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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

4707とはずがたり:2024/08/23(金) 23:29:31

八甲田山系の風力発電、事業者が計画中止 地元自治体から反対相次ぐ
古庄暢 野田佑介2023年10月11日 10時45分
https://www.asahi.com/articles/ASRBB7D8LRBBULUC01G.html?iref=pc_rellink_01

 青森県の八甲田山系周辺で予定されている「みちのく風力発電事業」について、事業を計画するユーラスエナジーホールディングス(本社・東京)は10日、事業を全面的に取りやめると発表した。進めていた環境影響評価についても、廃止の手続きを取るという。

 この事業をめぐり、同社は2021年9月、国や県、立地予定地の青森市や十和田市など2市4町に、環境影響評価の第1段階に当たる配慮書を提出。当初の計画では、約1万7300ヘクタールの敷地に、高さが最大200メートルの風車約150基を建設する構想だった。

 ただ、予定地内に十和田八幡平国立公園が含まれ、周辺も野生生物の生息区域になっていることなどから、地元自治体や住民が反対。同社は今年3月、予定地から国立公園を外し、設置する風車の数も半分にするなど事業規模を縮小する考えを示していた。

 それでも、青森市の西秀記市長は8月、同社に対し、2市4町の首長の連名で、計画の白紙撤回を求める意見書を提出。

 宮下宗一郎知事も9月の会見で、「自然環境と再生可能エネルギーの共生構想」を公表。「水循環や生態系への影響がある区域のほか、景観や信仰など地域が大切にしてきた場所についても守るべきだ」と発言し、再エネ施設の立地禁止区域を定める条例を来年度中に制定する方針を表明していた。

 同社はこの日、文書で事業の取りやめを公表し、地域の理解が得られる区域を絞り込むため、調査、検討を続けてきたと説明。取りやめの理由について、「これまでの意見を含めて総合的に検討した結果、このまま計画を推進していくことは適切ではないと判断した」としている。

 同社は近く、宮下知事や西市長に対し、直接説明する場を設けるという。(古庄暢、野田佑介)

     ◇

 計画の中止を受け、青森市の西市長は10日、報道陣の取材に「要望書を渡した際、(会社側は)『地元の反対を押し切って進める考えはない』と話していた。(中止を)決断していただいたことは、非常にありがたく思う」と述べた。

 また、国が定める環境影響評価の手続きでは、事業者側が申請すれば計画を一方的に進められる仕組みになっていることに触れ、「計画段階から、自治体や地元関係者と事業者が話し合う仕組みが必要ではないか」と指摘した。

 宮下知事はコメントを出し、6月の知事選で事業の白紙撤回を公約の一つに掲げていたことから、「早期に実現し、県民との約束が果たせてよかった」とした。そのうえで、「青森の価値ある自然を後世につなぎながら、再生可能エネルギーの推進に取り組んでいく」とした。


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