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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

186チバQ:2012/05/20(日) 17:35:10
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001205180005
トキ餌場 管理大変
2012年05月18日


加茂小の児童によって整備されたビオトープ。維持・管理が大変だという=佐渡市新穂潟上

 佐渡市で36年ぶりに自然界でトキのひなが生まれ、17日には7羽目の誕生も確認された。ひながうまく育つかだけでなく、巣立ったトキが生き延びられるかのカギを握るのは餌場の確保だ。島内では餌場となるビオトープ整備への取り組みが活発になりつつあるが、維持・管理に手間や人手がかかり、整備の進め方やボランティアの確保にも多くの課題が残っている。


     ◇


 同市新穂潟上の市民団体「潟上水辺の会」はビオトープなどの餌場づくりに力を入れている。今月9日には市立加茂小の児童を休耕田に招き、ビオトープ整備を体験させた。指導した高野毅さんは「子どもたちがこうした活動に関心を持ってくれることは今後の環境づくりに大事だ」と話す。


 ただ、ビオトープは常に水を満たすため、あぜや田の縁が崩れやすく、補修は不可欠。水路には落ち葉や枯れ草がたまり、雑草取りも日常茶飯事だ。多くのビオトープを管理する光井高明さんは「普通の田んぼに比べて3倍は労力がかかる。農家はお年寄りが多いので管理しきれず放置されるケースもある」と言う。


 市もビオトープ整備に補助金を出す制度を設けているが、申請できるのは集落や団体だけで、個人は対象外。対象エリアも小佐渡山脈東部の地域が中心で、島内全域ではない。「トキが来ないビオトープはただの水たまりになっている」(光井さん)のが現状だ。


 整備のため、大学や企業の活動として島外から訪れるボランティアは年々増えているが、個人では交通費や宿泊費がかさみ、参加しにくいのが現状だという。


 学生とともに整備活動をするNPO法人・地域自立ソフトウェア連携機構の高橋正視さんは「個人でも気軽に参加できるシステムをつくらないと中長期的には活動が続かないかもしれない」と警告する。(川崎友水)


     ◇



【ベビーラッシュ うれしい悲鳴】


 17日に確認された7羽目のひなは、これまでにひな誕生が確認された2組のペアとは別の、4歳同士のペアから生まれた。今季3組目で、巣の中にはさらに複数のひなが生まれている可能性もある。思わぬベビーラッシュに関係者も「ここまでうまくいくとは」とうれしい悲鳴をあげている。


 環境省によると、今回ひなを生んだペアは昨年も抱卵はしたが、孵化(ふか)には至らなかった。今年は4月上旬から抱卵を始め、先週末から親鳥が巣を出入りする回数が増えていたため、ひなが生まれたのではないかと期待されていた。


 ひなは生後数日ほどと推測されるが、頭の一部しか見えておらず、大きさはわからない。巣の周辺は水田が多く、餌は確保できているようだ。


 長田啓・同省首席自然保護官は「3組目はさすがに予想していなかった。なぜ3組もうまくいったのか理由はわからないが、素直に喜びたい」と話した。


 他の2組から生まれた6羽のひなは順調に成長している。先月下旬に生まれたのが確認された3羽は巣の中を歩き回ったり、翼を羽ばたかせたりしており、巣立ちの時期が近づいていることをうかがわせている。


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