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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

347荷主研究者:2011/10/10(月) 22:57:26

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110919/CK2011091902000111.html
2011年9月19日 中日新聞
新エネルギー風力発電 低コストの有望株 課題は騒音、地元合意…

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/epower/PK2011091902100051_size0.jpg

遠州灘の海岸線沿いに並ぶ風力発電施設=御前崎市で

 遠州灘海岸に沿って国道150号を西から御前崎市に入ると、右手の海側に巨大な風車の列が見えてくる。高さ約80メートルのタワーに長さ約40メートルの翼を3枚ずつ備えた11基の風車群。2010年から稼働する中部電力の風力発電施設だ。

 1基当たりの出力は2000キロワット。合計すると年間の推定発電量は約6200万キロワット時で、一般家庭約1万7200世帯の使用電力量に相当する。浜岡原発は停止したままだが、自然の力を受けて風車は回り日々、電力を供給し続けている。

 風力発電は発電コストが低く、事業採算性が高いことから、新エネルギーの代表格とされる。海外では中国や米国、ヨーロッパなどで普及が進み、10年に世界の電力需要量の2・3%、20年には4・5〜11・5%に達すると見込まれる。

 デンマークでは国全体の電力の2割を占めるまでに成長した。日本国内では1990年代後半から導入され、09年で1683基が稼働しているが、それでも世界全体の1%にすぎない。

 風資源に恵まれた静岡県は、伊豆半島から御前崎、遠州灘沿いを「風トピア街道」と名付け、風力発電の導入を促進。08年以降急速に増加し、県が把握しているだけで現在、68基が稼働し、最大出力は11万5130キロワットに上る。

 一方、天候による出力の不安定さをはじめ、騒音や低周波音による人体や自然環境への悪影響も指摘される。とりわけ日本では、夏から秋の台風、農地法などによる建設地の規制、地元の合意形成といった課題も多い。

 新エネルギー全体で20年までに09年度実績の2倍に当たる10%以上の導入率を目指す静岡県も、具体的な数値を掲げる太陽光などに対し、風力は「民間事業者の導入計画をもとに目標を設定する」とあいまいな表現にとどめている。

 そんな中、遠州灘海岸のほぼ中央に位置する掛川市が、風力発電施設の誘致に積極的に乗り出した。市独自のガイドラインを設け、事業者に対し市民生活への配慮や自然環境の保全などを徹底するよう指導している。

 9月には大東地区で2000キロワット級の7基が稼働し、さらに大須賀地区でも10基を計画中という。市の担当者は「今後もクリーンな新事業として前向きに誘致したいが、地元同意を大前提に進めることが重要だ」と話している。 (夏目貴史)


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