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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

338荷主研究者:2011/09/25(日) 16:14:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110906t15012.htm
2011年09月06日火曜日 河北新報
石油作る藻 仙台市内に実証施設 設置へ市も協力

奥山市長(右)にオーランチオキトリウムの研究内容を説明する渡辺教授(中央)

 石油系の炭化水素を作る藻類「オーランチオキトリウム」を発見した筑波大大学院生命環境科学研究科の渡辺信教授が5日、仙台市役所に奥山恵美子市長を訪ね、下水道処理施設「南蒲生浄化センター」(宮城野区)を活用した藻類バイオマスによる石油生産の実証プラントを、市内に設置したい意向を明らかにした。奥山市長も協力する考えを示した。

 利用する藻類は、有機物を吸収して炭化水素を生成するオーランチオキトリウムと、光合成で生成する「ボトリオコッカス」の2種類。オーランチオキトリウムの生産能力は、ボトリオコッカスの10倍以上という。

 実証プラントの年間生産量は10〜100トンと想定。浄化センターに集まる下水を使い、藻類を培養するタンクやプールなどを設ける。石油を抽出、精製する技術開発は、東北大大学院工学研究科の青木秀之教授(化学工学)らが担う。

 実現すれば、再生可能エネルギー生産と下水処理を両立させ、環境に配慮した循環システムが構築できる。

 奥山市長は「津波の被害を受け、マイナスの側面が目立つ下水処理施設を、プラスに転換する意欲的なプロジェクトだ」と述べた。

 会談後、渡辺教授は「今後数カ月で実証プラントを設計し、3〜4年かけて研究開発に取り組む」と説明。宮城県丸森町出身で東北大理学部を卒業した縁もあり、「古里の復興への思いも強いが、蒲生は実験の場としても最適な環境だ」と話した。


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