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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

4636とはずがたり:2022/05/24(火) 20:41:46

メガソーラー県内最大拠点に
阿賀野、新たに4カ所稼働
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/15522
2021/12/3 17:00
(最終更新: 2022/1/28 20:59)

 新潟県阿賀野市笹神地区の山間地に建設が進められていた大規模太陽光発電所(メガソーラー)4カ所が、3日までに相次いで運転を開始した。全体の発電規模は、市内ですでに稼働している県の新潟東部太陽光発電所と合わせ約130メガワットになり、県内最大拠点になった。

 4カ所の発電所はいずれも、再生可能エネルギーの普及・拡大や売電による安定的な収入確保などを目的に県外企業が運営。2017〜19年に着工し、工事を進めていた。再生可能エネルギー固定価格買い取り制度(FIT)を利用して東北電力に全量売電する。

 笹岡の「阿賀野ソーラーパーク」は、10月に運転を開始した。機械商社の「東京産業」(東京)が旧新潟ロシア村そばのゴルフ場跡地約40万平方メートルを借り受けた。太陽光パネル約6万6700枚を設置した。同社は全国7カ所に太陽光発電所を設置しており、その中でも最大発電容量になった。

 最大出力は23メガワット。年間発電量は、一般家庭約5900世帯分の年間消費電力量に相当する2万4千メガワット時を見込む。事業期間は19年間。

 11月上旬、同所で蒲原稔社長や田中清善・阿賀野市長ら関係者約30人が出席して竣工(しゅんこう)式が行われた。蒲原社長は「再生可能エネルギーによる社会貢献の一環としてプロジェクトを進めてきた。本発電所が日本の再生可能エネルギーの一翼を担えれば」と述べた。

 大室には三菱総合研究所(東京)などが共同で出資する「阿賀野メガソーラー合同会社」が「大室メガソーラー」と「大日メガソーラー」の二つの発電所を建設、11月30日に運転開始した。最大出力は2カ所合計で約46・2メガワット。年間予想発電量は約1万500世帯分の約4800万キロワット時と見込む。事業期間は非公表。

 同市山寺に建設中の「阿賀野市山寺太陽光発電所」は、12月1日に運転を始めた。現在は「リニューアブル・ジャパン」(東京)が開発・運営する。最大出力は約45メガワットで、初年度の年間発電量は、1万5700世帯分に相当する4700万キロワット時を見込む。発電事業は共同出資の「合同会社RJエネルギー新潟阿賀野」が担う。事業期間は未定としている。

 田中清善市長は「太陽光発電所は温暖化防止の観点からも大きな威力を発揮する。再生エネルギー普及に向けて、より多くの発電事業所が阿賀野に目を向けてくれれば」と期待を述べた。

◆新潟県の適地情報で注目か
 新潟県によると、今年8月現在、発電出力2千キロワットを越える大規模な太陽光発電所は県内に10カ所あり、うち5カ所が阿賀野市に集中している。県内では3月現在、固定価格買い取り制度(FIT)による太陽光発電設備の導入状況は約351・6メガワットで、全国42位と進んでいない。一方で発電事業者による太陽光発電実績(2020年度)は、約14万メガワットで29位となっている。

 県産業労働部新エネルギー資源開発室の覚張昌一室長は、県内の太陽光発電の導入状況を「メガソーラーなど比較的大規模なものが多いと思われ、発電実績を押し上げているのでは」と語る。

 今回稼働した阿賀野市のメガソーラーは、いずれも2014年にFIT制度の事業計画認定を受けている。同制度は再生可能エネルギー普及のため、電力を電力会社が一定期間、固定価格で買い取るもの。10キロワット以上の事業用対抗発電の買い取り価格は、12年の制度スタート時には1キロワット当たり一律40円だったが、16年には24円、17年からは規模により入札制も取り入れられ、下落が続いている。

 阿賀野市で集中してメガソーラーが設置されたことについて、覚張室長は「FIT制度スタート後、買い取り価格が高いうちに早く契約を取ろうと全国的にどっと太陽光発電事業が増えた。その中で県が公開していた阿賀野の適地の情報を参考に、周辺に集中したのでは」としている。


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