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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

77とはずがたり:2009/10/02(金) 12:32:11

バイオ燃料用、稲わら収集実験が始動 県農業公社
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091002e

 潟上市の昭和工業団地に建設中のバイオエタノール製造実証プラントに、原料として運び込まれる稲わらの収集実験が1日、大潟村にある県農業公社の水田で始まった。稲わらなどのソフトセルロース(繊維素)を原料とするエタノール生産拠点としては国内最大規模のプラントが月内に完成する見込みで、バイオ燃料の「地産地消」に向けた取り組みがいよいよ本格始動した。

 初日は1・25ヘクタールの水田で稲刈り後のわらを回収。回転式の大型レーキを取り付けたトラクターを使ってかき集め、最新の自走式機械で円筒状のロール(長さと直径1・2メートル、重さ200?300キロ)に巻き上げて圧縮。これをラップで包み、屋外で長期保存できるようにした。

 収集実験は、低コストで効率的な稲わら回収方法を探るのが目的。同公社では稲刈り時に、5センチと20センチに裁断したわらと、80センチ程度の無裁断わらの3種類に分類。長さによって回収量や効率性にどれだけの違いが生じるかを、同公社と県立大の水田計15ヘクタールを使って調べる。導入機械の違いによるコストや作業時間の差も確認する。

 今回集めた稲わらはいったん村内で保管され、プラントの稼働に合わせて潟上市へ運搬される予定。プラントでは稲わらを粉末状に砕いた後、熱水を加えて糖化。さらに糖化液を発酵させ、蒸留・精製してエタノールを生産する。

 プラントの完工式は来月18日に行われる。1日200リットルの製造を目指すが、本年度は技術確立のための試験製造が中心。来年度からはエタノール100%で車を走らせる試験を行う。
(2009/10/02 09:37 更新)


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