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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

3071とはずがたり:2017/09/22(金) 12:28:24
イーレックス推し〜♪

<バイオマス発電所>相次ぐ新設計画 輸入廃材利用が特徴
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20170921k0000m020165000c.html
09月20日 22:02毎日新聞

 電力会社や石油元売り大手などが木材を燃やして発電するバイオマス発電所の新設計画を相次いで打ち出している。いずれも大型の発電所で、国内の間伐材よりも海外から輸入した廃材などを利用するのが特徴だ。再生可能エネルギーの電力を一定価格で買い取る固定価格買い取り制度(FIT)で、一般の木質バイオマス発電の買い取り価格が9月末に引き下げられるため、駆け込みが起きているとみられる。

 石油元売り最大手JXTGホールディングス傘下のJXTGエネルギーが出資する子会社は8月1日、北海道室蘭市で発電出力7・5万キロワット級の発電所の建設を始めた。食用油を搾った後に残るパームヤシ殻を海外から輸入し、燃料に利用する計画だ。2020年春に運転を開始する予定で、稼働すれば国内最大級のバイオマス発電所になる。国内で間伐材を集めるよりも、パームヤシ殻を輸入したほうがコスト安という。

 中部電力は三重県四日市市に4・9万キロワット級のバイオマス発電所を建設する。木質ペレットやパームヤシ殻を使う。20年4月からの運転開始予定で、一般家庭約12万世帯分の年間消費量に相当する電力を発電する。愛知県内にも新設計画がある。

 新電力大手イーレックスも投資を増やしている。現在2カ所のバイオマス発電所(総発電出力7万キロワット)を19年秋までにさらに2カ所(15万キロワット)新設し、総発電出力を合計22万キロワットまで増強する予定だ。いずれもパームヤシ殻などを利用する。さらに2カ所の発電所も計画している。

 固定価格買い取り制度に基づくバイオマス発電の買い取り価格は、出力2万キロワット以上の大型の場合、現在の1キロワット時当たり24円から21円に引き下げられる。バイオマス発電は発電設備が国の認定を受けた時点で買い取り価格が決まるため、9月末までに発電計画を打ち出す動きが広がったようだ。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の荻野零児シニアアナリストは「国内で間伐材を集めるより、海外から輸入する方が木質バイオマスを調達しやすいので計画が増えている」と分析する。一方、筑波大の熊崎実名誉教授は「パームヤシ殻自体は廃棄物だが、パームヤシの農園を作るためには森林を切り開くなど環境破壊にもつながる。輸入材に頼ったバイオマス発電が増えるのはFIT制度の欠陥ではないか」と、問題点を指摘している。【片平知宏】

 ◇バイオマス発電

 動植物から生み出された有機性資源のうち、化石燃料を除いたエネルギー源(バイオマス)を活用して発電すること。廃材や間伐材など木材をそのまま燃料にする方法や、サトウキビやトウモロコシなどから精製したバイオエタノールを燃やす方法、生ゴミや排せつ物から発生したガスを燃料にする方法などがある。このうち、植物を燃料源にするバイオマス発電は、燃焼時には二酸化炭素(CO2)を発生するが、植物が成長する過程でCO2を吸収しているため、CO2が増減しないエネルギーと位置づけられている。水力や太陽光発電と比べると、天候に左右されず安定的に発電できるメリットがあり、政府も地球温暖化対策の一つとして利用拡大を推進している。

 ◇主な木質バイオマス発電所の計画

事業主体   発電規模(万キロワット)完成   場所
JXTGHD 7.5         20年  北海道
中部電力    4.9         20年 三重県
  同     5           19年 愛知県
関西電力   20          22年度 兵庫県
イーレックス 15           19年 福岡県など


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