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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ
970
:
とはずがたり
:2014/04/20(日) 19:08:06
JR東日本/再生エネ事業強化/自社最大メガソーラー整備、風力・地熱はFS調査
https://www.decn.co.jp/?p=9978
[2014年4月7日4面]
JR東日本は、再生可能エネルギー事業を強化する。北関東〜東北一帯の複数の場所で太陽光、風力、地熱をエネルギー源とした発電事業のフィージビリティースタディー(FS)調査に入った。事業性を確認できれば具体的な検討に乗りだす方針だ。近く常磐線友部駅〜内原駅(茨城県笠間市〜水戸市)間の線路沿いの社用地を活用し、発電出力4メガワット超の大規模太陽光発電設備(メガソーラー)の工事に着手する。同社が整備する太陽光発電としては最大規模となる。14年度中の運転開始を目指す。
列車の運行に膨大な電力を要する鉄道事業にとって、電源の多重化やバックアップ電源の確保は経営上の重要課題の一つ。JR東日本は東日本大震災以降、自営電力網の整備・拡充、再生可能エネルギーの導入などに力を入れている。今年2月末、出力1050キロワット規模の同社初のメガソーラーが千葉市美浜区の京葉車両センターで発電を開始した。発電した電気はセンター構内の事務所や車庫などで使用し、余った電気は自社変電所に送って列車運行用に利用する計画だ。
今月3日には常磐線友部駅〜内原駅間にある社有地に出力4200キロワットのメガソーラーを設置すると発表。太陽光パネルの設置面積は約6万9000平方メートルとなる。この2カ所に続き、同社は群馬県高崎市と新潟市、岩手県花巻市、秋田県潟上市の4カ所でメガソーラーの導入可能性調査を実施している。
このほか地熱資源開発のための調査事業を川崎重工業、大林組との3社共同で行っている。石油天然ガス・金属鉱物資源機構の助成事業として昨年11月に採択され、青森県の八甲田北西地域を対象に地表調査などを進めている。風力発電の導入に向けて、羽越本線道川駅〜下浜駅(秋田県由利本荘市〜秋田市)間の社有地で先月から風況調査を始めた。現地に風況観測ポールを設置し、1年ほど風向・風速データを蓄積しながら事業化の可能性を探る。
再生可能エネルギー事業の拡大について、同社の冨田哲郎社長は3日の定例会見で「二酸化炭素削減などの環境保全だけでなく、地域の活性化や雇用の面でもプラスの効果が見込める。各地の調査で可能性があれば事業化の実現に積極的に取り組む」との考えを示した。
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