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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

388とはずがたり:2011/12/05(月) 16:56:16

損失膨らむ太陽光ビジネス、今後の行方は
朝鮮日報
http://news.livedoor.com/article/detail/6089041/
2011年12月05日07時57分

 SKCの子会社SKCソルミックスは今年5月、太陽電池用シリコンウエハー(太陽電池の中間材)平沢工場の竣工式を行い、再来年までに生産規模を今年の4倍に相当する500メガワットにまで拡大すると発表した。ところがそれから5カ月後に発表された今年7?9月期の業績は売上高231億ウォン(約16億円)、41億ウォン(約2億8300万円)の営業赤字。半導体の部品となる素材が主力のこの企業では、太陽光関連の売り上げは全体の3分の1程度だが、企業の損失もほぼ全てがこの部門から出ている。

 太陽光分野は各グループとも新成長動力として力を入れ、わずか1年前までは先を争って新規に参入していたが、今では厄介者に転落してしまった。原因は財政危機に苦しむ欧州で太陽光の需要が一気に減少し、また中国が過剰な供給を続けているからだ。ポリシリコンからインゴット、ウエハー、太陽光モジュールに至る太陽光中間財や完成品の価格は、今年初めごろに比べおよそ半額にまで落ち込んだ。

■赤字が積み上がる太陽光関連事業

 太陽光事業関連の損失が最も膨らんでいるのはハンファだ。ハンファは昨年8月に中国のソーラーワンパワーを4300億ウォン(現在のレートで約300億円、以下同じ)で買収し、太陽光事業に本格的に参入した。今年4?6月期に88億ウォン(約6億1000万円)の営業損失を記録したハンファ・ソーラーワンパワーは、7?9月期には営業赤字が577億ウォン(約40億円)まで膨らむなど、赤字の規模は拡大を続けている。ハンファグループの太陽光事業は金升淵(キム・スンヨン)会長が直接管理している。

 熊津や現代重工業なども太陽光関連事業は頭痛の種だ。インゴットやウエハーを製造する熊津エナジーは、7?9月期の業績が59億ウォン(約4億1000万円)の赤字となった。熊津グループは太陽光を浄水器(熊津コーウェイ)や出版(熊津シンクビック)などと並ぶグループの新成長動力としている。

 現代重工業で太陽光モジュール事業を担当するグリーンエネルギー事業部も苦戦している。この事業部が同社の売り上げ全体に占める比率は1%にも満たないが、赤字の額は非常に大きい。1?9月の売上高は2942億ウォン(約203億円)だったが、営業損失は722億ウォン(約50億円)に達した。

■投資の先送りも相次ぐ

 サムスンやLGなどの大手メーカーも韓国国内で太陽光産業に参入しているが、現時点で本格的な投資は行っていない。当初サムスンSDIは2015年までに太陽光事業に2兆ウォン(約1400億円)を投資する方向で検討を進めていたが、具体的な計画はまだ取りまとめられていない。KCCやLG化学などもポリシリコン工場の新規建設あるいは拡張計画を先送りした。市場の状況が良くないからだ。

 サムスンSDIは今年7月にサムスン電子から太陽光事業部門を引き継いでいるが、同部門だけで今年は毎月100億ウォン(約6億9000万円)前後の赤字を出し続けているという。主力事業である携帯電話端末やパソコン用リチウムイオンバッテリー事業で得た収益は、太陽光事業でほぼ失っていることになる。ある業界関係者は「各社とも1年先に生き残れるか懸念している」「ポリシリコンで世界トップのOCIを除けば、新規の投資は全てストップした」と述べた。


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