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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

331とはずがたり:2011/09/14(水) 09:24:39

家で発電、高まる魅力 震災後に太陽光需要増 長野
http://www.asahi.com/eco/TKY201108250492.html
2011年8月26日0時41分

 「災害はいつ起きてもおかしくない。いざという時、家で発電できた方がいい、と考え直しました」

 長野市に家の新築を計画している教員の男性(35)は震災を機に、太陽光発電装置をつけようと決めた。2階建ての住宅の屋根は、発電パネルをたくさん並べられるデザインにした。

 東日本大震災の翌日、栄村でも震度6強の地震が発生。村に近い実家を心配して駆けつけ、停電で暖房器具も使えない不自由さを味わった。「お金がかかるし、必要と思っていなかった」太陽光発電が、急に現実味を帯びた。

 妻(35)は以前から、建てるならオール電化住宅で、太陽光も使いたいと考えていた。いまは冬場、家族5人でガスと電気の料金が月3万円近くかかる。太陽光で作った電気を電力会社に売り、電気代をまかなえる点が魅力だった。

 そして、震災後は原子力発電のゆくえも考える。

 「ほかの発電手段が必要になるとしたら、家庭で太陽光を使うことが少しでも役に立てば、と思います」

    ◇

 太陽光発電普及拡大センター(千葉市)の統計では、住宅用の太陽光発電について国の補助金交付が決まった件数は昨年度、県内で5880件。前年度の約倍と急速に普及している。

 夫妻が住まいを依頼した長野中央ホーム(本社・松本市)によると、震災以降はさらに加速した。4〜6月に受注した住宅への装着率は42.5%という。

 「以前は地球環境のため、という方が主でしたが、いまはトータルで節電・節約になるからと選ばれています」と塚田雅彦・同社常務取締役。設備は平均で200万円弱。発電した電力は、今年度に申し込めば1キロワット時あたり42円で電力会社に売れる。ほとんどの人がオール電化とセットで導入するという。

 ガスとの組み合わせで太陽光発電システムを販売する東洋計器(本社・松本市)でも、震災後、問い合わせの件数が倍増した。商品の展示会を訪れる消費者も多く、災害で停電した際の「非常用電源」としての使い方や、どんな電気製品が使えるかが関心を集めているそうだ。

    ◇

 長野市の建築家、池森梢さん(41)は従来、調理、給湯、暖房とも電気を使うオール電化システムの一種を住宅に採用してきた。

 最初の設置費用は高いが維持管理は楽で、コストが低い。割安な深夜電力で湯を沸かしパネルヒーターの暖房にも使うため、夜間、余っている電力を無駄なく使うことになり、総合的に優れているとの判断だ。

 だが震災と原発事故が起き、はたと考えたという。

 「原発があるから、夜中の余剰電力もあるのではないか」。いま電力会社が深夜電力に適用している大幅な割引が、いつまで続くのかも気にかかる。

 震災のころに設計途中だった住宅は、太陽光発電を併用するように変更した。その後も、停電時への備えを望む施主から希望されて採り入れている。

 発電でなく、太陽の熱で湯を沸かす太陽熱温水器の性能は――。池森さんはいま、自宅の屋根に付けて試している。(佐藤美千代)


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