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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

171チバQ:2012/04/11(水) 23:08:34
たしか無料だったような ここ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20120411-OYT8T00024.htm
野毛山動物園 好調
入園 年70万人突破


動物の食事時間を知らせるタイムテーブル(野毛山動物園で)  野毛山動物園(横浜市西区)の入園者が23年ぶりに70万人を突破し、76万人に達した。全国の動物園が集客に苦しむ中、パンダなどの特別な人気者がいるわけでもない小さな動物園が落ち込んだ人気を回復させることができたヒミツはどこにあるのか。(板垣茂良)

■「すごい迫力」

 メスのジャガー「オジャガ」のオリの前は、平日というのに子供ら約20人でにぎわっていた。お目当ては午後3時から始まる園内の人気イベント「動物のお食事タイム」だ。

 オリに入った職員が馬肉と鶏頭を与えると、のろのろと歩き回っていたオジャガが一変して、ガツガツとエサにかぶりついた。「食ってる、食ってる」と声を上げる子どもたち。千葉県銚子市から訪れた少年(12)は「食べている姿はすごい迫力。かっこいい」と興奮した様子だ。

 トラ、ライオンなど4種類の動物に限定していた「お食事タイム」を、全国的にも珍しい全動物に広げたのは2008年12月。「野生本来の姿に近づくエサを食べる時間を見てもらい、来場者に魅力を伝えたい」と園長の市川典良さん(57)が発案した。

 クマなら、オリのフェンス上部にエサを仕掛けることで、普段はあまりしない木登りをするように促す。「見せる工夫に知恵を絞っています」。飼育員の桜堂由希子さん(26)は話す。

■売店を直営化

 ただ、「黙っていても人が集まるような人気動物はいない」(市川園長)ため、アピール策も課題だった。

 08年度に市緑の協会が指定管理者になるまで、市直営だった野毛山の広告費はわずか年間20万円。職員の手作りポスターを商店街に貼っていた程度だった。入園料無料の同園での広告費増大は、管理費を支出する市の負担増につながる。

 そこで、広告費を捻出するため、同園は民間業者に任せていた売店を刷新。動物園自らが運営し、オリジナルの手ぬぐいなどグッズを開発した。年間で売り上げ2000万円、利益600万円を確保し、今では400万円を広告費に充てる。

 地域とも連携し、昨年9、10月には周辺の野毛、日ノ出町エリアの飲食店約500店舗にポスターを掲示。その効果もあり、両月の集客率は普段より50〜60%アップした。

■リピーター率60%

 さらに昨年から新たに動物園入り口に、スタッフが来場者から聞いた感想や要望などを書きとめるノートを置いた。昨秋には要望を反映し、授乳室とベビーカー置き場を園内に新設。評判の高まりは、インターネットの口コミサイトで昨年、全国の動物園の中で4位に選ばれたことにも表れた。リピーター率も60%台と高い。

 ただ、入園料が無料のため、「不況で注目が集まっているのでは」との見方もある。野毛山の年間コストはエサ代や人件費などに約4億2000万円かかる。「受益者負担で有料にすべき」との声もある。

 市川園長は「収入アップ策をさらに模索していきたい」と話している。

 横浜市には、野毛山動物園のほか、有料施設として、よこはま動物園ズーラシア(旭区)と、金沢動物園(金沢区)があるが、2011年度の入園者数はズーラシアが前年度比3%減の約95万人、金沢が同8%減の29万人と、どちらも集客に苦労している。

 ズーラシアは、東日本大震災の影響で11年4〜5月、学校の春の遠足の予約にキャンセルが相次いだことが影響したという。

 野毛山の活況について、ズーラシアの担当者は、観光客でにぎわうみなとみらい地区に近い無料施設であることを挙げ、「安近短な施設としてニーズが高まっている」と見る。

 その上で、「地域の商店街などとの結びつきを集客につなげる取り組みは参考にしたい」と話した。

(2012年4月11日 読売新聞)


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