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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

700とはずがたり:2013/06/29(土) 11:58:00

県内最大級バイオ発電 米原の業者、2年後稼働へ
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20130628/CK2013062802000017.html
2013年6月28日

木質バイオマス発電参入を発表するいぶきグリーンエナジーの清水国行社長(中)ら=県庁で

 木材加工と木材リサイクルを手掛けるヤマムログループの発電会社「いぶきグリーンエナジー」(米原市)が、同市に売電のための県内最大級となる木質バイオマス発電施設をつくる。建築廃材などを砕いた木質燃料チップを燃やした熱で発生させる水蒸気で電気を生み出す仕組み。年内に施設を着工する予定で、二〇一五年一月の本格稼働を目指す。
 発電出力は一時間当たり三千五百五十キロワット。年間三百三十日、二十四時間体制で稼働を予定し、発電所内で使う電力七百キロワットを差し引いた二千八百五十キロワットを売電する。
 六月に経済産業省から再生可能エネルギー固定価格買い取り制度の設備認定を受け、発電のために燃やすのがリサイクル木材であれば一キロワット当たり一三・六円で電力会社に売ることができ、年間三億円の売り上げを見込む。
 同制度では間伐材を燃料に使えば一キロワット当たり三三・六円とリサイクル木材に比べて買い取り価格が高く設定されているため、同社は燃料として間伐材を活用することも検討する。県庁で会見した清水国行社長(40)は「地域の資源を地域エネルギーに転換し、地域貢献したい」と意気込んだ。
 もともと光合成で二酸化炭素(CO2)を吸収している木材を使うため、木質バイオマス発電は石油などの化石燃料よりもCO2削減効果が高いとされ、再生可能エネルギーの一つとして注目を集めている。林業再生や雇用創出効果も期待されている。
 (梅田歳晴)


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