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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

166チバQ:2012/03/23(金) 19:46:27
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012032390094635.html
さまよう動物 悲痛な叫び 原発20キロ圏内撮り歩く
2012年3月23日 09時46分

衰弱して立てなくなった家畜の牛を撮影した写真などが並ぶ会場=小山市で


 写真の中から動物たちの悲痛な叫びが聞こえてくる−。東京電力福島第一原発から二十キロ圏内などに取り残されたペットや家畜を撮影したフリーカメラマン太田康介さん(53)=東京都世田谷区=の写真展が二十五日まで、栃木県小山市中央町二のまちかど美術館で開かれている。現地で今も行き場を失う動物を思い、太田さんは「小さな命を助ける大切さを知ってもらいたい」と訴える。 (磯谷佳宏)

 太田さんは滋賀県生まれ。これまでは、アフガニスタンなど主に紛争地帯でシャッターを切り続ける一方、猫を飼い始めてからは動物を被写体にした写真も撮影してきた。

 原発事故後、被災者宅に残されたペットや、施設に放置された家畜に「餌と水を持って行こう」と決意。昨年三月三十日、福島県南相馬市から二十キロ圏内に入り、道端などで出合った動物に餌などを与えながら移動した。

 その後も、東京都などのボランティア団体とも協力しながら活動していたが、四月二十二日、現地は警戒区域に指定され、人の立ち入りが禁止された。

 それでも、決意は揺るがなかった。「自分が法的に拘束されても構わないと思った。それより、動物たちを救う」。再び、たった一人での活動が始まった。写真を撮りながら、行くたびに猫一匹を保護して連れ帰った。現地での活動はこれまで四十回近く、日数にして五十二日を数える。

 会場には今年一月末までに撮影した四十点が並ぶ。同県浪江町での一枚は、やせて首輪がたるんでいる猫がたたずむ姿。南相馬市で撮影したカットには、家畜の豚が身を寄せ合い道路を歩く様子が写っている。缶詰を与えられても、警戒感からカメラをにらみ付けるような目線が印象的な猫の写真もある。

 太田さんは「動物は言葉を持っていない。それでも、何が起きたのか分からない中、目の前の状況を受け入れている不憫(ふびん)さを感じ取ってもらえれば」と話す。写真展は午前十時から午後六時(最終日は午後四時)まで。入場無料。問い合わせは同美術館=電0285(21)3381=へ。

(東京新聞)


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