「絶滅危惧I類」に指定されている。環境省リストでも絶滅危惧種に指定されていたが、今回の改訂で「絶滅」とされた。哺乳類の絶滅は1991年のリスト調査開始以来、初めてだ。
 確かに、ニホンカワウソの生息できる環境条件は急速に厳しさを増している。
 食性が魚類に偏っている上に、頭胴長がおよそ80センチもある大型イタチ類のため、えさを大量に必要とする。魚類が豊富な河川や海岸環境が失われると同時に、毛皮目的などで大量に捕殺された。
 このため明治期までは広範域に生息していたが、60年代を境に急激に減少。79年に高知県須崎市で、県内では75年に宇和島市九島で確認されて以来、記録がない。
 今回の絶滅宣言は、高知県のデータなどを基に行われたとされるが、愛媛県内の調査は不十分なままだ。南予の海岸部や島しょ部などに生息の可能性がある地域が残る。いまだに手つかずの地域も多く「空白地帯」のままだ。
 県内の研究者らから、一斉に戸惑いや批判の声が上がっているのは当然といえる。
 県版レッドリストは今も改訂作業中だ。ある担当者は、環境省の調査手法自体に疑問を突きつけた上で「必ず生息している。引き続き調査して証明したい」と話す。
 別の担当者が「県版では絶滅という結論にならない」と言う通り、県の改訂版では引き続き「絶滅危惧種」のまま据え置かれる見通しだ。「ねじれ現象」ともなれば、それこそ前代未聞である。
 加えて環境省の改訂では、九州地方のツキノワグマ個体群も絶滅とされた。しかし九州でも、相次ぐ目撃情報を受け調査が始まったばかりなのだ。それを無視した絶滅宣言には、あぜんとする。
 レッドリストの調査は、生物の生存状況や生息数把握に加え、多様性の保全をアピールする手段にもなる。生物が生存できる環境を残すため、人類が何をできるかが問われているのだ。絶滅宣言は、環境保全への意識を後退させることにもなりかねない。
 今回の改訂は、全国の研究者の実績や生息を信じる住民の希望をないがしろにする行為だ。環境省には、あらためて調査の意義に向き合った上で、地方の実態を把握し再改訂するよう求めたい。


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