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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

654荷主研究者:2013/05/12(日) 15:43:19
>>564
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/04/20130425t15012.htm
2013年04月25日木曜日 河北新報
藻類バイオマスに弾み 仙台・南蒲生新施設開所

 有機物を吸収して石油系の炭化水素を作る「オーランチオキトリウム」に代表される藻類バイオマスを活用し、次世代エネルギーの開発を目指す仙台市と筑波大、東北大の共同研究施設が24日、市南蒲生浄化センター(宮城野区)に開所し、実証実験が本格的に始まった。

 実験は、センターに集まる有機物が豊富な生活排水を活用。オーランチオキトリウムと、光合成で炭化水素を生成する藻類「ボトリオコッカス」の最適な培養方法を探る。施設は、二つの実験室と事務室があり、延べ床面積約80平方メートル。研究員2人が常駐する。

 開所式には関係者約20人が出席。奥山恵美子市長は「最先端の知識を結集して新しいエネルギーを求める重要なプロジェクトが仙台で芽を出そうとしているのは誇りだ。実現に一歩一歩近づいてほしい」と述べた。

 オーランチオキトリウム研究の第一人者である渡辺信筑波大教授(宮城県丸森町出身)は「世界に先駆けて藻類バイオマスと下水処理を統合した新しい技術を確立したい。2020年ごろの実用化を目指す」と話した。

 研究は、東日本大震災の復興プロジェクトとして国の補助事業に採択され、12〜16年度の5年間、年約1億8000万円の補助金を使って行われる。16年度には屋外に培養施設を設ける予定。


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