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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

4300とはずがたり:2020/07/14(火) 17:04:54
>>4299
 ◇先進的取り組み

 試行的な取り組みについて、東京大学生産技術研究所の岩船由美子特任教授は「現在議論中のコネクト&マネージの先を行く素晴らしい取り組み。こうした先進的な取り組みを早急に実装し、他社も続いてほしい」と語る。一方、ノンファーム型電源接続は、接続済みの既存電源が無償で長期間容量を確保し続けることに「既得権益が守られている」という批判もある。これに対して、岩船特任教授は「既設と新設間の公平性、新規電源の順番によって差をつけるなど、多少不公平でも運用をなるべく簡単にできるように、皆に同じ制御ができるよう制度を設計すべき」と指摘する。

 「抑制量を最小にしながら既存系統をうまく使えば、全体として経済性は上がる」(岡本副社長)。今後、東電PGは国内へのノンファーム型電源接続の導入に向けて、国、広域機関とともに検討を進めると同時に、発電設備の出力制御に関するシステム開発なども進めていく考えだ。

【メモ】日本版コネクト&マネージ
 送電線を有効活用して再生可能エネの導入拡大を図るため、「日本版コネクト&マネージ」が進められている。日本版コネクト&マネージには(1)想定潮流の合理化(2)N―1電源制御(エヌ・マイナス・イチ電制)(3)ノンファーム型電源接続――の3つがある。
 (1)は全ての電源がフル稼働した前提ではなく、実際の利用に近い想定で空き容量を算定する方法。2018年度から本格適用が始まっている。
 (2)は緊急時用に空けておいた容量の一部を、もし事故が起こったときには瞬時に遮断する条件で、平常時に活用する方法。18年10月から先行適用されている。
 (3)は他の電源が稼働している間など、送電線の混雑時には制御する条件で、新規の接続を可能とする方法。今回の東電PGの試行的な取り組みが最初となる。

電気新聞2019年6月26日


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