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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

37とはずがたり:2009/03/19(木) 09:46:46
「バイオエタノール」相次ぎ参入 6社が研究組合設立
2009.2.9 20:42
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090209/biz0902092045009-n1.htm

 新日本石油やトヨタ自動車、三菱重工業など6社は9日、バイオエタノールの一貫製造技術を研究する組合を月内に設立すると発表した。バイオエタノールはガソリンの代替燃料のほか、環境対策につながるとして注目されている。今後はバイオエタノールを配合した「バイオガソリン」の普及によって市場拡大が見込まれており、開発・販売競争が激化しそうだ。

 今回設立する研究組合では、セルロース系のバイオエタノールの一貫製造を目指して研究開発を進める。組合の理事長に就任する新日石の松村幾敏副社長は同日の会見で「製造工程の技術を結集して最適化をはかる」と強調した。向こう5年間で数十億円を投じ、平成27年には年間20万キロリットル製造できる技術の確立を目指す。

 バイオエタノールを混ぜたバイオガソリンなどのバイオ燃料は、石油資源の使用抑制につながるため、地球温暖化対策の有効な手段の1つとされている。日本も京都議定書の目標達成計画で、22年度までに輸送用燃料として原油換算で年間50万キロリットルのバイオ燃料の導入を目指しており、19年からバイオガソリンの試験販売も行われている。

 急拡大が見込まれるバイオエタノール市場をめぐっては、すでに多くの企業が参入している。三菱商事とキリンビールが北海道で進めている国内最大の輸送燃料用バイオエタノール製造事業に参加しているほか、全国農業協同組合連合会や地方自治体もバイオエタノールの製造に乗り出しており、地域活性化や農業振興などの期待もかかる。

 ただ、従来のバイオエタノールの原料には、トウモロコシやサトウキビが使われていたため、世界的な食糧高騰や生態系破壊の一因との指摘もあり、木質系や藻類など食料と競合しないバイオエタノールの製造技術の確立が急務となっている。このため、新日石などが設立する研究組合では国内外の耕作不適地を利用し、食料と競合せず効率的に収穫できる作物でのバイオエタノール製造を目指す計画だ。

 今後の普及に向けて製造コストが大きな課題となる。国の補助金なしでバイオエタノールを製造した場合、1リットル当たり150〜200円のコストがかかるという。研究組合でも「原油との競合上、1リットル当たり40円程度にまで製造コストを下げる必要がある」(松村副社長)としており、原料だけでなく、製造工程でもコストダウンに取り組む。


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