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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ
4035
:
とはずがたり
:2019/10/27(日) 01:21:02
<容量クレジット>
パートII 太陽光・風力発電の限度 2017.2.16 小野章昌
http://www.engy-sqr.com/lecture2/174part2ono.html
電力系統に対する貢献度として「容量クレジット(発電容量kWによる貢献度)」があるが、太陽光・風力は概して低い数値(貢献度)しか持てず、また太陽光・風力が増えるほどその価値(貢献度)は低下していく。
変動性:太陽光・風力の発電量は大幅に、かつ急速に変動する。したがって急速に運転開始できる(あるいは出力を増やすことができる)別の安定電源を必要とする。
余剰性:太陽光・風力の発電量が大きい時に需要が少ない場合は余剰発電が発生する。とりわけ太陽光・風力の占める割合が電力系統内で大きくなるとその問題が生じる。一方太陽光・風力の発電量(kWh)を増やし、発電割合を大きくするためには、自身の稼働率が低いことを考えると沢山の設備を作る必要がある。設備量100万kWの原子力発電から得られる発電量(kWh)と同じ発電量を得るためには、風力の場合は2〜4倍、太陽光の場合は4〜8倍の設備量が必要となる。
第 3 章
風力発電大量導入時の電力系統の運用
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jwea/36/3/36_417/_pdf
3.5 安定な電力供給に対する 風力発電の貢献
電力系統を設計する際の重要な問題は、風力発電の設備容量のうちのどれだけが、統計的にピーク負荷時に保証された容量として貢献できるかである。風力発電の設備容量のうちの安定な容量は容量クレジットと呼ばれる。風の変動性のために、風力発電の容量クレジットは他の発電技術より低い。にもかかわらず、風力発電の設備容量のうちのある一定程度は安定であり、電力系統のアデカシーに貢献する。
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