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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

4599とはずがたり:2022/01/29(土) 22:33:06

殆ど旧来型エネルギーだけど。。

https://www.meti.go.jp/press/2021/09/20210914003/20210914003-b.pdf

また、これまでは製造時に CO2 の処理が行われていない「グレーアンモニア」が利用されてい
たが、今後は製造段階 CCUS 等を通じて CO2 の処理を行った「ブルーアンモニア」や、再
生可能エネルギー由来の「グリーンアンモニア」の利用が見込まれる。特に、再生可能エネル
ギーのコストが低減した段階では、再生可能エネルギーを用いて水素を経由せずに直接ア
ンモニアの合成を行うことのできるアンモニア電解合成技術(TRL:3 相当)が、今後重要
な技術となる。
○ これらは海外でも研究は行われてきたものの、現段階では具体的な成果は挙がっていない
ため、今後の燃料アンモニア市場の拡大を見据え、先行して技術開発を進めていくことが
重要。


? アンモニアの利用の拡大(需要面)
○ アンモニアの大規模需要としては、火力発電、特に石炭火力でのアンモニア混焼・専焼や、
船舶用の燃料等でのアンモニア利用が挙げられる(アンモニアの燃焼速度は石炭に近く、
石炭火力発電との相性が良い。他方で、水素はガス火力発電と相性が良い。)。
○ 発電用途を中心とした利用拡大により、2030 年時点では年間 300 万トン、2050 年時
点では年間約 3000 万トン程度の国内での燃料アンモニア需要が想定される(年間
3000 万トンの場合、専焼で 10〜20 基、高混焼で 20〜40 基程度の導入に相当)。
○ アンモニアは劇物であることから、一般家庭よりも工業用を中心とした利用が想定することで
高いレベルで安全管理されることが望ましい。
○ 火力発電については、石炭火力において既に燃料アンモニアを 20%混焼させた際の NOx
排出を抑制する技術は確立しており、本年度から、燃料アンモニアの石炭火力への 20%
混焼に向けた 100 万 kW 級実機での実証試験が始まり(TRL:6 相当)(詳細は既
存事業の項目参照)、2020 年代後半にも同混焼の実用化が見込まれている。また、
2000kW 級のガスタービンにおいて 70%のアンモニア混焼が成功している。他方、カーボ
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ンニュートラルに向けた重要な技術となる火力発電における混焼率の拡大や専焼技術につ
いては開発段階(TRL:4 相当)に留まっており、高混焼技術や専焼技術の実現には、
NOx の抑制、発電に必要な熱量を確保するための収熱、燃料の安定性という課題を解
決する必要がある。


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