したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

2897とはずがたり:2017/03/28(火) 18:13:56
系統が国際的に繋がった欧州で1国単位で論じても無意味だ。賛成派も反対派もね。此処では神話3と神話4は否定されてない。融通し合ってる欧州全体では必要になってるのかないのかを論じないと。

ノルウェーの揚水発電が機能してる様だ。日本の揚水発電もタダ同然で電気買って必要時に売電すると云う行為が経済的に機能すれば良い。

>日本国内では連系線を利用する場合、最短でもスポット市場において翌日分の容量を確保できるにすぎない。これでは風力の変動を吸収することは難しい。
>デンマークでは当日も市場メカニズムを利用して動的に連系線を運用している。その結果が、図6で複雑に揺れ動く利用量の変化となって現れている。
瞬時的な市場を整備しないとダメって事である。

スペインやポルトガルは連系線ではなく水力やガスタービンで調整だそうな。日本でどういう方策が有効かは実証実験の価値があるであろう。

2016年12月19日 13時00分 更新
神話を破壊、111%の電力生むデンマークの風力
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1612/19/news085.html

風力発電など、再生可能エネルギーに由来する発電所をこれ以上増やすことが難しいという議論がある。系統が不安定化したり、火力発電所の増設が必要になったりするという理由だ。このような主張は正しいのだろうか。風力だけで消費電力の100%以上をまかなったデンマークの事例を紹介する。
[畑陽一郎,スマートジャパン]

 デンマークが発電の記録を打ち立てた。2016年12月1日、国内の全消費電力を超える電力を風力発電から得た*1)。

 現地時間2時30分から18時30分までの発電比率の推移を図1(略)に示す。風力発電が消費電力に占める割合を縦軸にパーセント表示したもの。2時30分ごろから5時50分ごろまで100%を超えている。最大値は111%だ。

*1) デンマークEnerginet.dkは、国営の送電システムオペレータ。ガス網も管理する。電力・ガスに関するリアルタイム情報を1分ごとに「Power right now」というWebページ上で公開しており、今回はこのデータを分析した。

神話と事実は異なる

 今回のデンマークの記録から分かることが幾つかある。再生可能エネルギーや発電にまつわる幾つかの「神話」、その神話に誤りがあることだ。図1から分かる誤りは2つある。

神話1:風力発電の比率が高まると、系統が不安定になり制御できなくなる

神話2:変動する風力発電は、主要な電力源として役に立たない

 風力発電の比率が100%を超えたことはもちろん、1日を通じて70%以上の比率を維持しながら問題は生じなかった(とは註:70%以下に急落する場合こそどうなるかって所が重要なんだけど。そんな日は殆ど無いのか??)。12月1日に限った話ではない。その後も100%を超える日が続き、風力の比率が高い水準で推移している。

火力発電は不足しないのか

 風力発電などの再生可能エネルギーを用いた発電所は、出力が大きく変動する。変動を吸収するためには、これとほぼ同程度の出力の火力発電を用意しなければならないという主張がある。この主張は正しいのだろうか。

神話3:風力発電を増強すると、それに合わせて火力発電も増やさなければならない

 デンマーク国内には風力発電所の他に、大型のガス火力発電所と小型のガスコージェネレーション発電所、太陽光発電所が複数ある。それぞれのガス火力発電所の出力変化はどうだったのだろうか*2)。図2を見てほしい。

*2) デンマークでは太陽光発電の導入量は少なく、12月1日は終日雨がちだったため、ここでは触れていない。

http://tohazugatali.dousetsu.com/yh20161219Denmark_3types_590px.png
図2 風力発電と2種類のガス火力発電の出力変化 出典:デンマークEnerginet.dkの公開データに基づき本誌作成
 コージェネレーション発電所は電力と同時に熱を生み出して都市に熱を供給する。図2ではほとんど変化していない*3)。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板