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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

906とはずがたり:2014/04/13(日) 21:09:26

2014年02月04日 09時00分 更新
エネルギー列島2013年版(44)大分:
火山地帯で増え続ける地熱発電、別府湾岸には巨大メガソーラー群
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1402/04/news012.html

国内で最も多くの再生可能エネルギーを導入している大分県では、地熱発電を中心に小水力からバイオマスまで現在でも数多くのプロジェクトが進んでいる。新たな地熱発電の開発が温泉地で始まるのと並行して、沿岸部の工業地帯には巨大なメガソーラーが続々と誕生する。
[石田雅也,スマートジャパン]

 自然環境を利用する再生可能エネルギーを発展させるためには、地域の特性に合わせた取り組みが何よりも重要だ。その点で大分県ほど成功している例はほかにない。阿蘇山に近い中西部の火山地帯で地熱発電所が数多く稼働する一方、周辺の森林地帯には小水力と木質バイオマスの発電設備が広がる(図1)。さらに東部の沿岸地域では太陽光発電設備の建設が活発に進んでいる。

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図1 大分県内の主な再生可能エネルギー発電設備(上)と地熱発電所(下)
出典:大分県商工労働部

 地熱発電所が集まる九重町(ここのえまち)には、大規模から小規模まで6つの発電所がある。発電能力を合計すると150MW(メガワット)を超える。年間の発電量は10億kWhに達して、一般家庭で30万世帯分の電力を供給できる規模になる。大分県全体の世帯数は48万であり、約3分の2の家庭をカバーできる電力量に匹敵する。

 今後も地熱発電の拡大は続いていく。九州電力グループが2015年3月の運転開始を目指して、5MWの地熱発電所の建設計画を推進中だ。年間の発電量は3000万kWhを見込んでいて、これだけで9000世帯分の電力を供給することができる。建設予定地は九重町の「菅原地区」で、一帯には豊富な温泉が湧き出る。

 この計画と並行して、近隣の地域でも開発プロジェクトが始まる。九重町の東側にある「平治岳(ひいじだけ)」の北部が実施対象である。一帯は国の調査によって地熱資源の存在が知られていたが、国立公園の特別地域に入っているために開発が規制されていた。2012年に環境省が規制を緩和したことで掘削調査が可能になった。


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