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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

369とはずがたり:2011/11/06(日) 22:32:07

エコジョーズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%BA

エコジョーズ(ecoジョーズ)とは、炭化水素系燃料の燃焼によって生じた水蒸気が凝縮する際の潜熱を用い、さらに顕熱効率を増加した高効率凝縮熱給湯器で都市ガスやLPガスを燃料としたもの。コンデンシングボイラー(condensing boiler)ともいう。

概要

従来のガス給湯器の熱効率がおよそ80%であったのに対し、約15%高い95%の熱効率を実現させた新型のガス給湯器。

ガス給湯器では、水が通る熱交換器を燃焼によって生じた高温ガスに当てることで、ガスから熱を回収し温水を得る。このとき、従来型給湯器では熱交換後の排気ガスは200℃程度であり、燃料エネルギーのおよそ80%しか回収できていなかった。潜熱回収型ガス給湯器では、従来排出していた(一次)熱交換後のガスを二次熱交換器に当て、給水を予熱する。二次熱交換器で排気温度を水の沸点以下の60℃程度まで下げることで、排気ガス中に含まれる水蒸気を液体の水とし、潜熱(凝縮熱)を回収できる。これによって、全体として95%程度の熱効率を実現し、液体の水となった水蒸気はドレン水として排水するため、その分だけ排気量の体積及び質量が減少する。2000年6月に高木産業(当時。現・パーパス株式会社)が発売を開始した。

この潜熱回収の仕組みによって、従来のガス給湯器に対し給湯器全体の熱効率を高めたものを高効率給湯器といい、その中で都市ガスやLPガスを燃料としたものが「エコジョーズ」という愛称で呼ばれる。エコジョーズの熱効率は95%くらいである。ちなみに、石油を燃料として同様の仕組みを持った機器は、エコフィールの愛称で呼ばれる。

理論上、ガスは燃焼後、大部分が二酸化炭素と水になるが、この排気と冷水を熱交換させることで排気の潜熱が奪われ、結果として凝縮水を生じる。この凝縮水は排気中の窒素酸化物を含む他の燃焼生成物と結合し、亜硝酸を主成分とする酸性のドレンとなるため、高効率給湯器の設置に際しては、燃料の種類に拘らず、中和装置とドレン用の排水配管の施工が必須となる。中和剤は炭酸カルシウム系天然石を主成分として、一般家庭用途では約15年程度の寿命の機種が多い。

このため、集合住宅等では、ドレンの排水配管の敷設ができないために、エコジョーズを設置することができなかった。しかしながら、一部の風呂給湯器のエコジョーズでは、浴槽の排水後に中和したドレン水を追い焚き配管に流すことで排出させる機能を持たせることで、ドレンの排水が困難な設置箇所へも設置できるものが開発されている。

給湯器が高効率となることで燃料消費量が少なくなるため、二酸化炭素の排出量が減り、燃料費も減るというメリットがある。

利点と欠点

メリット
毎年、国(一般社団法人 都市ガス振興センター)や地方自治体の導入補助が下りる時期があり、申請により補助を受けられるため、導入の際には確認する必要がある。
効率が高まる分、必要とするガス使用量が減り、二酸化炭素排出削減と光熱費削減となる。
デメリット
二次熱交換器から出るドレン水の排水処理が必要。
排気温度が従来型より低い(60℃程度)ため排気中の残留水蒸気が結露し易く、排気吹き出し方向に金属製の障害物がある場合は結露により腐食の恐れがある。(開放空間に向けて排気するよう設置する)
湯沸かし時の運転音が従来型より若干高い(約47db - 52db)。


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