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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

3101とはずがたり:2017/12/27(水) 21:48:27

■発電システムの施工費は約200万円

4月に着工し、8月にソーラーシステムを設置。240W のパネル8枚に全国平均の有効日照時間3.3時間をかけると一日の発電量は6.3kWh(理論値)となる。この電気を、フォークリフト用バッテリーを24個直列させたもの(48V・27kWhの容量)にためておくのだ。

まったく節電を意識しない、一般的な4人家族で使う電気は一日に10kWhといわれる。佐藤さんの家の蓄電量は27kWh。ふたり暮らしとはいえ、やや心もとない気もするが、常に節電を意識するだけで一日の使用量を2、3kWhくらいまで落とせるという。

しかも、決して極端な節電生活をしているわけではない。暖房こそガス給湯式の床暖房で賄(まかな)っているものの、そのほかの家電は一般家庭にあるものとほぼ同じ。415lの冷蔵庫、洗濯機、エアコン、パソコン、プリンター、照明器具など。ご飯はいつも土鍋で炊くが、たまに炊飯器を使うこともある。

「発電量は晴れた日は4〜4.5kWh、雨だと1kWhくらい。平均2.7kWhの発電量なので、ほぼ一日に使う電気を賄いつつバッテリー残量は70%をキープしています。最初はドライヤーを使うときもハラハラしていましたが、1ヵ月近く暮らしてずいぶん安心感が出てきました」

自エネ組のソーラーシステムにかかった費用は施工費を含めて約200万円。電力会社に頼らず、関わらない暮らしを選択したことで気持ちがすごくすっきりしたという。

「独立型電源にしたことをブログに書いたら、たくさんの方から激励のメールをいただきました。なかでも『電気を使うことに罪悪感のない暮らしっていいですね』という声が多かったのが印象的でした」

晴れれば電気がたくさん余るので掃除機、炊飯器、電動芝刈り機、電動ノコギリなどを使い、逆に雨の日は節電してゆっくりと読書を楽しんでいるという。電力自給の暮らしを始めると、天気に合わせた暮らしになるのが面白い。

■ひとり暮らしなら冷蔵庫は必要なし!

一方、神奈川県横浜市でひとり暮らし中の大井和明さんは、ワンルームの賃貸アパートながら使う家電を厳選し、小さな格安発電システムだけで電力自給生活を送っている。

「電気代を減らしたいと考えていたところで、震災による原発事故が起こりました。事故を起こした責任も取らず、被災者への対応もひどい。そこで楽しく節電しながら東電への支払いをできるだけ減らす抗議方法を考えたんです」(大井さん)

大井さんは、まず自分が使っている家電がどのくらいの消費電力なのか、それを何時間使っているのかを書き出した。そのなかで同時に使わなくていいもの、同時に使わなければいけないものを分類し最低のワット数を把握。その結果から契約アンペア(以下、A)を見直すことにした。

2011年3月の震災当時は30Aの契約だったが、7月に15Aに落としてから電気代と使用量は徐々に減り始め、翌12年7月に10Aに変更。その翌月は使用量8kWhで電気代は425円になった。翌13年5月にはついに10Aから最低契約の5A(基本料金なし)に落とし、冷蔵庫は夜だけ電源を切るようになった。

実は、東電のWebサイトを見ると、最低契約は10Aからになっている。実際、アンペア変更の電話を東電にしても5Aはないといわれるそうだ。

だが、大井さんはすでに5Aで生活している人の話を聞いていたので、電話口で何度か食い下がったところ、ようやく変更を受けつけてくれたという。


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