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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

2908とはずがたり:2017/04/02(日) 11:17:15
英文でMaximum Power Point Trackingと云うwikiが見付かったが読む気に成れずに日本語で探してみるとこんな記事が。
やはり入力側の問題らしい。むう。

最大電力点スイッチング回路 (MPPS) 昇圧コンバーター        特許第5419252号
http://munehira.com/mppt/index.html

太陽電池からバッテリーの間にMPPSを組み込むと、太陽電池の出力電力が増大し、太陽電池を小さくすることが出来ます。
通常小型機器に搭載されている太陽電池は有る程度の曇りでも有る程度の充電が出来るように出力電圧を高く設定してあり、
また太陽電池の定格出力は太陽光が一番よく当たる状態の時に、一番電力が大きくなる電圧で作動させて初めて定格表示の電力が
出力されますが、出力電圧を高めに設定してあると電流は定格時とほぼ同じで電圧のみが下がった状態となって本来太陽電池の持っている能力の半分近くしか利用されていないのが現状です。この太陽電池とバッテリーの電圧を一番出力が大きくなるように仲介することで太陽電池の持つ本来の能力を引き出します。
(MPPSでは通常と反対に太陽電池の出力電圧をバッテリー電圧より低く設定する必要があります)

MPPT(最大電力点追尾装置)とは、太陽電池、風力発電、水力発電など不安定な発電電力を常に最大効率で電力を引き出す電子回路のことで、出力を測定しながら出力が最大になるようにマイコンでちょっと複雑な制御をして、発電機を常に最適電圧で運転出来るよう、様々な方式が考えられています。
 一般の屋根の上の太陽電池は制御ボックスの中にこの回路が入っていて、曇りでも太陽光のエネルギーを最大限取り出すように動作しています。
 その効果は曇りの時はMPPTのあるなしで2-3倍の違いがあり、雲の多い日本ではその効果は非常に大きいと言えます。
ただし、太陽電池の一部が陰になったりすると発電能力は一挙に下がり、MPPTの制御法によっては全く発出来なくなってしまうこともあります。

風力発電でも、風車の回転数がその時の風の最適回転数になるように制御して、風のエネルギーを最大限取り出す工夫がされています。
多くの微風でも発電可能とされる風力発電機は、MPPTの効用であろうと考えられます。
大型の風力発電機は羽根の角度を最適に保ち同様の効果を得ています。
また、燃料電池においても同様の出力特性があり最適な発電には特性を制御が必要となります。


これまで複雑制御でしか実現できなかったため、小型機器では単純に太陽電池の定格出力電圧を高めにして、効率を犠牲にして来ました。

MPPSは従来の複雑な制御をすることなく、MPPTと同じ効果で、しかも従来のMPPTがゆっくりした変化にしか対応できなかったものがリアルタイムで制御可能になりました。

この効果は、低コストで実現でき、小型機器に利用する太陽電池の面積を小さくし、移動中の激しい光の変化でも十分な能力を発揮します。しかも十分自身が作動する電力もごく僅かなので曇りで発電量がごく僅か(μAレベル)になっても作動し続けます。

5cm角の太陽電池から直接LEDに接続した物とMPPSを介して接続した物は、蛍光灯の元でもLEDの明るさが桁違いに違います。
段々遠ざけて直接接続でLEDが点灯しなくなっても、MPPSを介したLEDはまだまだ点灯します。
これら簡単な実験でも確実に太陽電池の出力が上がっていることが解ります。
 だから明るい室内なら携帯電話ぐらいは充電することも可能になります。
※コンピュータ制御のMPPTではコンピュータの自身の消費電力で僅かな電気では作動しません


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