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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ
3970
:
荷主研究者
:2019/09/15(日) 23:05:49
https://www.sakigake.jp/news/article/20190820AK0009/
2019年8月20日 秋田魁新報
宮城の事業所、小型風力発電に参入 本県沿岸部に風車設置へ
センコン物流が本県に導入する予定の小型風車
センコン物流(宮城県)は秋田県で小型風力発電事業に乗り出す。来年度までに由利本荘、にかほ、男鹿の3市の沿岸部に出力19キロワットの風車を計14基設置する。このうち4基は本年度中に稼働させる計画。同社は物流、倉庫、車販売事業に次いで再生可能エネルギー事業を収益の柱に据える考えだ。
計画によると、風車は3市の民有地に建設。導入するのは中国製の小型風車で、羽根の長さは約8メートル、最高到達点の高さは地上から約25メートル。総事業費は約4億円を見込む。風況調査などを行い、約1年前に事業化を決めた。
14基の年間発電量は一般家庭約180世帯分の消費電力に相当。固定価格買い取り制度(FIT)を利用し、1キロワット時当たり55円で全量を東北電力に売電する。年間売り上げ目標は5千万円。発電期間は20年を見込んでいる。
本年度稼働予定の4基は近く建設工事に着手する。発電事業が順調に進めば風車を増設し、風車を投資家らに販売することも検討するという。
センコン物流は2013年から宮城、福島、茨城の3県の計8カ所で太陽光発電事業を展開。本県で小型風力発電を始めることについて「太陽光発電は季節や天候ごとに異なる日照時間によって発電量が左右されやすい。風況が良い秋田県で風力発電に挑戦し、再生可能エネルギー分野で年間を通じ安定した収益を得たい」としている。
同社は1959年10月設立。宮城県名取市と仙台市に本社があり、秋田市にも営業所を構える。食品分野でロシア、中国、ベトナムに進出している。2019年3月期の連結売上高は164億円。従業員384人(3月末現在)。
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