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旅客船・高速船・フェリー等のスレ

37千葉9区:2009/05/16(土) 12:51:35
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000000905160003
呉・松山フェリー航路廃止を検討
2009年05月16日


◇しまなみ開通・ETC割引影響
 松山市「存続を」


  松山市の堀江港と広島県呉市の阿賀港を結ぶ「呉・松山フェリー」 (本社・呉市阿賀南7丁目) が航路廃止の検討を始めた。同社は「しまなみ海道(西瀬戸自動車道) の全線開通や燃料高騰、景気低迷と重なり、廃業も検討せざるをえない」と説明し、今月中に結論を出したいとしている。松山市は「航路は広島との物流面でも大きな役割を果たしており、廃止されれば経済的な影響が大きい」 として同社に航路の存続を求めている。(中川正美、林哲史)


  同フェリーは1964年から就航。しまなみ海道開通前のピーク時は一日18往復し、年間12万5千台の利用があった。06年の海道の全線開通から減少が目立ちはじめ、燃料代の高騰には減便などで経営努力を続けてきた。現在は一日9往復している。
 しかし、3月から景気対策で高速道路に導入されたETC(自動料金収受システム) 利用車への特別割引の影響で、決定的な打撃を受けたという。4月の利用台数は乗用車が約1640台で昨年同月に比べて半減。トラックは約1760台で同4割減だった。黄金週間中の利用も5〜6割減で「経費削減を進めた場合の採算ライン(年間8万台) にとうてい届かない」 状況だという。


  同社の従業員は60人余り。4月下旬に廃止の可能性を説明したという。森正樹常務(61) は「ETC(の特別割引) は、実際の影響を精査せずにやったという意見も出ているが、まさにその通り。国は補正予算で(航路業者などへの) 支援を検討するというが、まだ具体的なものは出ていない」 と話している。


  堀江港を管理する松山市空港港湾課は「航路は市民の交通手段として長年にわたって貢献してきた。現在、堀江港を発着する航路は同フェリーしかなく、廃止されると地元の活気にも影響する」 と懸念する。


  同市の中村時広市長は「ETC車の高速道路の割引制度は2年間の時限措置だ。その後、高速料金が元に戻った時に航路がなくなってしまったら、利用者はどうすればよいのか」 と政府の政策を批判。「松山だけでなく、海に囲まれた四国にとって船は重要な交通ルート。可能な限り存続を求めたい」 と話している。


  呉市は四国からの玄関口として埋め立て地の阿賀マリノポリス地区に約5億円を投じて公共桟橋と待合室を設け、昨年11月から同フェリーの阿賀マリノターミナルとして使用が始まったばかり。市港湾振興課は「同地区は高速道と直結する物流拠点として整備を進めており、本四間のフェリー航路が廃止されれば影響は大きい。何とか存続できるように願っている」 と衝撃を隠さない。


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