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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ
4100
:
荷主研究者
:2020/03/29(日) 13:37:16
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20200308-466475.php
2020年03月08日 08時50分 福島民友新聞
世界最大の製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド」開所
福島水素エネルギー研究フィールドの開所式でテープカットする参加者
浪江町の棚塩産業団地に7日、世界最大規模の水素製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド」が開所した。製造した水素の一部は東京五輪の聖火台や聖火リレー用トーチの燃料などに使われる。町は二酸化炭素(CO2)排出量の2050年までの「実質ゼロ」達成を宣言しており、水素を利用したまちづくりの実現を目指す。
同拠点は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、東芝エネルギーシステムズ、東北電力、岩谷産業などが総事業費約200億円で整備した。約6万8000枚のソーラーパネルが並ぶ太陽光発電設備を使い、世界最大級の水電解装置(最大10メガワット)で水素を製造する。
水素で走る燃料電池車(FCV)約560台を満タンにする量を1日で作ることができ、7月に実証を始め、本格的な製造・供給に入る。
水素は、国と県が掲げる「福島新エネ社会構想」に基づき、県内や東京都内などで幅広く使われる見通しで、専用トレーラーなどで運ばれるという。
開所式でNEDOの石塚博昭理事長は「技術開発や情報発信などの取り組みを通じて、水素社会の実現に向けてまい進していく」と語った。
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