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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

630とはずがたり:2013/04/13(土) 14:06:19

太陽光で団地ホテル 住民がもてなし 電気は客自ら発電
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20130413/CK2013041302000176.html
2013年4月13日

 取手市の井野団地で、一室を客室にし、団地住民らがホテルマンとなって一般客をもてなすユニークな試み「サンセルフホテル」が十三日、一泊二日で行われる。客室の照明などの電気は太陽光発電で賄う。住民との交流もある。住民や市、東京芸術大学などでつくる「取手アートプロジェクト実行委員会」が初めて企画した。 (柴田久美子)
 井野団地は取手市郊外に一九六九年に造られ、独立行政法人UR都市機構が管理している。住居数は二千百六十六戸で、住民の高齢化が進んでいる。アートプロジェクトは芸術活動により、団地のコミュニティーの変化を引き出すことを目的に取り組んでいる。
 ホテルはURから期間限定で借りた3DKの空き室。太陽と夜をモチーフにした手づくりの照明や、黄色と青色で染めたカーテンで彩った。布団やちゃぶ台、座布団、音響機器、ポット、急須などをそろえ、家庭用プラネタリウムも置いた。
 水道は使えるが、ガスは使えないため入浴の際は団地住民宅の浴室を提供する。
 当日、宿泊客は団地内にある交流スペースでチェックインし、ホテルマンに部屋まで案内してもらう。
 このホテルの特徴は、宿泊客が客室で使う電気を自らつくること。太陽光パネルを載せた台車を押して約二時間かけて団地周辺を歩いてもらう。その間、住民が付いて団地を紹介し、宿泊客と触れ合う。発電した電気は自動車用のバッテリー二台に蓄電する。
 夜は団地広場で、電球を入れた直径二・五メートルの太陽に見立てた風船を空に浮かべる。蓄電した電気で電球をともし、客室からもその幻想的な光景を見ることができる。バッテリーの出力が落ちると自然に消灯する仕掛け。
 宿泊料は一万円。一室の募集に五組の応募があり、東京都内の母子と静岡県内で暮らす祖母を選んだ。
 ホテルマンは、団地や周辺で暮らす子どもからお年寄りまでの有志約三十人。装飾やルームサービスなどは昨夏から準備を重ねた。当日は、接客のほか料理作り、風船上げなどを担当する。
 サンセルフホテルは、取手市にキャンパスのある東京芸大院博士課程に在籍する現代美術家の北沢潤さん(25)が中心となって企画した。東日本大震災後、ボランティアで福島県を訪れた北沢さんは、これまでの自然と人間の関係、コミュニティーなどの在り方を意識するようになった。その中で今回の企画を思い付いたという。
 接客マネジャー役の片山春枝さん(73)は「通常のホテルとは違うと承知の上で来てくれるので、受け入れてくれるのでは」と歓迎。チーフの本橋幹夫さん(65)も「わいわいと交流し、楽しいと思ってもらえたら」と心待ちにしている。
 ホテルは今後、年数回開設し、将来的には住民のみで運営することを目指す。


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