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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

1023とはずがたり:2022/03/03(木) 16:20:01

まあこの辺はもう撤退やむなしなのではないかと。。
>集落は一九五五年の国勢調査では国有林の官舎も含めて百六世帯、五百五十九人の人口があったが、現在は二十六戸、三十五人までに減り、六十五歳未満の人は四人だけ

この辺である。
http://tohazugatali.dousetsu.com/risui/tokai/keta01.html

<現場から> 浜松の山里、増える農作物への獣害
2021年6月7日 05時00分 (6月7日 05時01分更新)
https://www.chunichi.co.jp/article/267909

 四選を目指す川勝平太さん(72)に、新人の岩井茂樹さん(53)が挑む知事選では、双方が、さまざまな公約を掲げている。ただ、県内には舌戦で取り上げられる政策以外にも、見過ごすことができない課題がある。そんな現場を記者が取材した。 (随時掲載します)
 浜松市の中心部から北へ五十キロ。徳川家康が戦勝祈願で参詣したと伝わる浜松市天竜区水窪町の山住神社(標高一、一〇七メートル)から峠を南に下るとまもなく、周囲を山に囲まれた門桁(かどげた)集落がある。水窪の商店街から車で四十分かかる山里で今、ピンク色のテープが張り巡らされている場所が増えている。 (南拡大朗)
 畑の農作物を野生動物から守るための手作りの柵だ。中では特産の在来種のジャガイモ「じゃがた」の葉が茂る。
 「サトイモにナス、ホウレンソウ、みんなやられる。サルが一番ひどくて、夜中にはシカも来る。娘のころは動物なんか見たことなかったのにね」。新しい柵を自宅近くの畑に設置したばかりという耳塚はま子さん(84)は怒り交じりに説明してくれた。
 集落は一九五五年の国勢調査では国有林の官舎も含めて百六世帯、五百五十九人の人口があったが、現在は二十六戸、三十五人までに減り、六十五歳未満の人は四人だけという。過疎化と高齢化が進む。
 小さな畑で野菜を育てて自給自足に近い生活をしている人がほとんどで、今のように頻繁に獣の被害を受けるようになったのは「十年くらい前から」と住民は口をそろえる。しかも「どんどんひどくなってきている」と自治会長の守屋康則さん(67)は嘆く。
 門桁のように山に近い集落でなぜ、農作物への獣害が増えているのか。県農林技術研究所森林・林業研究センター(浜松市浜北区)によると、野生の獣がすむ山と集落の間で「緩衝地帯」を担う里山に人の手が入らず、本来の機能が低下したと考えられる。「そのうち獣の方が人より多くなるかもしれない。農作物がなくなれば、来なくなるかもしれないが」。守屋さんは自嘲気味に話した。
 「これからここで生きていくことはなかなか難しいだね。この先どうなるのか、そう考えることが多くなった」。住民の女性(85)がつぶやいた。
 知事選の告示後、候補者が水窪の市街地で演説したが、守屋さんはため息をついた。「知事選の候補者が門桁に回って来ることはないね。本当は被害状況を見てもらいたいんだけど」
◆全体の実態 把握難しく
 県は二〇一九年度、掛川市、川根本町、吉田町を除く県内全域の農業集落に鳥獣被害の「実感」を尋ねる初めての調査を実施し、五割の集落で「イノシシの被害が増えた」、三割で「シカの被害が増えた」との回答を得た。また、県西部農林事務所(浜松市)は四月末、同市北区で「シカの害が南下してきている」との声を把握した。
 一方、県の統計では野生鳥獣による農作物の被害額は二〇〇九年度の五億三千七百万円をピークに減少しており、一九年度は半分近い二億九千五百万円までに減った。ただ、門桁集落のように、自宅で消費する農作物は統計に含まれておらず、同事務所の担当者は「被害全体の実態をつかむのは難しい」と話す。
 県は獣害の対策として、防護柵設置などを指導する地域リーダーの育成を続けている。


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